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金利が消費者金融の約半分!影の実力者ろうきんカードローン

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ろうきんカードローン

あなたは「ろうきん」という金融機関の名称をご存知でしょうか。金融機関としては、どちらかといえば日陰的な存在で、注目されることも少ないかもしれません。

「ろうきん」とは労働金庫の略称で、労働組合や生協など、労働者の互助組織の金融機関です。

また「ろうきん」は、勤労者への福祉サービスを主な使命として掲げる金融機関ですので、不要な利益は取りません。そのため一般の銀行よりもお得な商品もたくさんあります。

個人向け融資が99%を占めるろうきんは、カードローンにも注力しています。今回は、消費者金融系や銀行系カードローンには無い魅力を持つ、ろうきんのカードローンをご紹介します。

1.ろうきんカードローン「マイプラン」

ろうきんカードローンは「マイプラン」の愛称で親しまれています。所属する労働組合団体の会員や生協の会員の方は耳にしたこともあるかもしれません。

やはりろうきんは大手消費者金融業者などと比較して知名度が低いうえ、さらにカードローンを取り扱っていること自体を知らない方も多いようです。

ろうきんカードローンの実力を知れば、あなたも選んでみたくなるかもしれません。

2.ろうきんと銀行カードローンの8つのちがい

ろうきんと一般の銀行との最大の違いは何といっても、ろうきんが営利企業ではないということに尽きます。一般の銀行は、営利も追求しなければなりませんので、金利を下げるのにも限度があります。

ちがい1 審査の厳しさ

カードローンの保証会社も、銀行とろうきんではかなり毛並みが異なっています。メガバンクを中心とした銀行カードローンの保証会社は、いまやほとんどが消費者金融業者が入っています。これに対し、ろうきんでは日本労働者信用基金協会という非営利型一般社団法人が、その役割を担っています。

非営利型一般社団法人が保証するろうきんカードローンと、消費者金融業者が保証する銀行カードローンとでは、明らかに審査基準も異なります。

一定の貸し倒れのリスクも取って、高金利で貸し付けするビジネスモデルの消費者金融業者と違い、原則的に貸し倒れがあまり許されないろうきんのカードローンは、審査がその分厳しめとなります。

ちがい2 金利

ろうきんカードローンの最大の魅力は金利の低さです。一般的な消費者金融系のカードローンの最大金利は18%のものが多くなっていますが、ろうきんのカードローンでは最大8.475%と、約半分の金利水準となっています。

さらにこの金利は、団体会員、家族会員、生協会員には、さらなる優遇金利が用意されています。勤務先がろうきんの団体に所属している場合、取引内容によって最大で3.2%もの優遇があり、最低金利はなんと3.875%という安さです。

下限金利が4%前後の銀行カードローンはほかにもあるのですが、その金利が適用されるためには500万円~1000万円という通常では考えにくい大きな融資枠を設定した場合に限られますので、現実的な数字とはなかなか言えないところです。

ろうきんカードローンの特異な性質として、カードローンの極度額と金利が連動しないということがあげられます。そのため、最小の枠であったとしても上記の金利が適用されます。これはほかのカードローンにはない、ろうきんカードローンの美点のひとつです。

ちがい3 限度額

融資限度額は団体・生協会員と一般勤労者で異なります。団体・生協会員は最大500万円で、一般勤労者は100万円となっています。

一般勤労者の最大借入枠100万円は、他の銀行カードローンと比較すると見劣りするかもしれませんが、最初から100万円超の枠をとれる銀行カードローンはなかなかありませんので(余程の資産がある場合などは別ですが)気に掛けなくても良いのではないでしょうか。

むしろ一般勤労者でも、100万円までの限度額を設定できる可能性があることを評価したいところです。

ちがい4 申し込み資格

申し込み資格も少し特徴的で、申込み時の年齢は18歳から65歳と明示されています。(中央ろうきん)他のカードローンが軒並み20歳以上とされていますので、若くして働く若者への配慮が垣間見られます。

収入は安定継続した収入があり、年収が150万円以上という明確な基準があります。また同一勤務先に1年以上継続して努めていることも条件となります。(自営業者などは3年以上)

そのため年齢は18歳から申込み可能ですが、高校卒業してすぐに借りられるというわけではありませんので注意が必要です。

一般的なカードローンでは、ここまではっきりと申し込み資格の年収や勤務条件が明示されていることは少ないので、申し込む側としてはありがたいことです。

ちがい5 仮審査と本審査

ろうきんのカードローンはホームページから仮審査を申し込むことができます。年収や勤務情報などを入力するだけで、申込書を提出しなくても仮の審査を行ってくれますので、気軽に申し込むことができます。

他のカードローンでは、仮審査の段階では在籍確認を行わないことが多いのですが、ろうきんのカードローンでは勤務先への在籍確認の電話が含まれるようですので、気にされる方は注意してください。

無事仮審査を通過したら、申し込み店舗から連絡が入りますので、窓口にて必要書類をそえて本申し込みを行います。

本審査も1週間程度の長い期間を要しますので、一般的なカードローンよりも念入りに審査が行われていると見て間違いないでしょう。低金利で貸出するということは、裏を返せば審査は厳しめになるということです。

仮審査が通ったから、必ずしも本審査も大丈夫とまでは言い切れないので、融資を受けれられる気分になるのは本審査通過後まで待ちましょう。

ちがい6 審査時間

ろうきんのカードローンの審査時間は銀行カードローンと比べてもかなり長めです。仮審査に約1週間、本審査も1週間かかるため、融資実行までに申し込みから半月ほどを要します。急いでいる場合には向いていないカードローンであると言えるでしょう。

ちがい7 必要書類

仮審査をパスして、めでたく本審査に進みますと、契約書面に添付する書類も一緒に提出することとなります。

このとき必要な書類は、本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証(国民健康保険証不可)・住民票など、顔写真入りのものが望ましい)のほか、収入証明などの提出が求められます。(コピー不可)

詳細は仮審査合格後の連絡時に案内してもらえますので、漏れのないようにしっかりと確認するようにしましょう。

ちがい8 返済方法

返済は返済用口座から毎月決めれれた返済日に口座引き落としで行われます。返済の月額については、融資枠に応じてあらかじめ決められた金額での元利均等返済となります。そのため、他のカードローンで一般的な残高による返済額のスライドは行われません。

残高スライドリボルビング返済ですと、返済が長引いてしまいがちですが、ろうきんのカードローンは住宅ローンなどでも主流の元利均等返済です。計画的にしっかりと返済することができますのでこの点でもおすすめです。

3.ろうきんカードローンの3つのメリット

かなり独自路線のろうきんのカードローンですが、どのあたりにメリットがあるのか、まとめて確認しましょう。

メリット1 破格の低金利

無担保無保証人の融資としては、驚きの低金利を実現しています。営利企業ではちょっと考えられないような低金利水準であると言えます。

貸金業法の利息制限により、10万円以上~100万円未満の最高金利は18.0%に制限されているのですが、消費者金融系のカードローンの初回申し込みの実効金利は18.0%近くになっています。

これに対し、ろうきんのカードローンでは最高でも8.475%、最低では3.875%と比較にならないほどの低金利設定です。

仮に最低金利の3.875%と18.0%で、それぞれ50万円を借り入れして、5年で返済した場合の支払利息の合計は、3.875%では約5万円、18.0%では約26万円と、5倍以上の差となってきます。
金利が安いということは審査も厳しめであるとも言えるのですが、低金利の魅力はとても大きく、一番に検討したいカードローンのひとつと言えるでしょう。

メリット2 取引に応じた金利優遇制度が充実

給与振込口座の指定や、公共料金の引き落としなど取引に応じた金利優遇制度が、消費者金融系などと比較して充実しています。

特に30歳未満への金利優遇は他にあまりみられない制度で、若い勤労者にとって恩恵は大きいです。条件が整えば最大で3.2%もの金利優遇を受けることができます。

金利優遇のポイントとなる取引の中で、比較的簡単な条件としては

  • 給与振込口座指定
  • インターネットバンキング契約
  • WEB通帳契約
  • 公共料金自動振替(NHK・NTT・電気・ガス・水道などから2種以上)
  • 30歳未満

などがあげられます。金利優遇の恩典は大きいもので、できれば面倒がらずにできるものは契約するようにするのがおすすめです。

メリット3 総量規制の対象外

ろうきんのカードローンは、貸金業法で原則年収の3分の1までに制限される総量規制の対象外となっています。総量規制は厳格に実施されるようになっており、消費者金融業者が総量規制に反してまで貸出をすることはありえません。仮にあるとすれば不法行為となります。

4.ろうきんカードローンの3つのデメリット

ろうきんカードローンは魅力的なメリットがたくさんありますが、良いところばかりとはいきません。デメリットもしっかりと確認しておきましょう。

デメリット1 とにかく審査に時間がかかる

もともと消費者金融系のカードローンの審査時間は最短30分のものもあるほど短めですが、最近では銀行カードローンでも即日融資可能な商品が続々登場してきています。ろうきんのカードローンは、審査に半月を要するほど融資実行までの時間の長さが目につきます。

審査が早く、当日融資に対応しているカードローンは「今日中に必要!スピード重視のカードローン比較ランキング」でまとめています。急ぎの場合は確認してみてください。

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デメリット2 最大金利優遇の条件が厳しめ

最高金利でもかなり抑えめの金利ですが、やはりできる限り低い金利で借りたいと思うのが人情ですし、そうするべきです。

しかし、最大の金利優遇を受けるためには、団体会員や生協会員であったり、30歳未満であるなどの実質的に不可能な場合もある条件もあります。最大金利優遇を得るのは、それなりに高いハードルがありますので、最低金利をあてにし過ぎないようにしましょう。

デメリット3 審査はカードローン最高レベル

審査に時間が掛かるということは、それだけ入念にカードローンの審査を慎重に行っているということを意味します。

大手消費者金融業者の最短30分などというカードローン審査には、人間の判断が介入する余地はあまりないといって良いでしょう。スコアリングと称されるコンピューターによる自動判定が、審査基準のほとんどを占めます。

ろうきんのカードローンの全体で2週間という審査期間には、人間による生身の審査がじっくりと行われています。スコアリングなどでは見落とされるような返済能力の問題点をプロの目で洗い出されますので、トップレベルの厳しい審査であると言わざるを得ないでしょう。

銀行カードローンの審査については「銀行系カードローンの4つの都市伝説|審査基準と落ちた時の対処法」で詳しくまとめています。審査に落ちを回避するためにも確認してみてください。

>> 「銀行系カードローンの4つの都市伝説|審査基準と落ちた時の対処法」へ

5.ろうきんカードローンを利用する時の注意点

ろうきんカードローンはデメリットでも触れたとおり、審査にかなり長い時間を要します。急ぎの資金調達には向いていませんので注意が必要です。

また、ろうきんの店舗はメガバンクや大手消費者金融業者と比較してかなり少なめです。自宅や勤務先の近くなどに店舗があるかどうか、最初に検討しておくとよいでしょう。

6.まとめ

ろうきんカードローンの大きな魅力はなんといってもその低金利にあります。審査の長さや一定の厳しさ、利便性などの問題をクリアできそうであれば、真っ先に検討したい影の優良カードローンと言えるでしょう。

30歳未満の若者の援助に力を入れる姿勢は優遇金利にも表れていますので、若年層の勤労者の方には大変におすすめのカードローンということができます。

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