リボ払いで借金地獄|正しい借金の解決方法と具体的な手順

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空に舞う一万円札

「いくら買っても毎月支払う金額は一定だから大丈夫!」

甘い認識でリボ払いを使い過ぎていませんか?

毎月の返済額を抑えられるリボ払いは一見すると消費者に嬉しい返済方法のように思われます。クレジットカード会社がすすめていることもあり、深く考えず利用する人があとを絶ちません。

しかし、リボ払いによって気がつかないうちに借金が膨れ上がってしまった人は数多くいます。実は、リボ払いは借金地獄に陥りやすい危険な返済方法だからです。

この記事では、リボ払いで作った借金問題を解決する方法をご紹介します。リボ払いの仕組みや自分が置かれた状況などを詳しく知れば解決の糸口は必ず見えてきます。リボ払いの返済でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

1.リボ払いで借金地獄に陥った人の末路

頭をかかえる女性

「リボ払いは借金が膨れ上がるから危険だ」といくら言われても、毎月決められた金額を問題なく支払うことができているとその危険性は想像しにくいものです。まずはリボ払いで借金地獄に陥った人の末路についてご紹介します。「明日は我が身」と考え、逃げずに現状と向き合いましょう。

末路1 リボ払いの手数料が購入額の1.5倍に

リボ払いの制度をよく知らないまま契約して利用していたAさん。リボ払いで50万円の買い物をしてしまい、気がつけば24年間かけて125万円も返済しなくてはいけない状況になっていました。

「いつまで支払えばよいのだろう…」とAさんが疑問に思ったのは12年かけて70万円支払った頃です。月々の返済額が小さく、それほど生活を圧迫するものではなかったため、状況を見直すことなく払い続けてしまったのです。しかも、70万円支払っても元本は10万円も減っていませんでした。

Aさんはこの段階で初めて弁護士に相談し、今後の支払い総額を計算します。すると今後さらに12年間払い続けなければならず、手数料の総額は75万円、つまり購入額の1.5倍にもなることがわかったのです。

末路2 新たな借金を増やして借金地獄に

Bさんは毎月1万円の支払いでリボ払いを利用していました。それをきっかけにリボ払いの便利さを知り、複数のクレジットカードでリボ払いを使うようになりました。気がつけば返済額はどんどん膨らみ、毎月5万円も返済しなければならない状態に陥ります。

毎月5万円も返済することが難しくなったBさんはキャッシングに手を出すようになり、さらに借金を増やしてしまいます。終わらないリボ払いの返済、限度額いっぱいまで膨らむキャッシングの借金。軽い気持ちでスタートしたリボ払いで借金地獄に陥ってしまいました。

2.まずはリボ払いの利息を確認するのが最優先

リボ払いの借金を解決するために、まずは自分が置かれた状況を整理し、正しく把握することが必要です。リボ払いの恐ろしいところは借金の全体像が見えにくいところにあります。毎月支払うお金のほとんどは利息で、元金はいくらも減っていないケースが非常に多いです。

あなたはご自身の借入残高や手数料をご存知でしょうか。毎月決められた金額をただなんとなく支払ってはいませんか?借金問題を解決する第一歩は自分のリボ払いの現状を知ることです。次のサイトで簡単に確認することができますのですぐに調べてみましょう。

→ 定額リボルビング払い金利・支払期間・支払総額計算

3.リボ払いの借金を自分で解決する方法

リボ払いはその仕組みを理解せずに利用してしまうと大変危険な返済方法です。すでに利用している方は、被害が大きくなって取り返しがつかなくなる前に、早急に完済に向けて動き出さなくてはなりません。リボ払いの借金を自分で解決できそうな場合に有効な解決策をご紹介します。

解決策1 繰り上げ返済をする

まずは可能な限り早いペースで繰り上げ返済をしていきましょう。その間、不要不急の出費はすべてカットする心構えでいてください。リボ払いが生み出す苦しみは借入残高から発生する手数料にあります。これを最小限に食い止めるためにはとにかく早く返していくしかありません。

解決策2 ボーナス一回払いに切り替える

これまでリボ払いにしていたものをボーナス一回払いに切り替えるのも有効です。ボーナス一回払いはボーナス時期に支払いを先延ばしにする方法で、金利手数料は一切かかりません。それまでに計画的にお金を貯めておけばmリボ払いに比べて圧倒的に少ない返済額で済みます。

なお、ボーナス一回払いは、賞与が支給されない方でも利用することが可能です。リボ払いに走る前に、ボーナス一回払いの利用を検討してみましょう。

4.リボ払いの借金を自分では解決できそうにないとき

説明する男性

自分の力だけでは対処できなくなってしまった場合、弁護士や司法書士に相談して「任意整理」という手段をとりましょう。

任意整理とは、借金の今後の返済方法や金額について個人の状況を見ながら債権者と話し合いを行い、無理なく返していけるように調整する手段です。債務整理の中で最も多く利用されています。

それ以降の利息分の支払いが不要になったり、月々の返済額を減らし、かつ返済期間を延ばしたりできるケースも多々あります。大手クレジットカード会社でリボ払いを利用している場合、ほとんどがこうした交渉に応じてくれます。

債権者との交渉は債務者ではなく弁護士や司法書士が行うため、一度任せてしまえばこちらが何かすることもありません。

5.任意整理で借金減額できるか無料で確認する方法

いきなり任意整理について弁護士や司法書士に相談するのはハードルが高いと感じる方は多いかと思います。そんな方に使ってほしい無料診断があります。

借金を減額できるのか、いくら減額できるのかは「街角相談所-法律-」を利用すれば、無料で診断することができます。

無料かつ匿名で診断することができますので、こちらで自分の状況を確認してみてください。借金が大幅に減額されるようであれば、債務整理について専門家に相談してみましょう。

→ 街角相談所-法律-の解説へ

6.任意整理するときの注意点

任意整理を行うと返済額が減額されたり、専門家に相談することで精神的な負担が軽減されたりとメリットは様々ありますが、デメリットももちろんあります。

注意1 信用情報に傷がつく

任意整理をすると信用情報に傷がつきます。信用情報機関にブラックリストとして登録されてしまうと、一定期間カードローンなどから新たな借入ができなかったり、クレジットカードの申込ができなくなったりします。

注意2 専門家への相談料

弁護士や司法書士に相談するには当然費用がかかります。実際の金額は相談先によって異なりますが、これを回避することはできません。

しかし、「高額な報酬は支払えないから相談できない」と考えるのは早計です。最近では着手金なしで対応してくれたり、比較的安価な料金でサービスを受けられたりします。インターネットやメール、電話での問い合わせなどを使って調べ、相談料とサービスのバランスが自分に合うところを選びましょう。

7.改めて見直したいリボの仕組み

頭をかかえる女性

最後にリボ払いの仕組みを簡単におさらいしましょう。月々の返済額を抑えられるという特徴ばかりに目が行きがちですが、仕組みを知れば非常にリスクの高い返済方法であることがわかります。

リボ払いと一口に言ってもいくつかの種類に分けられます。おさえておきたいのは次の3つです。

①定額方式

定額方式はある一定の金額を毎月返済するというものです。その金額の中に利息を含む場合は「元利定額リボルビング方式」、別途利息を支払う場合は「元金定額リボルビング方式」と呼ばれます。

②定率方式

定率方式は借入残高全体に対して決められた割合を返済する方法です。例えば借入金額が100万円の場合、割合を10%と決めていれば10万円を返済することになります。定額方式と同じく、返済額の中に利息が含まれているかいないかによって「元利定率リボルビング方式」と「元金定率リボルビング方式」とに分けられます。

③残高スライド方式

残高スライド方式は借入残高に応じて返済額を変更していくものです。借入残高によっては月々の返済額に大きな差が生じることもあります。

④その他複雑な返済パターン

リボ払いはこれらの3つの方式が組み合わさり、さらに細かく複数の返済パターンに分かれていきます。複雑さゆえに実態を把握していない方が多いことも、リボ払いで借金を作ってしまうケースが絶えない理由の一つでしょう。

いずれの方法でも共通するのは他の返済方法に比べて利率が高いこと、どれだけお金を使っても無理のない範囲内で返済すれば良いため、知らず知らずの内に使いすぎてしまうことなどが挙げられます。

目の前のことだけを考えるのではなく、長期的な目線で総合的な支出額を考えれば、リボ払いは大きな損をする仕組みであることがわかるはずです。借金が膨れ上がる前に、早めにリボ払いを止めることをおすすめします。

8.まとめ

自分の力で完済できるうちにリボ払いを止めること、すでに自力での対応が難しい場合は少しでも負担が小さい内に弁護士や司法書士など専門家に相談することが大切です。この機会に勇気を出して自身の現状と向き合ってみてください。

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