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学費を借りるなら銀行より低金利な「国の教育ローン」|申込条件や融資条件を徹底解説

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学費のローンを検討する男性

教育ローンなどで学費を借りる際に気になるのが金利です。

特に私立大学などに進学する場合は学費もかなり高額になるので、できるだけ低金利のローンを選びたいものです。

銀行の教育ローンの金利相場は年2.0%~4.0%ほどですが、より低金利で借りたい方は公的機関の教育ローンをぜひ検討してみてください。

今回は日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の金利や申込条件などを詳しくご紹介します。

1.銀行よりも低金利な国の教育ローンとは

国の教育ローンとは、政府系金融機関である日本政策金融公庫(以下、日本公庫)が取り扱う教育ローンで、正式名称を「教育一般貸付」と言います。

日本公庫は国民の生活の安定や経済活動の発展を目的として作られた公的な金融機関で、教育ローンの他にも事業者向けローンなどを取り扱っています。

国の教育ローンは銀行よりも低金利で、なおかつ固定金利なので返済計画が立てやすいというのも魅力の一つです。

教育一般貸付

適用金利は年率1.81%、融資限度額は最高350万円となっており、在学中は利息の支払いのみを行うこともできるので、卒業後に無理なく返済していくことが可能です。また、返済期間が最長15年と比較的長いのも特徴の一つと言えます。

①申込条件

国の教育ローンに申し込むには世帯年収、通学する学校、資金の使い道の3つの条件を全て満たす必要があります。それぞれの詳しい条件をまとめました。

<1、世帯年収による条件>

扶養している子供の人数ごとの世帯年収の上限額

※扶養している子供が2人以内の場合で以下の1~8のいずれかに当てはまる方は、所得額の上限額が990万(770万円)まで緩和されます。

  1. 勤続(営業)年数が3年未満
  2. 居住年数が1年未満
  3. 世帯のいずれかの方が自宅外通学(予定)
  4. 借入申込人またはその配偶者が単身赴任
  5. 今回の借入が海外留学資金のため
  6. 借入申込人の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%超
  7. 親族に「要介護(要支援)認定」を受けている方がおり、その介護費を負担している
  8. 大規模な災害により被災された方

<2、融資対象となる学校>

修業年限が原則6ヵ月以上で中学校卒業以上の方を対象とする以下の教育施設が対象となります。

  • 大学、大学院、短期大学
  • 専修学校、各種学校、予備校、デザイン学校
  • 高等学校、高等専門学校、特別支援学校の高等部
  • 外国の高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院(原則6ヵ月以上の留学に限る)
  • その他職業能力開発校などの教育施設

<3、資金の使い道>

  • 入学金、授業料、施設設備費などの学校納付金
  • 受験料、受験時の交通費、宿泊費などの受験費用
  • 在学のためにかかる住居費用(家賃、敷金など)

②返済方法

国の教育ローンの返済期間は最長15年ですが、母子家庭、父子家庭、世帯年収200万円(事業主の場合は世帯所得122万円)以内の方は最長18年の返済期間となっています。

返済は借入日の翌月または翌々月から始まりますが、在学中は利息のみの支払いができる元金据置期間が設けられています。ただし、元金据置期間も返済期間に含まれるため注意しましょう。

返済方式は返済額が一定な元利均等返済とボーナス月に多めに返済する方法から選ぶことができます。毎月の返済額は借入額や返済期間などによっても変わってくるので、詳しくは次のシミュレーションページで試算をしてみてください。

返済シミュレーション
https://www.jfc.go.jp/n/finance/ippan/sim.html

③申込から融資までにかかる時間

国の教育ローンは年間を通していつでも申込可能です。入学金は合格発表前でも申込ができるので、志望校が決まった時点で早めに申し込むのがおすすめです。

基本的には申込から審査までにかかる期間が10日程度、審査通過から融資実行までにさらに10日かかるため、融資までには最低20日ほどかかることになります。

ギリギリになってから申し込むのではなく、資金が必要な時期の1~2ヵ月前を目安に申し込んでおくのが良いでしょう。

④申込方法

国の教育ローンの申込方法はインターネットもしくは郵送から選ぶことができます。インターネットの場合はパソコンからのみ申込が可能で、申込自体は24時間365日受け付けています。申込後に確認メールが届いた後、必要書類を日本公庫の支店に郵送すれば申込は完了です。

国の教育ローン公式HP
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

郵送での申込を希望の際は、まずは日本公庫の教育ローンコールセンター(0570-008-656)もしくは各支店に申込書の請求をしてください。申込書に必要事項を記入して、必要書類とあわせて郵送または来店にて提出しましょう。

⑤申込時の必要書類

資金の使い道が入学資金か在学資金かによって必要な書類が違うので、あらかじめよく確認しておきましょう。

<入学資金の借入に必要な書類>

  • 合格通知書、入学許可証などの合格を確認できる書類
    (合格前の申込は契約時までに提出)

<在学資金の借入に必要な書類>

  • 学生証、在学証明書などの在学を確認できる書類
    (授業料納付通知書などの使い道を確認できる書類)

2.国の教育ローンは奨学金との併用も可能

国の教育ローンは日本学生支援機構(旧育英会)の奨学金制度との併用も可能ですので、学費が高額になる場合は奨学金もあわせて検討してみると良いでしょう。

奨学金制度には無利息で借りられる第一種、利息がつく第二種、入学初年度の一時金を借りられる入学時特別増額貸与奨学金の3種類があり、大学の学費として奨学金を利用する場合のそれぞれの借入限度額は次のようになっています。

3つの奨学金の種類別表

3.まとめ

学費を借りるなら銀行の教育ローンという方法もありますが、金利が安ければその分返済負担が軽くなるので、まずは低金利な公的機関からの借入を検討してみましょう。

ただし、国の教育ローンの融資限度額はそれほど多くないので、学費が高額になる場合は奨学金との併用も検討してみると良いでしょう。

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