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結婚しようと思ったら親の借金が発覚!借金が結婚生活へ与える影響は?

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親の借金0

結婚相手の親に多額の借金が発覚した、もしくは自分の親がそのような状態だった場合、おそらく多くの方が結婚生活に借金が影響してくるのではないかと不安に感じることでしょう。

特に、親の借金を肩代わりしたり、生活の面倒を見ていかなければならない状態なら、結婚そのものが難しくなるケースもあるかもしれません。

ですが、金銭的な援助をする以外にも親の借金問題を解決する方法はあります。今回は親の借金が子供の結婚生活に与える影響とその対処法についてご紹介します。

1.親の借金を子供が返済する義務はない

親が借金で苦しんでいるのを見れば放っておけない気持ちもあるでしょうし、なんだかんだ援助してしまうのが実際のところかもしれません。しかし、保証人にでもなっていない限り子供が親の借金を返済する義務はないので、親の借金が必ずしも結婚生活に直接影響するわけではありません。

とはいえ、結婚相手もしくは自分の親に借金がある場合、それは結婚そのものを躊躇する大きな要因の1つになることは間違いありません。また、結婚は本人同士だけでなく親や兄弟も関わってくる問題なので、相手の親に借金があることで家族に結婚を反対されるケースというのも実際多いようです。

2.親の借金が結婚生活に与える影響

親に借金がある場合、結婚生活に実際どのような影響与えるのかについて考えてみましょう。

影響1 親に金銭的援助を求められる

親の借金問題に対する1番の不安は、おそらく「今後金銭的な援助が必要になるのではないか」という点でしょう。特に自分の親ではなく相手の親に借金がある場合、不安や悩みはより複雑化してしまいます。

親の方に「子供には迷惑をかけたくない」という気持ちがあればまだ良いですが、「生活費が足りなくなった」「借金の返済ができない」など、何かと子供を頼ってくる親がいるのも事実です。

親子関係は人それぞれですが、子供としては親を助けてあげたいという気持ちが少なからずあるでしょうし、一切の金銭的援助を断ち切るというのは実際難しいのかもしれません。

影響2 夫婦喧嘩や離婚原因になることもある

結婚するということは、親から独立して新たに自分の家庭を築くということであり、夫婦にはお互いに自分の家庭を守る義務があります。さらに子供が生まれればその分教育費などもかかるわけですが、この時親に借金があると、本来家計に入ってくるはずのお金が親の借金返済に充てられるという事態になりかねません。

金銭的に余裕があって夫婦それぞれが納得している場合は良いですが、毎月ギリギリの生活を送っている場合は当然死活問題になります。金銭的な問題ばかりでなく、親の借金に対する夫婦間の認識のズレが喧嘩や離婚原因になることもあるので、借金を抱えた親と結婚後どう関わっていくのか、あらかじめ結婚相手とよく話し合っておくべきでしょう。

影響3 借金の督促が来る

闇金のような違法業者でもない限り、借金取りが自宅に取り立てに来ることはまずありません。ただし、延滞をすれば督促の電話や郵便物が自宅に届くことはあるでしょう。親と別居していれば特に問題はありませんが、同居の場合は督促の電話に嫌気がさすことはあるかもしれません。

3.親の借金問題への対処法

親の借金問題を抱えた状態で結婚をする場合、今後の対処法としては主に次のような選択肢が考えられます。結婚相手とよく相談し、自分たちにとってベストな選択をしてください。

対処1 金銭的援助は一切しない

円満な結婚生活を送るためには、金銭的援助は一切行わないというのがおそらくベストな選択肢でしょう。そもそも借金をしているのは親なので、子供がその犠牲になる必要は本来ないはずです。しかし、これはある意味親を突き放すということでもあり、子供側にもそれなりの覚悟が必要になるでしょう。

対処2 生活費のみを援助する

困っている親を放っておけない場合は、自分たちのできる範囲で生活費を援助するという方法もあります。例えば月に数万円仕送りをする、同居であれば家賃や光熱費を自分たちが負担するなど、あくまで生活費の一部を援助するという選択肢もあるでしょう。

ただしこの場合、その線引きが曖昧にならないよう、あらかじめ援助する範囲を親子間で取り決めておくべきです。また、子供が生まれれば援助できる金額が少なくなることが想定されるので、その点についてもあらかじめ伝えておくことをおすすめします。

対処3 借金を肩代わりする

金銭的に可能なら親の借金を肩代わりするという方法もあります。初めの段階で借金問題を解決しておけば、結婚生活に借金問題がつきまとう心配はなくなります。ただし、一度肩代わりをするとそれが癖になり、親が新たに借金を作ってしまう可能性もあるので十分注意が必要です。

特に借金の原因がギャンブルなどの場合はまた借金をする可能性が非常に高いので、借金をした理由や現在の親の生活態度などを考慮した上で慎重に検討したほうが良いでしょう。

対処4 親に債務整理をすすめる

直接的に資金援助をする以外にも、債務整理をすすめて借金の負担を軽くしてあげる方法もあります。債務整理にはいくつか種類がありますが、借金そのものを大きく減額したり、場合によっては自己破産で借金をゼロにすることも可能です。

債務整理をすると信用情報に事故情報が登録されてしまうため、今後5年から10年は新たにローンを組めないというデメリットはあるものの、借金問題から解放され人生をやり直せるという大きなメリットがあります。

4.債務整理の種類

債務整理には主に次のような種類があります。それぞれのメリットやデメリットを理解し、状況に応じて有効な手段を選択しましょう。

種類1 過払金返還請求

過払金とは「法律上の上限金利よりも高い金利でお金を借りた場合に発生した利息」のことで、例えば、一昔前は消費者金融の多くが法律で定められた金利よりも大幅に高い金利(グレーゾーン金利)で貸し付けを行っていました。

現在は法律が改訂されたためグレーゾーン金利は撤廃されましたが、過払金返還請求とはこの時に払い過ぎた利息を返してもらう手続きのことです。

過払金がいくらになるかは契約内容によっても違いますが、100万円近くの過払い金があり手続きをしたところ、借金がゼロになったという方も少なくないので、グレーゾーン金利時代にお金を借りていた方はまず過払金返還請求を検討してみましょう。

ちなみに、過払金返還請求は本来支払う必要がなかったお金を返してもらう手続きなので、信用情報に事故情報として登録される心配はありません。

種類2 任意整理

任意整理とは、利息制限法の上限金利に基づいて金利の再計算を行い、借金を大幅に減額した上で残りの借金を3年程度の分割で返済していく方法です。

任意整理の場合、家族や知人など保証人がついている借金はそのままで、その他の借金のみを整理することも可能です。さらに、裁判所を通さないため官報に名前が載らないこともメリットとして挙げられます。

種類3 個人再生

個人再生とは、裁判所を通じて借金を減額してもらうための手続きです。個人再生の場合は原則として借金が5分の1~10分の1程度まで減額され、その後は減額された借金を3年~5年の分割で返済していくことになります。

自己破産とは違いすべての借金がなくなるわけではありませんが、住宅など高価な財産を残したまま借金を返していけるというメリットがあります。

種類4 自己破産

自己破産とは裁判所に破産申し立てをし、すべての借金をゼロにしてもらう方法です。自己破産をすると住宅などの高価な財産は失うことになりますが、借金の返済義務がなくなるため収入のすべてを生活費に充てることができます。

5.借金を減額できるか簡単に調べる方法

借金を減額できるのか、いくら減額できるのかは「あなたの法律相談Cafe」を利用すれば、無料で診断することができます。

無料かつ匿名で診断することができますので、こちらで自分の状況を確認してみてください。借金が大幅に減額されるようであれば、債務整理について専門家に相談してみましょう。

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6.まとめ

借金の程度によってはそれほど悲観する必要がないケースも多いですが、いわゆる借金癖が直らないような人も少なからず存在します。結婚を考えるなら借金を抱えた親との関わり方について、今一度よく考えてみたほうが良いでしょう。

いずれにしてもまずは結婚相手の理解を得ることが重要なので、今回ご紹介した対処法を参考に、お互いが納得のいく解決策を検討してみてください。

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