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低所得でも1年で確実に100万円貯まる賢い貯金の仕方

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100万円

「1年で100万円貯金したい!」

貯金はコツをおさえて実践すれば、老若男女問わずしっかりと貯めることができます。ケチになる必要も高度なことをする必要もありません。

この記事では、1年で確実に100万円貯める貯金の仕方について書きました。低所得でも貯蓄できる堅実な方法です。

将来の自分や大切な人のために1年で100万円貯めていきましょう

もくじ

1.低所得でも1年で確実に100万円貯める貯金の仕方

貯金に成功した女性

1年間で100万円貯めるためには一月あたり8万3千円貯めることになります。今からご紹介するコツを実践すればそれ以上の金額を毎月貯めることもできます。

コツ1 毎月最低でも給料の2割は貯金する

最低でも毎月給料の2割は貯金するようにしましょう。仮に給料が15万円なら3万円、20万円なら4万円が妥当です。

最初は誰でもやる気がありますが、月の最低貯金額を大きく設定してしまうと生活費が圧迫されストレスにつながってしまい、結果長続きしません。

その月々にかかるお金も違いますし、生活費が圧迫されると貯金したお金に手を出したくなってしまいます。

無理なく貯金するためにバランスを考え、月の最低貯金額を大きく設定し過ぎないことも大切です。

もちろん、お金を使うことが極端に少ない時期もありますので、そういった月は多めに貯金するようにしましょう。

コツ2 自動積立定期預金を利用する

無駄遣いを減らすために銀行の自動積立定期預金を利用しましょう。

給料が入れば自動で貯蓄用口座に振り替えられるので確実に貯金できます。

生活費に余裕がある時には「追加入金する」ことや「簡単にお金の引き出しさない」ことも大きなポイントです。

給料が入ったらすぐに決めた金額を自動積立定期預金にあてるようにしましょう。

自動積立定期預金の金利が良いおすすめの銀行3選をご紹介します。

第1位 イオン銀行

金利:0.150%(全期間一律)
積立金額:1回あたり5,000円〜

何より金利が高いです。積立金額も5,000円から設定できるので、少額からはじめたい方にもおすすめです。

第2位 ソニー銀行

金利:0.150%(1年もの)
積立金額:1回あたり1,000円〜

積立貯金を扱っていないネット銀行が多い中で、ソニー銀行は積立金額も1,000円からとはじめやすく金利も良いですし、申し込みもインターネットで簡単に出来るのが魅力です。

第3位 楽天銀行

金利:0.120%(1年もの)
積立金額:1回あたり1,000円〜

楽天銀行は、「定期預金積立購入」という商品名ですが、他の積立貯金とほぼ変わりはないと考えて良いでしょう。こちらも1回あたり1,000円から積立できるので、気軽にはじめやすいですね。

コツ3 一月の生活費を決める

一月の生活費をあらかじめ決めておくと無駄遣いを減らすことができます。

日用品や食費、交通費や光熱費、携帯代や洋服代など、一月でいくら以内に抑えれば目標額を貯金できるのか、計算して決めてみてください。

特に食費はその日食べたいものなど気分によって左右されてしまうことがありますので、最初から金額を決めておけば安心です。

とは言っても、計算の仕方や何を始めていいのかわからないこともあると思います。

そんな時は自動的に家計管理・節約に便利な無料のアプリやソフトを使っていきましょう。

コツ4 無料の家計簿アプリ・ソフトを使う

上手にお金を貯めるには無料の家計簿アプリ・ソフトを使うのがおすすめです。

先月の出費はいくらだったのか、今月はいくら使っているかなど、すぐに確認することができるからです。

無料家計簿アプリやソフトでは主に次のようなことができたり、

  • 日計、月計の集計
  • 月々の予算を項目別に設定
  • 予算と実績の比較
  • 項目別や月別の各種グラフを表示(印刷も可能)
  • カレンダー形式で日記や予定も入力

銀行口座情報やクレジットカード情報を連携すれば「口座への出入金情報・カード利用額」も自動で管理できるため、生活費の計算でストレスを感じたり、時間を奪われることもなくなります。

パソコンで管理したい方におすすめの無料ソフトは「うきうき家計簿はフリーソフト」です。

ノートや手帳を購入しなくて良いですし、家計簿表を作る必要もなく、自分仕様でアレンジできます。

スマホで管理したい方におすすめの無料アプリは「マネーフォワード」があります。

レシートをカメラで撮るだけで自動的に反映してくれるので簡単ですし、時間も手間もかかりません。

コツ5 食費を節約する

食費の節約は貯蓄額を大きく増やすことができます。

例えば食費に毎月4万円以上かかっている場合、朝と夜を自炊してお昼をお弁当に変えるだけで毎月の貯蓄額を3万円増やすことも可能です。

食費はそんなにかかってないと思っても、実際に計算してみると思っている以上にかかっています。

特にコンビニを多く利用している方は要注意で、150円の500mlコーラを毎日買うだけでも月に4,500円かかります。120円のコーヒー缶でも月に3,600円かかります。

食費は小さなものが積み重なって生み出されますので、自分の食費は一月いくらなのかまずは計算してみてください。

コツ6 食材は1週間分まとめて買う

実践している方も多いと思いますが、「一度にたくさんの食材を購入→小分けにする→冷凍保存」する方法も効果的です。

1日3食すべてのメニューを事前に決める必要はありません。自分や家族、子供が好きなものがわかっていれば、その食材を中心に栄養バランスを考えて買います。

食材は1日でなくなる物もあれば、そうでない物もあります。残った食材は工夫して料理すれば十分に活かすことができます。

ポイントは割引されているグラム数の多いパックを選び、小分けにし、ラップ+ジップロックして冷凍保存することです。(日付も付けること)

基本的に1週間〜1ヶ月程度は保ちますが、1ヶ月前後の食材は水分量が減ってくるため、鮮度落ちには注意が必要です。解凍後はその日のうちに使い切るようにしましょう。

野菜系も細かくカットすると冷凍保存が可能です。ブロッコリーなどの食品は冷凍食品もあるので食費を節約するためにも、ぜひ購入してみましょう。

▼お財布に優しいおすすめの食品なら

栄養価が高くて、しかも財布に優しい食品は助かります。お金の節約もできて栄養もしっかり摂ることができるからです。 金銭面でも健康面でも重宝する食材と言えるでしょう。 この...

コツ7 節約レシピを参考にする

毎日一から献立を考えるのは面倒だったり、苦痛に感じることもあると思います。

そんな時は節約レシピを参考にすると楽チンです。安くおいしい料理が作れる節約レシピもご紹介しますので、献立を考える際にこちらも参考にしてみてください。

▼主婦におすすめ
真由美さんの1週間2500円節約レシピ

▼料理研究家 森崎友紀さんの節約メニュー
「黄金伝説」100円ショップで100レシピ作る生活

コツ8 適度に外食する

自分の楽しみとして適度に外食もしましょう。外食をしないことでストレスが貯まってしまうと節約生活は長続きしません。

むしろ外食をした方が貯金で成功することも多いので、適度に外食もするようにしてみてください。

もちろん、外食費用は生活費が圧迫されないようバランスをとるようにしましょう。

コツ9 目的を明確にする

何の目的で貯金をするのか明確にすることはとても大切です。

  • 将来(老後)のため
  • 臨時出費のため(冠婚葬祭・子供の学業など)
  • 家族のためのマイカーが欲しい
  • 古い家から引っ越しがしたい
  • どうしてもこれが欲しい

など目的は人によって様々ですが、貯金で失敗する人の多くは目的が明確になっていません。

1年間で100万円貯めるにしてもその目的は一体なんなのか、自分の貯金の意義を今一度考え、常に思い出すようにしましょう。

特に初めてだと目的を明確にするのは難しいと思いますので、簡単な8項目に答えるだけで目的が明確になる「夢ノート」を作成しました。

頭で考えていたことを実際に書き出すことにより、目的が明確になるだけでなく、記憶も整理することができます。

貯金の具体案もどんどん生まれてくるようになりますので、印刷してぜひ活用してみてください。

→「夢ノート」のダウンロードはこちら

コツ10 コツコツ500円玉貯金をする

500円玉貯金は、あくまでも年間100万円を貯める方法の一部として考えればOKです。

500円玉貯金を成功させるポイントは次の通りです。

  • 理想を設定する
  • 目標金額・入金日数を設定する
  • 無理のない範囲で行う
  • とにかく楽しんで行う
  • フタがなくて、中が見えない貯金箱を選ぶ

500円玉貯金だけで年間100万円を貯めるためには、1日2,740円=500円玉硬貨6枚分(3,000円)必要になるため、ハードルが高くなってしまいます。

1週間に一度や二度貯金するようにして継続することが500円玉貯金を成功させる方法です。

1週間に一度貯金した場合は年間で26,000円貯めることができ、二度の場合は52,000円も貯められます。

2.貯金で失敗しないための注意点

貯金に失敗した女性
貯金で失敗しないための注意点をご紹介します。

注意1 クレジットカードの利用

クレジットカードは金銭感覚を鈍らせます。使い慣れてくると少額でもカードを使ってしまい、自分の財布から一向にお金が減らないと錯覚してしまうので危険です。

貯金をしている最中はできるだけ現金払いを利用し、固定費の支出だけクレジット払いにしておきましょう。

そうすれば多くのポイントも貯めることができますし、使う額も想定しやすくなります。

その貯まったポイントをスーパーでの代金やカフェ代などに使うことでさらに節約につながります。

注意2 ローン・分割払いは利用しない

貯蓄へのダメージを与えるのは大きな買い物です。

ローンや分割払いで物を購入するとクレジットカードと同様、自分がいくら使っているのかわかりづらくなり、貯金計画が狂ってしまう可能性があります。

一括で買えないものは貯まるまで買わないと心に決めておくと良いでしょう。

注意3 特典につられて購入や契約はしない

現在では、購入や契約をすると付いてくる特典が数多くあります。

特典につられて購入や契約をすると「実際に利用してみたらあまり使わなかった」のように、大きな支出につながってしまうことがよくあります。

特に注意したいのは無料お試しなどの商品です。

無料期間中は無料で利用できるから良いですが、無料期間中に解約するのを忘れてしまうと契約が自動更新され、料金が発生してしまう商品が多々あります。

1日忘れただけでも料金は発生しますので、特典につられて商品を利用するのはできるだけやめましょう。

3.貯金が成功する人の特徴7つ

貯金が成功する人には共通点があります。貯金を成功させるために習慣を参考にしましょう。

特徴1 将来のイメージができている

貯金が成功する人は貯金後のイメージをきちんと持っています。

高給取りの人たちに仕事ができる人が多いのも、日常生活できちんと計画を立て、その計画に沿って努力しているからかもしれません。

いつ何が欲しいのかを明確にし、その目標を達成するために行動していきましょう。

特徴2 お金を使うリズムを心得ている

貯金が成功する人はお金を使うリズムがわかっているため、毎月の支出が大体同じになります。

毎週の食費が同じだったり、毎月遊びに使うお金が同じだったり、計画的に楽しんでいます。大切なのは境界線をきちんと引くことです。

その中で可能な範囲内でお金を一切使わない「0円DAY」を作ってみることも意識してみましょう。実践してみると達成感があり、モチベーションも上がります。

一月の生活費を決めたら支出額の範囲で楽しんで行動するようにしましょう。

特徴3 保険の見直しをしている

貯金ができる方の多くは、家族や自分の将来のために加入している「終身保険・学資保険・車の保険」などの保険を見直しています。

一度入ってしまった保険を見直すのは面倒ですが、必要以上の保険に加入していていることもあるので、見直しをするだけでかなりの節約ができます。

一般的な家庭の全ての保険料の平均は「世帯年収の10分の1」程度です。

例えば世帯年収500万円の家庭では年間50万円、月々41,700円前後、世帯年収600万円の場合は60万円、月々5万円です。

終身保険は一部を除き積立型保険になるため、終身保険で支払った総額と保障金(保険金)契約期間を計算し返戻金として戻ってきます。

契約年数が短いと返戻金は少なくなり、長くなるにつれて返戻金は多くなるので保険の見直す(契約解約)タイミングが難しい保険です。

終身保険を見直す時は、ある一定時期(契約内容や期間によって異なる)を越えると返戻金は支払総額を上回るので、その時期を待つことをおすすめします。

早期解約をしてしまうと「返戻金が戻ってこない」、もしくは「返戻率が悪い時期で返戻金が少ない」ため、損をしない時期を経過してから終身保険の見直しをすると良いでしょう。

そのためには「契約内容・支払った総額・損をしない返戻率かどうか」を把握しておくことが重要です。

なお、返戻金額が50万を越える場合や返戻率の高い保険を解約時、満期を迎えた終身保険などは税金がかかってくることもあります。

学資保険で特に確認した方が良いのは、保険内容に「親の死亡保障」が含まれているかどうかです。自動的に加入していることが多い保障です。

自分の保険でも死亡保障に加入している場合は重複加入していることになるため、どちらかの死亡保障を見直すだけでも保険料を下げることができます。

車の保険の場合、月々約1万円程度の保険に加入している家庭が多いです。

等級などで格安になっている場合は問題ないですが、「補償が充実していて・保険料が安い・新規入会特典がある」保険会社もあるため、一度車の保険も見直してみましょう。

自分にとって「本当に必要な保険に加入している」「安い保険でも保障内容に変わりがない」ことが保険料を節約できるポイントです。

特徴4 貯金を種類別に分けている

貯金ができる方の多くは、目的に合わせてお金を分けて貯金しています。参考までに次のような分け方があります。

貯金の種類内容
純粋な貯金絶対に手をつけてはダメ
交際用貯金冠婚葬祭用、家族とのレジャー代など
自分みがき用貯金洋服、エステ、資格、旅行など
緊急用貯金事故、引越し、家電の買い替えなど
また、それぞれの種類に大きい金額を貯金するのではなく、分散して貯金することをおすすめします。

例えば年間100万円貯める目標を立てている場合、月々83,000円を貯金していくことになりますが、

・純粋な貯金→40,000円
・交際用貯金→13,000円
・自分みがき用貯金→10,000円
・緊急用貯金→20,000円

のように、細かく分けていざという時に「使って良いお金・ダメなお金」を分ける形です。

異なる通帳を作って貯金をしてもOKですし、ジップロックや封筒に入れて管理する貯金のプロもいます。ぜひ参考にしてみましょう。

特徴5 ネット代・携帯代の見直しをしている

ネット代・携帯代はプロバイダーや携帯会社によっても料金は異なりますし、どんどん新しいお得なプランも出てきます。

契約期間などの縛りもありますが、初めに契約したプランよりも断然安くなるプランもあるため、少なくても1年に1回は料金プランの見直しをするのがおすすめです。

特にプラン変動が多い携帯代は「パケ放題を使わず、通話も家族割なども無料通話分だけ」にすれば月5,000円位までには抑えられます。

スマホでは格安SIMフリー会社も増えてきて、LINEモバイルは月額基本料金500円〜、mineo では700円〜などと安値から利用できるプランもあります。

他にも多くの格安SIMフリー会社もあるので、「スマホの利用代が高い」「通話はLINEしか使わない」「子供もスマホを使っている」方は格安SIMフリーをぜひ検討してみてください。

格安SIMフリーの中でも人気のある会社は次の通りです。

  • LINEモバイル(LINEや主要SNS、LINE MUSICのデータ通信量がカウントされない、ドコモ回線に対応)
  • 「UQ mobile」(auのサブブランドで安定した回線を持っている)
  • 「mineo」(au回線とドコモ回線の両方に対応している)
  • 「BIGLOBEスマホ」(大手プロバイダービックローブが提供する格安SIM)
  • 「楽天モバイル」(楽天が運営している楽天会員とっておきの格安SIM)

特徴6 手数料がかからない時間帯にATMを利用している

貯金上手な方はコンビニや銀行のATM手数料がかからない時間帯に利用し、ムダなお金を使わないようにしています。

ATMの時間外手数料は100円+税〜200円+税かかります。

月3回「100円+税」の時間外手数料を払っている場合、1年間では「3,600円+税(36回分)」も余分なお金を支払っていることになります。時間外手数料が200円+税の場合は年間で7,200円+税です。

コンビニのATMは便利なので使うことが多いですが、手数料がかからない時間帯、もしくは専用銀行で取引をすると、手数料分を貯金に充てたり、食費などに回すことができるようになります。

その月に必要なお金を「手数料がかからない時に一度でおろす」のも節約術の1つです。

ATMは利用する機会が多いので、手数料がかからない時間帯に使うようにしましょう。

特徴7 安物ばかり買わない

貯金が成功する人は物を大切にします。安易な買い物はあまりしません。

「安物買いの銭失い」とことわざでも言いますが、安物はすぐに壊れてしまうものが多いです。

「安いから飛びついて買ったけど3ヶ月で壊れてしまい、また似た物を買った」といった経験をした人も多いと思います。

また買うハメになるならワンランク上の物をきっと買えたでしょう。品質の良いものは壊れにくいため、先々の無駄を減らしてくれます。

なお、美容関係などの譲れない部分はそのままキープして使っていきましょう。

仮に安価な化粧品を使ってしまい肌荒れなど起こってしまうと、他の化粧品を再度買うハメになりますし、余計にストレスがたまってしまいます。

自分に合っている化粧品は自分がよくわかっているので、買い物にも分別をしていくことをおすすめします。

4.貯金で失敗する特徴3つ

貯金で失敗する人にも共通する特徴があります。自分に当てはまる特徴があったら習慣を見直していきましょう。

特徴1 自炊しない

食費に鈍感な人はなかなか貯金ができません。食費は無駄が積み重なると大金になります。

「食費は小さな物の積み重ね」という認識を常に持つことが大切です。

自炊に慣れていないと面倒かもしれませんが、外食と自炊の金額の差は大きいことを忘れてはいけません。

特徴2 カフェによく行く

若者によく見られる傾向ですが、カフェ代も積み重なると家計に大きなダメージを与えます。

カフェに行くことは楽しいことです。友だちと行けば話も弾んでなおさら楽しいことでしょう。

しかし、コーヒーは最低でも1杯300円~500円前後かかります。きちんと貯金をする場合はこうした小さな娯楽も見直していきましょう。

特徴3 低収入を言い訳にする

どんな収入でも貯金はできます。

自分の年収を言い訳にさじを投げている人もいますが、そういう人は細かい金額にも投げやりになってしまい、なかなか貯金ができません。

貯金で大切なのは工夫することです。たとえ低収入だとしてもアイデア1つで貯蓄額を増やすことができます。

5.オススメの貯金本2選

貯金を手助けしてくれるおすすめの書籍を2つご紹介します。

①年収200万円からの貯金生活宣言

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナーとして活躍する著者が一生ものの貯金力をつけてくれるハウツー本です。

過去3,800人の貯金ゼロ家計を再生させてきたノウハウは確かです。

→ 『年収200万円からの貯金生活宣言』

②正しい家計管理

家計管理の目標を明確にし、価値ある支出を追求することを教えてくれます。

やや中級編になるかもしれませんが、本の中にはコピーして使用できる書き込みの表もあり、真面目に会計管理を追求できる本でもあります。

→ 『正しい家計管理』

6.貯金力をチェックしよう!あなたは貯金力がある人・ない人?

答えるだけで簡単にわかる「貯金力チェックリスト」で、あなたに貯金力があるのか・ないのかを確かめてみましょう。

全15項目に(はい/いいえ)で答えるだけです。

全ての項目に答えたら「はい」の数をかぞえて(図1)の表に当てはまる今後の所見や貯金力点を確認してみてください。

  1. レシートはもらわない。金額はあまり気にしない
  2. お買い物に行く際、余分なモノもついつい買うことが多い
  3. 知人に誘われたら、お金が無くても付き合うことが多い
  4. バーゲン品は買わないと損だと思う
  5. 100円ショップで大量買いしたことがある
  6. クレジットカードが使える場面では現金は使わないでカード払いだ
  7. クレジットカードキャッシングは銀行からお金をおろす感覚だ
    (クレジットカードキャッシングが未経験の方は、「いいえ」でOK)
  8. 時間を守るつもりだけど、よく遅れることがある
  9. 玄関・冷蔵庫・水回りが汚い
  10. 10年・20年後より心配なのは明日、または今月末の方だ
  11. お金を貯める努力は恥ずかしいと思ってしまう
  12. ケチと節約の違いがわからない
  13. 夫婦の場合、「妻」が家計のやりくりをする方が当然、もしくは賢いと思う
  14. なんとかなるといつも思っている
  15. 風水などの開運グッズをたくさん持っている、または好きな方だ

(図1)貯金力をチェック表

「はい」の数が多かった方は「今後の所見+10個のコツ」を重要視していきましょう。

特に貯金に対して意識から行動につながる「家計簿アプリ・節約レシピ・夢シート・おすすめの貯金本」を生活に取り入れるとなお良いです。

「はい」の数が少なかった方は貯金力がありますが、「何のために貯金をするのか」「誰のために貯金をするのか」などを紙に書いてみることをおすすめします。

7.上級者編|100万円以上貯金ができる2つの知識

数年で300万円や500万円を貯める方も中にはいらっしゃいます。年間100万円以上を貯めたい方の応用編として、その貯め方をご紹介します。

知識1 投資信託で積み立てる

資金に余裕がある方におすすめのお金の貯め方は「投資信託」です。

個人向けの投資信託は、それぞれ個人から集めたお金を1つにまとめ、株式投資などの専門家に任せて投資や運用をしてもらう金融商品です。

投資信託の構成を表す図(出典:投資信託協会

ネット証券では、毎月100〜1,000円から積立可能という会社もあり、主要銀行窓口の場合は毎月5,000~1万円以上、大手証券会社では毎月1,000円~5,000円以上が多くなっています。

投資信託の買い方は、一度に数万円分を購入する「一括投資」と毎月一定額や一定数の投資信託を毎月、または毎週買い続ける「積立投資」があります。

貯金する目的の方に向いているは積立投資法です。

投資信託の主な金融商品は、

  • 国内株式投資型
  • 海外株式投資型
  • 国内債券投資型
  • 海外債券投資型
  • バランス型(株・債券・不動産・商品などを組み合わせて可能)
  • テーマ型(新興国・環境・医療・資源などのテーマに沿った銘柄に投資)

の6つが主流で、初心者の方におすすめの商品は「バランス型」です。

バランス型は国内外の株と債権に分散して(日本株式◯%、先進国債券◯%など配分を決める)投資するイメージです。

全資金をバランス型とテーマ型以外(国内株式投資型、国内債券投資型など)の1つに投資する場合、株価が上がれば利率が出やすいですが、株価が下がってしまうと一つだけに投資しているため損をするリスクが高まります。

それを回避する方法が「バランス型」の分散投資です。リスクや利益を平均化させ、長期的・堅実的に利益を出していける可能性は上がります。

テーマ型も分散して投資できますが、それぞれのテーマに沿った会社の知識が必要になってきます。

全ファンドに投資する株式投信の利率を調べてみました。(2018年6月時点:決算頻度年1回、手数料0.0%〜1.5%以下、投資額1,000円未満の条件)(参考:投資信託協会

直近1年間の利率は年3.4%~17.5%(バランス型の平均的な年利率は5.0%前後)で、銀行の定期預金の高利率年0.150%よりも高いことがわかります。(市場により変動)

例として1年間で100万円、月々83,000円を投資信託で投資した場合と銀行の定期預金に預けた時の差額を比較してみます。

投資信託はバランス型の平均的な利率年5.0%、銀行の定期預金は利率年0.150%でシミュレーションしました。

投資信託の積立投資の場合は1年間で「1,019,145円」になります。

三菱UFJ国際投信シミュレーション(出典:三菱UFJ国際投信シミュレーション

銀行の定期預金に預けた場合は「1,001,196円」です。

楽天銀行の定期預金シミュレーション(出典:楽天銀行の定期預金シミュレーション

投資信託の積立投資の方が17,949円もお金が増えることがわかります。

ただし、投資信託運用はうまくいって利益が出ることもあれば、投資額を下回るリスクもあります。

定期預金と違って確実に貯金を増やせるわけではないですが、生活費に余裕がある方は定期預金をするよりは投資信託の方をおすすめします。

投資信託を始めるためには証券会社の口座が必要です。その中でも初心者に人気のある証券会社は次の通りです。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • イオン銀行の投資信託

知識2 株主優待を受ける

資金に余裕があるなら株主優待を受けて生活費を減らすのがおすすめです。

株主優待とは、企業ができるだけ多くの株式を保有してもらう目的のために、株数の多い株主の方に自社商品や優待券などを渡す利益還元策のことです。

簡単に言うと、親しい方に送るお中元やお歳暮のようなイメージです。

節約につながる株主優待の種類は主に次のものがあります。

利用価値のある株主優待の種類(参考:日本経済新聞 2019.6.26 15:00時点

株主優待で生活費の節約をする流れは「企業の株を購入→株主優待をもらう→生活費の節約ができる」になります。

株主優待を受けるためには、株主優待を発行している上場企業(1,300社以上)のいずれかの「株」を買うことがまずは必要です。

そうすると株主優待を受けることができます。(企業業績が良い場合は配当金ももらえる。株価が下がっても優待内容は変わらない。)

例えばイオンの株を100株=241,900円購入したとします。

年間20万円(月々16,660円)イオンスーパーで買い物をしている方は、3%キャッシュバック優待が受けられるため、年間6,000円キャッシュバックがあります。

さらに毎月20日・30日の「お客様感謝デー5%オフ」を利用すると年間で1万円割引されるため、合計で16,000円も節約することができます。

ただし、株主優待は「権利確定日(株を持っていなくてはいけない時期)」に株を持っていない場合は優待を受けることができません。

優待を受けられる権利が発生する最終日(株主優待権利付き最終日)は決算日の3営業日前と決まっているので、この日までに株を購入するようにしましょう。

権利確定日に株を持っていれば約2ヶ月後に企業の優待券などが届きます。

決算日は企業によって違いますが3/31や9/30が多いです。企業の優待券などが届くのは権利確定日の約2ヶ月後になります。

ただ、決算日が近づくに連れて優待目的で株を購入する人が増え、株価が少し高くなるケースが多いので、実際には決算日の1〜2ヶ月前を狙って購入すると良いです。

株を購入するためには証券会社の口座が必要です。手続きも簡単なネットから無料で口座開設することをおすすめします。

ネット証券口座を持っておけば、株を売買するときの手数料も安いですし、ネット上で全部手続きができるようになります。

企業の株主優待によっては、利回りが10%近くにもなる魅力的な株主優待もあるので、金利がほとんどつかない銀行の定期預金をするよりもお得感があります。

「ちりも積もれば山となる」のことわざにもあるように、株主優待を受けて少しずつ余裕ができれば、自然とお金も貯まっていくことでしょう。

8.まとめ

貯金は自分の生活をより豊かにできるスキルの1つです。積み重ねて実践すると目に見えて結果が出ますので、その喜びをバネにして継続していきましょう。

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