誰にも聞けない同世代の平均貯金額|今の自分の貯金額は多い?少ない?

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女の子2人

自分と同世代の人がどれくらい貯金を持っているのか、気になったことはありませんか?どんなに仲の良い友達でも、本当の貯金額を言い合ったりすることは少ないでしょう。

なので、今持っている貯金が他の人より多いのか少ないのか、不安になることもあると思います。年代別や年収別の平均貯金額や、未婚、既婚、子供の有無など、状況別でのデータもまとめてみました。

1.20代・30代・40代の平均貯金額と中央値

20代~40代は、社会人になったり、結婚して家庭を持ったり、子供の将来や自分の老後を考えたりなどで、貯金のことを一番考える世代かと思います。まずは、その20代~40代の平均貯金額と中央値をご紹介します。

中央値とは、数字を小さい順に並べた時の中央に位置する値です。例えばA,B,Cの3人の貯金額が、A:5万円、B:15万円、C:100万円だったとします。この場合の平均値は、3つの数値を足して3で割った額の40万円になりますが、中央値はBの値の15万円になります。

貯金額を平均値で見ると、1人でも多額の貯金を持っているだけで値はグンと上がりますので、参考にするなら中央値を一緒に見ることをおすすめします。

出典 金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査」
https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/kyoron_futari/

①20代の平均貯金額と中央値

平均貯金額:189万円
中央値:68万円
(貯蓄のない世帯:36.4%)

20代はまだ社会人になったばかりで、貯蓄のない世帯も4割近くありますが、平均額で見ると200万円近くあります。貯蓄のない世帯を除いたときの平均貯金額は315万円になるので、20代前半からコツコツと貯金した人と、全くしなかった人では既にかなりの差が出てきます。

②30代の平均貯金額と中央値

平均貯金額:494万円
中央値:213万円
(貯蓄のない世帯:27.8%)

20代と比べると、平均貯金額も中央値も倍以上高くなってきます。貯蓄のない世帯は20代より減少するも、3割ほどは貯金がない状態です。結婚したり子供が生まれたりして、多額の出費も増えてくる30代。今後必要となる費用をしっかり考え、貯金額や貯金の仕方を見直すなら30代の内が良いでしょう。

③40代の平均貯金額と中央値

平均貯金額:594万円
中央値:200万円
(貯蓄のない世帯35.7%)

40代になると平均額は600万近くになるのですが、中央値は30代より下がってしまっています。貯蓄のない世帯も35%に増え、それだけ貯金額の差が開いてくるということになりますね。子供のいる家庭では子供の将来のための貯金や、老後のための貯金など、ある程度の額を持っていないと不安も大きく感じる年代です。40代からでも遅くはないですが、やはり30代から先を見据えて行動することで、貯金額は大きく変わってくるでしょう。

2.年収別の平均貯金額と中央値

年収別の平均貯金額と中央値をご紹介します。ご自分の年収と照らし合わせて参考にしてみてください。

①年収300万円未満の平均貯金額と中央値

平均貯金額:671万円
中央値:100万円
(貯蓄のない世帯:42%)

中央値からみると年収300万円未満での貯金はなかなか難しいようですが、平均貯金額を見ると700万円近くあります。未婚か既婚かでも変わってくるかと思いますが、お金や貯金の知識を身に付ければ、300万円未満の収入でもコツコツと貯めていけるでしょう。

②年収300万円~500万円未満の平均貯金額と中央値

平均貯金額:1041万円
中央値:300万円
(貯蓄のない世帯:31.6%)

この年収の人口が一番多いのですが、貯蓄のない世帯が3割ほどいます。浪費を控え計画的に生活していれば、ある程度の貯金をすることは難しくない年収ですね。

③年収500万円~750万円未満の平均貯金額と中央値

平均貯金額:1,365万円
中央値:670万円
(貯蓄のない世帯:20%)

貯蓄のない世帯も2割はいますが、このくらいの年収があればそれなりの貯金をしていくことが出来るでしょう。

④年収750万円~1,000万円未満の平均貯金額と中央値

平均貯金額:2,100万円
中央値:1,100万円
(貯蓄のない世帯:11.2%)

余程の浪費をしない限りは、それほど無理なく貯金をしていける年収です。この年収で貯金が出来なくて困っている方は、何にいくら使っているのかを細かく把握し、節約できる部分を見つけて無駄な出費を防ぎましょう。

3.「高齢者世帯」「児童のいる世帯」「母子世帯」各種世帯別に見た貯蓄の状況

厚生労働省が平成25年に行った調査から、各種世帯別の貯蓄状況をみてみましょう。
出典 厚生労働省「各種世帯の所得等の状況」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/dl/03.pdf

全世帯 高齢者世帯 児童のいる世帯 母子世帯
総数 100.0 100.0 100.0 100.0
貯蓄なし 16.0 16.8 15.3 36.5
貯蓄あり 79.5 77.9 81.0 60.6
50万未満 4.9 3.9 4.8 12.7
50~100万 3.9 3.3 4.9 7.7
100~200万 7.6 6.3 10.2 11.2
200~300万  6.2 5.4 7.9 3.8
300~400万  6.0 5.0 7.7 3.7
400~500万  3.3 2.8 4.6 3.5
500~700万 9.0 8.2 10.9 6.0
700~1000万 6.2  6.2 6.9 2.8
1000~1500万  8.3 8.4 7.6 3.0
1500~2000万  4.8 5.6 3.1 0.7
2000~3000万  6.2 7.1 4.1 0.6
3000万円以上  9.1 11.6 4.4 1.7
貯蓄あり額不詳  3.9 4.0 4.1 3.1
不詳  4.5 5.3 3.7 2.9
1世帯あたり
平均貯金額(万円)
 1047.0 1268.1 706.7 263.8

単位(%)

①高齢者世帯の貯蓄状況

1世帯あたりの平均貯金額を見ますと、1,268万円と高齢者世帯が一番高いです。そして3,000万円以上の貯蓄がある世帯が11%もいるのですが、貯蓄なしの世帯も16.8%いるので、世帯によって大きな差が出てきています。

②児童のいる世帯の貯蓄状況

子供のために貯金をしている家庭も多いのか、貯蓄がある世帯は80%を超えています。平均貯金額も700万円を超えていますが、その反面、借入金の調査では50%以上の世帯に借入金があるとの結果が出ています。

③母子世帯の貯蓄状況

貯蓄がない世帯が36.5%にもなる母子世帯。貯蓄ありでも50万円未満の世帯が12.7%と、収入も限られてくる母子世帯で十分な貯金をするのは難しいのでしょう。例え低所得の世帯であっても、お金や貯金に対する知識を身に付け、可能な限りの節約をしたり、収入を増やす方法を考えるなど意識して行動に移していけば、少しずつでも貯金を増やしていくことは可能です。

4.これからでも遅くない!老後の不安を軽減するための理想的な貯金額

年収の約10~15%を貯金にまわす人が多く、平均年収の約400万円で例えると、月に4万円前後の貯金となります。月に4万円貯金すると、1年で48万円、10年で480万円の貯金が出来ます。

20代30代の内から貯金出来れば、「高齢者世帯の貯蓄状況(3の①)」の1世帯あたりの平均貯金額に達することが出来ますね。年収が300万円未満の方やローンなどがある方の場合は、家庭を圧迫し過ぎないように、月々の貯金が負担にならない程度の金額を設定しましょう。

5.まとめ

あくまで貯金額は人それぞれですので、自分の貯金が平均額や中央値と比べて少なかったからといって、焦ることは無いでしょう。急に切り詰めすぎたり、働きすぎたりして身体を壊しては元も子もありません。

自分の収入や状況にあった貯金の仕方で、無理なく貯めて行くことが重要です。上手な節約の仕方や、投資などで資産を増やすなど、お金や貯金に関する知識を身に付けてコツコツと貯金をしていけると良いですね。

貯金に関してのこちらの記事もぜひご参考ください

【保存版】絶対に貯金が貯まる日常生活の節約術まとめ

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