日本住宅ローンのフラット35ってどうなの!?金利と事務手数料を徹底比較

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長期固定金利のフラット35は、超低金利時代の今特に注目したい住宅ローンと言えます。

フラット35を取り扱っている金融機関はいくつもありますが、その1つに「日本住宅ローン」があります。日本住宅ローンはフラット35を専門に扱うモーゲージバンクで、大手ハウスメーカー数社が共同出資をして誕生した会社です。

今回は、日本住宅ローンのフラット35の特徴と融資条件について、他の金融機関と比較しながら詳しくご紹介していきます。

フラット35をお得に借りるための比較ポイントもまとめましたので、フラット35を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

1.フラット35の比較ポイント

フラット35は多くの金融機関や企業が取り扱っているため、実際申込をする場合、まずは「どこでフラット35を組むべきか」という悩みが出てくると思います。

保証料や繰り上げ返済手数料が無料という点はどの金融機関にも共通していますので、フラット35を比較する際のポイントは主に「金利」と「事務手数料」の2つと言って良いでしょう。

ポイント1 日本住宅ローンの金利

フラット35の金利は基本的に全期間固定ですが、フラット35Sの適用となる場合、プランによって当初5年間または10年間金利が0.3%優遇されます。

次の表が2017年2月時点での日本住宅ローンの適用金利(提携会社限定プラン)です。ちなみに特約スーパーマイドとは、一定の手数料を先払いすることで金利が優遇されるプランです。

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「果たしてこの金利が他の金融機関と比べてお得なのか」という点が気になるところだと思いますので、実際にフラット35を取り扱っている他の金融機関の金利と比較してみましょう。借入額が物件価格の90%以内で年0.3%の金利優遇後の場合を比べてみます。

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どの金融機関も金利はまったく同じですが、日本住宅ローンの標準タイプのみ他の金融機関よりも割高となっています。標準タイプとは手数料もすべてローンに組み込むタイプなので、手数料もローンに含めたい方は他の金融機関を選んだ方が低金利で借りられるということになります。

ポイント2 日本住宅ローンの事務手数料

もう一つの比較ポイントである事務手数料について見ていきましょう。

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一般的な事務手数料の相場は融資額の約2.0%と言われているので、日本住宅ローンの手数料は比較的割安であることが分かります。特に標準タイプの手数料は30,000円と一見かなり安く感じます。

とはいえ、標準タイプの場合は金利が他の金融機関と比べて0.16%高いため、支払総額で比較すると決してお得とは言い難い状況です。この中で言うと金利・事務手数料共に最もメリットが多いのは優良住宅ローンと言って良いでしょう。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「優良住宅ローンの特徴が早わかり!フラット35の使いこなし術」

2.日本住宅ローンで借りるメリット

金利・事務手数料の部分では、他の金融機関よりも有利な点は正直見当たりません。しかし、積水ハウス・大和ハウス工業・住友林業・セキスイハイムなど日本住宅ローンの提携会社で家を建てる場合は、他の金融機関よりも借入金額が伸びやすくなる可能性はあります。

また、銀行と違い土日や夜間でも手続きや相談ができるので、平日休みの方にとってはスケジュール調整がしやすいのではないでしょうか。

3.日本住宅ローンとは

大手ハウスメーカーの積水ハウス・大和ハウス工業・住友林業・セキスイハイム・日立キャピタルの共同出資により誕生した住宅ローン専門の金融機関で、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の販売を主な業務としている会社です。

銀行と違いあまり聞き覚えの無い会社名に不安を感じる方も多いかもしれませんが、これまでの融資残高は1兆7,000億円を超えており、企業の安全性を評価する株式会社日本格付研究所の評価ランクでも「A」を取得している信頼度の高い会社です。

4.フラット35とは

フラット35とは住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して販売している住宅ローンで「ずっと固定金利の安心」というキャッチフレーズのCMを一度は目にしたことがある方も多いと思います。

フラット35の最大の特徴は、なんといっても最長35年の長期固定金利という点です。変動金利に比べれば金利は割高になるものの、ローン完済までの金利が一定なので、金利の変動リスクが無く返済計画が立てやすいことがメリットとして挙げられます。特に超低金利時代と言われる今だからこそ注目したい住宅ローンと言えるでしょう。

5.フラット35Sとは

フラット35Sとは省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅を取得する場合にフラット35の金利を一定期間引き下げる制度です。住宅性能によって「金利Aプラン」と「金利Bプラン」があり、Aプランなら当初10年間、Bプランなら当初5年間金利が0.3%優遇される仕組みです。

フラット35Sを利用するには、フラット35とフラット35S両方の技術基準を満たす必要があるため、フラット35以上に高い住宅性能が求められます。なお、フラット35は借り換えにも対応していますが、フラット35Sの場合借り換えには利用できません。

6.まとめ

積水ハウスや大和ハウスなど提携会社で住宅を建築予定の方は、おそらくまず最初に日本住宅ローンのフラット35を勧められると思います。ですが、提携会社限定プランであっても金利は他の金融機関と同水準のため、実際それほどお得とは言えません。

ただし、評価ランク「A」を獲得している信頼性の高い会社であることには違いないので、たとえば融資額など金利や事務手数料以外にメリットを感じた場合は、日本住宅ローンを検討してみるのももちろんアリでしょう。

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