クレジットカードのショッピング枠ってカードローン審査に影響するの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
ショッピング カードローン0

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠がありますが、キャッシング枠は借金なので、キャッシング額が多いと金融機関のローン審査に影響してくることは言うまでもありません。

しかし、「果たしてショッピング枠の方は影響があるのか…」と疑問に思う方も多いと思います。

特に、これからカードローンなど何らかのローンに申し込みを検討している方にとっては、事前に知っておきたい部分と言えるでしょう。

今回はクレジットカードのショッピング枠がカードローン審査に与える影響と、カードローン審査に通るためのポイントについてご紹介します。

1.ショッピング枠と総量規制

カードローンの審査には「総量規制」が大きく関わっています。総量規制とは「貸金業者からの借入額の合計を年収の3分の1までとする」という規制で、貸金業法という法律によって定められています。ちなみに貸金業者とは、主に消費者金融、クレジットカード会社、信販会社のことです。

たとえば、年収300万円の人が消費者金融のカードローンに申し込みをしたい場合、現状まったく借入がなければ年収の3分の1である100万円まで借りることができますが、すでにクレジットカードのキャッシングで50万円を借りている場合は、追加で借りられるのは最大50万円までとなり「50万円(キャッシング枠)+50万円(消費者金融)」で計100万円が最大の借入可能額となります。

総量規制は年収に応じて個人の借入額を制限するものですが、ポイントは総量規制の対象となるのはあくまでクレジットカードのキャッシング枠であり、ショッピング枠については対象外ということです。

つまり、カードのショッピング枠がカードローン審査に直接的に関わってくることはない、という結論になります。ちなみに、総量規制の対象となるのは貸金業者からの借入であり、銀行からの借入は対象外です。

2.ショッピング枠がカードローン審査に影響するケース

とはいえ、クレジットカードのショッピング枠の利用がカードローンの審査に影響を及ぼすケースもあります。

ケース1 支払いを延滞した場合

ショッピング枠かキャッシング枠かに関わらず、カードを利用した場合には当然その支払いをしなければなりません。この時、支払いを延滞してしまうと信用情報に延滞履歴が登録されます。

信用情報とは、簡単に言えばあなたのこれまでのクレジットカードやローンの利用状況を登録したもので、申込情報、返済情報、解約情報など金融商品の利用に関するあらゆる情報が登録されています。

銀行や貸金業者などの金融機関は、ローンやクレジットカードの申込を受け付ける際に必ずこの信用情報を照会しなければならないため、仮に延滞情報が登録されていた場合、返済能力がない人とみなされてカードローンの審査に落ちる原因となります。

ケース2 カードが強制解約になった

これも信用情報絡みの話になりますが、長期延滞や規約違反などが理由でクレジットカードが強制解約となった場合、信用情報に最長5年~10年間事故情報として登録されます。事故情報が登録されている間は金融機関の審査に通ることはまず無いと思って良いでしょう。

3.カードローン審査で見られるポイント

カードローンの審査ではどんな部分を見られるのでしょうか。カードローン審査で見られる基本的なポイントについてご紹介します。

ポイント1 属性

属性とは申込者を総合的に判断する項目で、スコアリングと呼ばれる方法で項目ごとに1つずつ点数が振られていきます。属性の審査項目には、たとえば次のようなものがあります。

  • 年収
  • 他社からの借入件数、借入金額
  • 職業
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 持家、借家
  • 居住年数
  • 健康保険の種類・・・など

審査ではこれらの項目を総合的に判断した上で融資の可否が決められますが、属性はどれか一つが良い悪いで判断されるものではなく、あくまで総合的な評価となり、項目ごとの評価基準も金融機関によって違う場合があります。

そのため、A社の審査に落ちた人がB社の審査には通ったというケースも決して珍しくありません。

ポイント2 在籍確認

在籍確認とは、金融機関の担当者が申込者の職場に電話をかけ、本当にその職場に在籍しているかを確認するために行われます。カードローン審査では基本的に在籍確認がありますが、消費者金融は電話ではなく収入証明書などの書類で確認をしてくれる会社もあります。

職場に電話がかかってくることに抵抗を感じる方は多いと思いますが、在籍確認の内容はいたってシンプルで、実際には次のようなやり取りになります。

金融機関側:「鈴木と申しますが、○○さんはいらっしゃいますか?」
職場側  :「ただいま、○○は席を外しております」
金融機関側:「わかりました、ありがとうございます」

いかがでしょうか。やり取りはたったこれだけです。今回は申込者以外が電話に出た場合を想定しましたが、仮に本人が電話に出た場合でも「はい、私です」という一言があればそれで確認OKとなります。

在籍確認の目的はそこで働いているかを確かめることなので、電話口で申込内容についてあれこれ聞かれることは基本的にありません。また、担当者は原則個人名を名乗るため、金融機関からの電話だと周りに知られることもないでしょう。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「在籍確認なしのカードローンってある? 周りにバレずにお金を借りる方法」

ポイント3 信用情報

信用情報は先ほどもご説明したとおりですが、審査落ちの原因で最も多いのが信用情報に問題があるケースと言われています。信用情報を登録管理している機関は現在国内に3つあり、銀行や消費者金融などの金融機関は必ずこのうちのどれか一つ以上に加盟しています。

一度信用情報に事故情報が登録されると基本的に5年~10年間その情報は消えませんので、何度も審査に落ちてしまう方は以下の信用情報機関に「情報開示請求」を行い、自分の信用情報を一度確認してみた方が良いかもしれません。

JICC (株式会社 日本信用情報機構)
https://www.jicc.co.jp/kaiji/about-kaiji/index.html

CIC(株式会社 シー・アイ・シー)
http://www.cic.co.jp/mydata/index.html

全国銀行個人信用情報センター
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「キャッシングブラックになるとどうなる?学校では教えてくれない信用情報の真実」

4.カードローン申込時の注意点

カードローンの申込時には次の点に十分注意し、少しでも審査通過率を上げましょう。

注意点1 申込情報は正確に

申込情報は必ず正しい内容で申告してください。万が一嘘をついた場合、それが原因で大きく信用を失い通る審査にも通らなくなってしまいます。また、故意ではなくても入力ミスをしてしまう可能性もあるので、入力内容に間違いがないか必ず最後に確認するようにしてください。

注意点2 同時に複数申し込みをしない

カードローンの申込情報は半年間信用情報に残ります。そのため、一度に何社も申し込んでしまうと、それぞれの金融機関にマイナスな印象を与え、いわゆる申込ブラックになる危険性が高まります。

申込ブラックになると最悪半年間はどこからもお金を借りられなくなってしまうので、できるだけ1社に絞って申込むのが賢明です。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「一番借りやすい消費者金融はどこ?審査通過率を徹底比較」

5.まとめ

ショッピング枠そのものがカードローン審査に直接関わってくることは基本的にありませんが、カードの利用の仕方次第では、審査落ちの致命的な原因になることもあるので注意が必要です。カードローンに申し込む際には、ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、金融機関からの評価を上げる工夫をしてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連記事

カードローンランキング