キャッシングの金利とは|利息の計算式と陥りやすい金利の罠

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財布と1000円札

給料日前に手持ちのお金がないところに、急にお金が必要になって慌てた経験はありませんか?

どうしても現金が欲しいときに便利に使えるのがキャッシングサービスですが、お金をタダで借りることはできません。

この記事では、キャッシングの金利や利息の計算式、金利で陥りやすい利息の罠などについてまとめました。

キャッシングに重要なポイントの「金利」について見ていきましょう。

1.キャッシングの金利

キャッシングの金利とは、借りたお金に対して発生する「利息」を計算する利率のことです。18%のように単位を「%」で表し、キャッシングの場合は基本的に年率です。

例えば利率18%で20万円を1年間借りたとき、支払う利息は36,000円になります。

20万円 × 18% =36,000円

ただし、これはあくまで1年間借りた場合の利息です。借りる期間が短かったり、途中で少しずつ返済をしている場合には、それに応じて支払う利息は少なくなります。

利息とは?

  • 利息とは借りたお金に対して払う手数料です。
  • 利息と利子は同じことです。

2.法律で定められた上限金利

金利の上限は「貸金業法」という法律で定められています。2010年に改正される以前は、年率29.2%のような高金利でお金が貸し出されていましたが、現在の金利は次のように定められています。

法律上の上限金利表

貸金業者(消費者金融やカード会社など)は、この金利を超えた金利を設定してはいけませんし、超えているときには法で罰せられます。また、もし超えている金融会社があったとしたら、その金融はヤミ金です。これは法律違反ですので、悪徳業者には関わらないようにしましょう。

詳しくは「10分で理解する闇金の悪質な手口10個と1番安全な対処法」でお話ししていますので、合わせて確認してみましょう。また、金融庁の「違法な金融業者にご注意!」も参考にしてみてください。

>> 「10分で理解する闇金の悪質な手口10個と1番安全な対処法」へ

3.利息の計算式

金利の利率を使って利息を計算する前に、まずは利息の計算式を確認してみましょう。

1年あたりの利息

お金を1年間借りたときの利息は、次の計算で求めることができます。

1年あたりの利息=元本×金利

例)30万円を年利18%で借りたとき
=300,000円×0.18(18%)=54,000円

1日あたりの利息

1日あたりの利息を出したいときは、次の計算で出します。

1日あたりの利息=元本×金利÷365

例)30万円を年利18%で借りたとき
=300,000円×0.18(18%)÷365=約148円

1か月あたりの利息

1か月あたりの利息は次の式で計算します。

1か月当たりの利息=元本×金利÷365×30

例)30万円を年利18%で借りたとき
=300,000円×0.18(18%)÷365×30=約4,438円

*厳密にはうるう年では366日、月も30、31、28、29日と変動しますので利息も少し変化しますが、基本的には上記の計算式で出すことができます。

4.毎月支払う利息の計算例と元本の減り方

お金を借りたとき返済をするにあたり、ほとんどの人は一括払いではなく、数か月に渡り返済していくことが通常です。次は実際にお金を借りたときに発生する利息が月ごとにどう変わっていくのか。返済計画がどのようになるかを見ていきます。

金利18%で借りた30万円を毎月3万円ずつ、10回に分けて返済するときの利息がどのようになるか計算してみましょう。3月1日に借りて4月以降、毎月1日に3万円返済する場合の例です。

「元本の返済額+利息=30,000円」のように、毎月の返済額の合計が3万円になるように利息を支払うカードローンもありますが、今回は「元本の返済額30,000円+利息=毎月の返済額」のように、元本の返済額に利息が含まれていないカードローンを例にお話しします。

計算例1 1カ月後に支払う利息と元本残高

3月1日にお金を借りているため、1カ月後の4月1日には30万円を30日借りていることになります。30日間にかかる利息は、「300,000円×0.18(18%)÷365×30=約4,438円」となり、返済する元本3万円と合わせ、34,438円を返済することになります。この結果、元本は3万円減り27万円に減少します。

キャッシング 金利1

 

計算例2 2カ月後に支払う利息と元本残高

2カ月後の5月1日に支払う利息は、元本270,000円に対してかかります。「270,000円×0.18(18%)÷365×30=約3,994円」元本はさらに3万円減り24万円になります。

キャッシング 金利2

 

計算例3 3カ月後に支払う利息と元本残高

3カ月後の6月1日に支払う利息は、元本 240,000円に対してです。「240,000円×0.18(18%)÷365×30=約3,550円」元本はさらに3万円減り21万円になります。

キャッシング 金利3

計算例4 10カ月後に支払う利息と元本残高

10か月後の1月1日には、最後の3万円とそれにかかる利息を支払って完済します。

キャッシング 金利4

5.キャッシングの陥りやすい利息の罠

一定の金額を毎月返しておけば、期間の差は出てもいずれは返済が終わります。しかし、もし返済中に同じカードローンで新しくお金を借りたときには、新しく借りたお金にも当然利息がかかります。

毎月の返済金=初めに借りたお金の利息+後から借りたお金の利息+元本の返済額

元本の返済額が毎月3万円のように固定の場合は、毎月3万円に利息を足した分を返済していくため、返済するごとに元本がしっかりと減っていきますのでまだ良いです。

しかし、毎月の返済額が「利息と元本の返済額の合計で3万円」といったような場合には注意が必要です。このような場合、「利息5,000円+元本の返済額25,000円=30,000円」のように、利息もたした上で合計3万円になるため、毎月返済するごとに元本が3万円減るわけではありません。

そうなるとお金を返済する期間も長くなりますし、支払う利息も多くなります。お金を借りるときは返済計画を立て、損しないようにできるだけ早く完済するようにしましょう。

6.知らないと損!借りる前に確認すべき3つのこと

お金を借りると利息が発生し、額の大きさは金利により大きく変わることが分かりました。次はキャッシングに申し込みをする前に確認すべき3つのことについてお話しします。

チェック1 上限金利を確認

カードローン会社のホームページに記載されている年利は、4.5%~18.0%のように変動幅があります。この18.0%の方が上限金利です。

低い方の4.5%という金利は、500万円のように高額な限度額で借り入れをする時に適用される金利です。初めてキャッシングを申し込む場合には、高額な利用限度額で審査に通るのはなかなか難しいため、初めての人にはほぼ上限の18.0%が適用されると覚えておきましょう。

なお、金利はカードローン会社によって異なります。金利だけを見るとアコムなどのノンバンク系より、銀行系カードローンの方が上限金利が低いため、多くの利息を支払いたくない。利息をできるだけ減らしたいという場合には、銀行カードローンを選びましょう。

キャッシング 金利5

チェック2 シミュレーターの利用

プロミスやアイフルなど、カードローン会社のホームページには、返済額や利息、返済期間を簡単に計算することができるシミュレーターがあります。

借りたい金額に対してどのくらいの利息がかかるのか。どのくらいの期間で返済することができるのか。計画的な返済をするためにも、借りる前に必ずシミュレーターを利用して確認をしましょう。

シミュレーターを利用すると、発生する利息もわかりますので、

チェック3 無利息期間の確認

カードローンの中には、プロミスやレイク、アイフルのように、一定期間は利息がかからない無利息期間があるカードローンがあります。

無利息期間中に返済ができる場合には、文字通り利息はかかりません。すぐにお金を返すことができる場合には、無利息期間があるカードローンを利用した方がお得なことが多いため、そういった場合には無利息期間があるカードローンを選ぶようにしましょう。

無利息期間があるカードローンは「利息0円がお得!無利息期間があるカードローン比較ランキング」でまとめています。あわせて確認してみてください。

>> 「利息0円がお得!無利息期間があるカードローン比較ランキング」へ

7.まとめ

キャッシングでお金を借りる際、金利を理解していることは非常に重要です。

金利を知らないと利息で損をしたり、なかなか借りた金額を完済できなかったりと、キャッシングで失敗してしまう可能性が高くなります。

キャッシングに申し込みをする前に金利を必ず確認して、計画的な返済計画を立てていきましょう。

 

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