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生活費にカードローンを使う危険性と生活を立て直すための具体的な方法

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生活費が足りなくなってカードローンを利用するという方は、実際非常に多くいらっしゃいます。

もちろん、カードローンは原則使い道自由となっているので、生活費に充てる目的で利用しても問題はありません。

しかし、そこにはかなり大きな危険が潜んでいるのは確かです。今回は、生活費としてカードローンを利用する際の危険性と、生活を立て直すための方法についてご紹介します。

1.生活費にカードローンを使う危険性

生活が困窮すると、藁にもすがる思いでカードローンに頼ってしまうのは仕方がないことかもしれません。しかし、生活費にカードローンを利用することには、多くの危険が伴います。

危険1 多重債務になる

銀行や消費者金融などのカードローンは、借入残高によって毎月の返済額は一定です。一度に50万円や100万円を借りた場合でも、月々の返済は1~2万程度で済みます。そのため、1社目で利用枠が無くなると、2社、3社とどんどん借入件数を増やしてしまう方も多く、気づけば多重債務者になっていたというパターンはよくある話です。

危険2 借金をしている感覚が薄れる

カードローンは限度額の範囲で自由に借り入れができ、コンビニなどのATMからいつでも利用可能です。いつの間にか借金をしているという感覚が薄れ、自分の口座からお金を引き出すような感覚に陥ることがあります。

借り入れと返済を当たり前のように繰り返していると、いつしかカードローンありきで生活をするようになり、完済をしようという気持ちが薄れてしまうのも恐いところです。

危険3 利息でムダな出費が増える

カードローンは、金利や借入額、借入期間に応じて利息が発生します。仮に50万円を金利14.0%で借り、毎月1万円ずつ返済をした場合、完済までにかかる期間は6年以上、利息は25万円以上にも及びます。

もちろん、繰り上げ返済をして毎月の返済額を増やせば、支払う利息はもっと少なくて済みますが、生活費でカードローンを利用する場合、繰り上げ返済をする余裕があるかどうかは疑問です。長期の借り入れになると利息もかなりの金額になるので、毎月の返済額のほとんどが、利息の支払いに充てられていることになります。

2.カードローンの前に生活費を見直す

カードローンを借りる前に、まずは生活の中で節約できる部分が無いかどうか確認してみましょう。

その1 交際費

会社の同僚と飲みに行く、友人とランチをするなど、交際費は何かとかさむものです。しかし、すべての誘いに乗っているとあっという間にお金がなくなってしまうので、月々いくらまでと金額を決め、その範囲内での付き合いに止めることも必要です。

その2 食費

生活費の中でも食費は比較的節約しやすい部分です。まず、外食が多い方はできるだけ自炊を心掛けましょう。また、毎日コンビニに行く方は要注意です。飲み物やお菓子などそれ自体は少額のものでも、毎日買っていれば当然お金は無くなります。

しかも、少額のものを頻繁に買っていると、何に使ったか分からないけど気づいたらお金が無いという、典型的な無駄遣いパターンに陥りやすいので注意しましょう。

その3 光熱費

光熱費についても、少し気をつければ数千円ほど安くなることもあるので、現状にムダがないか今一度見直しをしてみましょう。

電気を付けっぱなしにしない、体を洗う時はシャワーを止めるなど、ちょっとした心がけでも、毎日の習慣にすれば確実に節約に繋がります。また、電気のアンペアを下げてしまうのも、基本料金が安くなるためお勧めです。

その4 通信費

携帯電話やスマホの料金、自宅の通信回線など、通信費については使い方によって節約するということが難しいので、プランそのものを安いものに変えるという方法になるでしょう。何年もプランを見直していないという方は、現在のプランにムダがある可能性もあるので、一度携帯ショップで相談されてみることをお勧めします。

3.生命保険に加入しているなら契約者貸付

生命保険に加入している方は、カードローンの前に契約者貸付制度の利用を検討してみることをおすすめします。

契約者貸付とは、生命保険の解約返戻金を担保にし、生命保険会社からお金を借りることです。借りられる金額は、一般的に解約返戻金額の70~90%の範囲内となっていますが、これは保険会社や保険の種類によっても違います。

借り入れ利率に関しては大手保険会社の場合、1.5%~6.0%ほどが相場となっており、契約者貸付を利用できる保険には、主に以下のような種類があります。

  • 終身保険
  • 養老保険
  • 個人年金保険
  • 学資保険

保険に加入して間もない場合は、解約返戻金が少額のため利用できないケースもありますので、ご自身が加入している保険で利用できるかどうかは、お申し込みの保険会社に問い合わせをしてみてください。

4.借金がある場合は借り換えやおまとめローン

既に借り入れがあり、その支払いで生活が苦しくなっている場合は、今よりも低金利の「カードローンへの借り換え」または「おまとめ」を検討してみるのも良いでしょう。借入件数が1件しか無い場合は単純な借り換えとなるため、今よりも低金利のローンに申し込めば、利息の支払いを減らすことができます。

しかし借入件数が2件以上あり、おまとめローンを利用する場合は、借り換えたからといって必ずしも返済の負担が減るとは限りません。現在借りているカードローンの金利がそれぞれで違う場合は、借り換え先の金利が今の平均金利よりも低い金利でなければ、借り換えをする意味がありません。

そのため、借入件数が複数ある場合は、一社ごとの金利や利息額などをそれぞれ計算し、借り換えによって得になるのかどうかをきちんと見極める必要があります。

その際は、金融機関のホームページ上にある、返済シミュレーションを使うのがおすすめです。借り換え後の返済額や利息額などが一目で分かるので、借り換えをしたほうが良いのかどうかを、比較的容易に判断することができます。

5.カードローンの使い道について

カードローンは原則使い道が自由なので、生活費に使うことも可能です。実際、カードローンを利用する人の4割が、生活費に充てる目的で利用しているそうです。ですが、生活費としてカードローンを利用する場合は、申し込み時に少し注意が必要です。カードローンの使い道は自由とはなっているものの、借り入れの際には資金の使い道を聞かれます。

この時、生活費が足りないのでと言ってしまうと、金融機関に与える印象が悪くなってしまいます。生活費にカードローンを利用するということは、金銭的に困窮しているということであり、その状態でお金を貸しても返済能力があるかどうか疑わしいと思われてしまうからです。

今月は臨時出費があったなどの具体的な理由を伝え、慢性的な困窮状態ではないことをアピールしておいたほうが良いでしょう。

生活費としてカードローンを利用する場合は、できるだけ低金利の銀行カードローンを選びましょう。また、給料日になったら全額返済できるという場合は、30日間の無利息期間がある消費者金融もお勧めです。

6.まとめ

カードローンを生活費に使うことは可能ですが、後先を考えずに借りてしまうと、毎月の返済で今よりも更に苦しい生活になる可能性が高いです。また、カードローンには金利がかかるので、基本的に利用した時点で利息が発生してしまいます。

一時的にお金が無い状態でカードローンを利用するのであればまだ良いですが、慢性的な場合は返済計画を立てることが難しいため、できるだけカードローン以外の方法を検討したほうが良いでしょう。

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