ゆうちょ銀行は金利よりも利便性|ゆうちょで賢く貯金する全知識

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両手上げた女の子

平成19年10月1日に、当時の日本郵政公社が民営化・分社化して誕生した「ゆうちょ銀行」。1つ口座を持っていれば、全国の郵便局やゆうちょ銀行の窓口・ATMで利用できるので、旅行のときや、急にお金の出し入れが必要になったときにとても便利な銀行ですね。

ゆうちょ銀行にお金を預けたときの現在の金利や、窓口・ATMの営業時間、手数料など、ゆうちょ銀行を利用するのに知っておきたい情報をまとめてみました。

1.ゆうちょ銀行の2016年最新の金利

ゆうちょ銀行には以下のよう様々な貯金商品があります。それぞれの貯金の詳細と2016年9月30日現在の金利をご紹介します。

→ 最新の金利の詳細はこちら

①通常貯金

<金利:0.001%>
通常貯金とは、一般の銀行における普通預金と同じような貯金です。いつでもどこでも出し入れでき、公共料金の自動払込みや、お給料の預入などにも使えます。

②通常貯蓄貯金

<金利:10万円未満0.001% 10万円以上0.001%>
通常貯蓄貯金とは、10万円以上の残高があれば通常貯金よりも有利な利子が付く貯金です。その他は通常貯金とほぼ変わらず、出し入れも自由です。ただ、現在の金融情勢では通常貯金と同一金利になってしまっています。

③定額貯金

<金利:預入期間関わらず 0.010%>
定額貯金とは、預入の日から起算して6か月経過すれば払戻しが自由になり、3年までは6か月ごとに段階的に金利が変わり、最長10年間半年複利で貯められる貯金です。こちらも現在の金融情勢では、どれだけの期間を預けても段階的に金利は変わらない状態です。

④定期貯金

<金利:預入期間関わらず 0.010%>
定期貯金とは、一般の銀行における定期預金とほぼ同じ内容の貯金です。1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年の中から期間を選べて、長期間の貯金ほど金利が高くなります。こちらも現在の金融情勢では、長期間預けても金利の変化はありません。

⑤財産形成貯金

<金利:預入期間関わらず 0.010%>
お勤めの方を対象とした貯金で、毎月の給与やボーナスから一定額を天引きし、事業主を通じて定額貯金に積み立てられます。ゆうちょ銀行と財産形成貯金の取扱いに関する契約を締結している会社にお勤めの方のみ利用できます。

2.ゆうちょ銀行で預けられる貯金の限度額

ゆうちょ銀行で預けられる貯金の限度額はこれまで1,000万円でしたが、2016年4月1日より1,300万円に変わりました。(財形貯金各種を除く)

→ 限度額の詳細はこちら

3.ゆうちょ銀行の定期貯金

貯金をするのに、必要な時期までに確実に貯めておきたい方が多く利用する定期貯金。現在の金利から解約方法など、定期貯金についてまとめてみました。

①定期貯金の2016年現在の金利

2016年9月30日現在の定期貯金の金利は、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・4年・5年のすべての期間において「0.010%」となっております。他の大手銀行もそうですが、低金利時代の現在では定期貯金の金利は全く魅力がありません。

途中で引き出すことが出来ないので、今あるお金を必要な時期まで絶対にとっておきたい方にはおすすめです。金利重視で貯金されたい方は、高金利が多いネットバンクでの貯金の方が良いでしょう。

②定期貯金の引き出し

定期貯金は満期前に途中で引き出すことは出来ません。どうしてもお金が必要になった場合には、解約をしなければなりません。途中で引き出す可能性がある方は、定期貯金より定額貯金の方がおすすめです。

③定期貯金の満期

定期貯金での預け入れ期間は、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・4年・5年から選ぶことが出来ます。預入期間経過後は、同じ預入期間の定期貯金に自動的に預入する「自動継続の取扱い」、または自動的に払い戻し、払戻金の全部を通常貯金に振り替えて預入する「満期振替預入の取扱い」を利用することが出来ます。

何もせず、そのままの状態にしておくと通常貯金の金利を目安とした金利が適用となりますので、満期が来てもまだ使い道がないのであれば、上記のような方法を利用して、再度定期貯金を始めたり普通貯金に振替えておきましょう。あまり知られていないのですが、満期後20年間放置し続けると権利が消滅してしまうのでお気を付けください。

④定期貯金の解約方法

定期貯金を途中で解約するには窓口で手続きをする必要があります。
その際に必要なものは以下4点です。

  • 払戻請求書(窓口でもらえます)
  • 定額定期貯金証書
  • お届け印
  • 本人確認書類

代理人が解約する場合は委任状の提出も必要となります。また、払戻金額が100万円を超える場合は、委任状・代理人の証明書類の他に名義人の証明書類も必要となります。

4.ゆうちょ銀行の窓口

口座を作る際や、住所や氏名変更をしたいときなどは、窓口に行かなくてはなりません。ゆうちょ銀行の窓口だけでなく、全国の郵便局の窓口でも手続き可能です。

①窓口の営業時間

基本的に平日9:00-16:00まで営業の窓口が多いです。数少ないですが、17:00、18:00まで営業している窓口もあります。

→ 窓口営業時間検索はこちら

②土日祝日の窓口の営業

土日祝日の窓口の営業はしていません。

5.ゆうちょ銀行のATM

郵便局と併設しているATMや、駅やデパートでも多く見かけるゆうちょ銀行のATM。そんな便利なゆうちょ銀行のATMについて、手数料や営業時間など利用時に知っておきたい情報をまとめてみました。

①ゆうちょATM手数料

通常貯金の預入・払戻しについてはキャッシュカードのみによる利用も可能で、曜日・時間帯にかかわらず手数料は無料です。

ゆうちょ銀行口座からゆうちょ銀行口座への入金も現在は何回でも無料となっていますが、2016年10月より3回目まで無料、4回目から123円の手数料がかかります。ゆうちょ銀行口座から他銀行口座へお金を振込む場合は、5万円未満216円、5万円以上432円の手数料がかかります。

②ゆうちょATM営業時間

ゆうちょATMの営業時間は地域によって大分変わってきますが、平日7:00-19:00まで、土日祝9:00-17:00まで営業のATMが多いようです(日祝は営業していないATMも多いです)。

→ ATM営業時間検索はこちら

首都圏、関西圏、一部他の地域のファミリーマート約500店舗に設置されたゆうちょ銀行のATMは、曜日休日関係なく24時間利用出来ます。(23:55-翌0:05は利用不可・第3月曜日は7:00から営業開始)

→ ゆうちょATM設置店ファミリーマートの検索はこちら

③ゆうちょATM引き出し限度額

ゆうちょATMでの引き出し限度額は、1日あたり50万円です。この金額を超える取扱いをしたい場合は、窓口に行って利用上限額の設定を変更することが可能です。ファミリーマートに設置されているゆうちょATMでは1回あたり20万円まで。

→ 引き出し限度額の詳細はこちら

④ゆうちょATM預け入れ限度額

ゆうちょATMでの預け入れ限度額は、1回の操作で10円以上200万円以下です。(紙幣は200枚、硬貨は100枚まで)

→ 預け入れ限度額の詳細はこちら

⑤コンビニのATM

セブンイレブンやローソンなど、どのコンビニに置いてあるATMでも利用が可能ですが、利用可能な時間帯や手数料などはそれぞれ変わってきますので、利用前にご確認ください。ゆうちょATMが設置されているファミリーマートがあれば、24時間手数料もかからず利用出来ます。

⑥ゆうちょATMでの硬貨取り扱い

ゆうちょATMでの硬貨の取り扱いは1部のATMに限られますが、ゆうちょ銀行と併設されているATMでは利用可能なところが多いです。

⑦ゆうちょATMの年末年始の営業

窓口は基本的に年末年始の営業はしていませんか、普段日曜祝日も営業しているATMや、ファミリーマートに設置されているゆうちょATMは年末年始も利用可能です。

6.ゆうちょ銀行のキャッシュカード

口座開設時にキャッシュカードも作っておけば、通帳がなくても引き出しや預け入れが出来て便利ですよね。ただ、暗証番号を間違えて使えなくなってしまったり、紛失してしまう事象も多いです。そんな時にどう対処すれば良いのかをご紹介します。

①キャッシュカードが使えなくなってしまった場合

ATMで暗証番号を間違えて使えなくなってしまった場合は、キャッシュカードと本人確認書類を持って窓口に行きましょう。また、キャッシュカードを紛失・盗難されてしまった場合は、窓口もしくはカード紛失センターに一刻も早く連絡しましょう。

カード紛失センター 0120-794-889(通話料無料・年中無休)

②再発行方法

再発行請求書(窓口でもらえます)、印鑑、本人確認書類、通帳を持って窓口に行けば再発行出来ます。通帳も一緒に紛失してしまった場合、通帳は無くて大丈夫です。カードの再発行は1件につき1,030円の手数料がかかります。

7.ゆうちょ銀行口座の住所・氏名変更の手続き方法

住所や氏名が変わったときの手続き方法をご紹介します。

①住所変更の手続き方法

住所変更に必要なものは、通帳(証書、保管証)、住所移転届書(窓口でもらえます)、届け印、新住所の記載された本人確認書類です。これらを持って窓口に行けば、住所の変更が可能です。

②氏名変更の手続き方法

氏名変更に必要なものは、通帳(証書、保管証)、キャッシュカード、氏名変更届書(窓口でもらえます)、届け印、新氏名の記載された本人確認書類です。これらを持って窓口に行けば、氏名の変更が可能です。

③代理人の場合

住所変更も氏名変更も代理人が手続きしたい場合、委任状が必要となる場合があるので、窓口に連絡をして確認しましょう。

8.郵便貯金の相続手続き

名義人が亡くなってしまった場合、相続手続きが必要となります。手続きの流れをご紹介します。

①「相続確認表」に必要事項を記入し窓口に提出

相続確認表は窓口でももらえますし、ゆうちょ銀行のホームページでPDFファイルをダウンロードすることもできます。

→ PDFファイルはこちら

②「必要書類のご案内」が送られてくる

窓口で相続確認表を提出すると、1〜2週間程度で「必要書類のご案内」が郵送されてきます。それを受け取り、案内に沿って相続手続きに必要な書類を準備します。

③必要書類を窓口に提出

準備した必要書類を窓口に提出します。提出する窓口は、相続確認表を提出した窓口と同じところに提出します。

④相続払戻金が入金される

必要書類を提出すると、1〜2週間程度で代表相続人の通常貯金口座へ相続払戻金が入金されます。

⑤相続WEB案内サービス

相続WEB案内サービスといものも利用可能で、ゆうちょ銀行の相続手続きに必要な書類をインターネット上で確認できます。

→ 相続WEB案内サービスはこちら

9.まとめ

24時間利用できるATMがあったり、手数料が時間曜日に関わらず無料だったり、利便性の高い銀行です。金利重視で貯金をするのに現在魅力はありませんが、今使わないお金を安心して預けておける定期貯金や、引き出しや預け入れが手軽にできる通常貯金など、用途に合わせて一つ口座を持っていると便利で良いですね。

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