倹約家ってどんな人?倹約家が解き明かすお金の使い方・浪費家のお金の使い方

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調理を楽しむ家族

家族で生活していると無駄なものにお金を使ってしまいがちですが、子供や自分達の将来を考えると貯蓄がないことに焦りを感じてしまうこともありますよね。

とは言うものの「倹約や節約は大変そう!」と感じる方も多いことでしょう。そんな時はお金持ちの方に多い倹約の考え方や行動を真似ることをおすすめします。

自然とお金の使い方が変化し、お金に困らない暮らしに近づくことができます。逆に浪費家と同じお金の使い方では、なかなかお金を貯めにくいです。

この記事では、倹約家が実践していることや特徴などをまとめました。

倹約家と節約家は何が異なるのか、どう倹約するのかなども詳しく解説しますので、倹約の考え方を取り入れて豊かな暮らしを手に入れましょう。

1.倹約家が実践している7つのこと

倹約家の方が実践していることをご紹介します。

①月の利用額を決めている

お金と電卓にOKする人

倹約家の方は月の収入から「貯蓄は〇万円・生活費は〇万円」とあらかじめ決めています。これを実践しているため貯蓄ができています。(貯蓄分を始めに捻出することがポイント

例えば月収25万円の場合、5万円は貯蓄に回し、残りの20万円を生活費にあてます。毎月5万円ずつ貯金していると年間で60万円も貯めることができますね。(貯蓄割合は給料の2割程度が適正)

月の利用額を設定していないと無駄使いすることがあるため、なかなか貯蓄は難しいです。

確実に家計管理をするなら家計簿を付ける方法が良いですが、ただ付ける作業だけではなく「無駄な費用・見直せられる費用」がないかをリストアップすることで倹約できる費用がわかります。

このように家計の状態を把握しているからこそ、将来豊かな暮らしが送れることにつながります。

②節水や節電

電源を落とす女性

倹約家は普段から節水や節電をしています。節水や節電するだけでも年間10万円ほどの費用が浮きますので、ぜひ倹約生活に取り入れてみましょう。(浮く費用は家族の人数にもよる)

簡単な節水のケースでは、

  • お風呂の湯量を抑える
  • シャワーの出しっ放しはやめる
  • 残り湯は掃除・洗濯に使う
  • お皿洗いは水を出しっ放しにしない

などがあります。簡単な節電のケースでは、

  • アンペア数を下げる
    (例:40A→30A)
  • こまめに電気やテレビを消す
  • 冷蔵庫の温度調整をする
    (例:高→低)
  • エアコンの温度調整

などがあるので簡単なことから始めて、家族の方の協力も求めてみてください。なお、節水や節電の詳しい実践方法をまとめましたので、こちらも参考にしてみると良いです。

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③外食は控え自炊をする

料理をする女性

倹約家は体が資本だと考えている方が多いため外食は控え自炊しています。バランスの良い食事が摂れますし、自炊することで食費は確実に抑えられます。

しかし、便利なコンビニやファストフード店を頻繁に利用すると、出費がかさむので極力控えましょう。

毎日自炊することは難しいと思いますので、月に数回は外食も行くようにメリハリをつけると良いですね。時々外食に行くようにすると、今まで以上の喜びとお金のありがたみが感じられます。

④買い物リストを作ってから買い出しに行く

買物品をノートに書いている人

倹約家の方は自分が欲しい物は事前にリサーチし、それを買い物リストに書き出してから買い出しに行きます。生活に必要があると思ったタイミングで買い物に行くので浪費することは滅多にありません。

買い物リストを作ると目的の商品しか買わないため、衝動買いにかられる心配もありませんし、他の商品を物色しなくなるので時短にもなります。その際は予算を決めて買い物リストを作ることをおすすめします。

⑤家具や家電の選び方

支払いをする女性

倹約家の方が家具や家電を選ぶ時は、「金額ではなく高品質の物であるか」で決断しています。長期的に考えると消費コストが抑えられますし、5年保証などのサポートが付いている商品が多いからです。

安い物は短期間で壊れてしまう可能性が高くなるため、何度も買い替えをしていては結局同額、もしくはそれ以上の金額になるケースもあります。今後は長期的な考えで商品を選んでいきましょう。

⑥実用性のある家に住む

家を選ぶ女性

賢くお金を貯めるためには、家族形態にあった実用性のあるお家に住むことが大切です。駅から近いからと家賃の高いお部屋にしたり、余分に広いお家を所有するのは賢いお金の使い方とは言えません。

一例を挙げると、かの世界的な大富豪ウォーレン・バフェット氏(史上最も成功している投資家)は倹約家でも有名で、彼のお家は当時3万1500ドル(日本円=約340万円)で購入したそうです。

現在の純資産が推定883億ドル(約9兆9800億円)にも関わらず、当時3万1500ドルの一般的なお家で約60年間以上も住まれています。贅沢な暮らしをせずに資産を増やし続けていることには圧巻ですね。

どんなことにお金をかけるのか、今一度家族と話し合ってみると良いでしょう。

⑦お部屋がシンプル

掃除をしている主婦

倹約家の方は生活において本当に必要な物しか購入しないのでお部屋がシンプルで、常に物が片付いていてキレイに保ち続けています。「あったら便利かもしれない物・なくても困らない物」は基本的に所有はしません。

物が溢れている家庭の場合は物のありかを見失うことが多く何度も同じ物を買ってしまう傾向にあります。これでは、余分なお金を使ってしまうので浪費家から抜け出すことは難しくなりますね。

なお、新しい物を買う場合はひとまず冷静になり、物を置く場所(収納場所)も考えてみてください。これを機にあなたも「倹約できるシンプルライフ」にシフトし、余分な出費をなくしていきましょう。

まずは、その第一歩として物を片付けることから始めると良いです。なかなか物を処分することが難しいと思いますので、お部屋の片付け方をまとめました。

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2.倹約家の特徴6つ

次に倹約家の特徴をご紹介します。

特徴1 物をとても大切にする

金の玉を大事にする人

倹約家の方は買った物を長い間大切に使います。雑に扱ってしまうと長い期間使えなくなることを知っていますし、メンテナンスをすれば長期的に使えるからです。

浪費家の多くは安価な商品を買ってしまい、物が壊れたら「買い替えればいいや!」と考えます。また、物に対して愛着を持っていない方が多いですね。

丁寧に扱った分だけ長持ちし、コストパフォーマンスも上がることを倹約家の方は知っています。子供の教育にも良いので、ぜひ日常生活で取り入れて行きましょう。

特徴2 洋服は実用性を重視する

楽な格好をしている女性

倹約家が洋服を選ぶ時はブランド品やオシャレな服を買う方は少ないです。実用性を求めて、見栄を張る方が少ないと言っても良いでしょう。

貧乏だと思われたくない」「ケチだと言われたくない」と、つい見栄を張ってしまう方も多いと思いますが、これは自分が主体ではなく他人が主体になっているからです。

例として世界的有名であるマーク・ザッカバーグ氏(Facebookの共同創業者)やスティーブジョブズ氏(Apple創業者)は、シンプルな同種類の洋服をほぼ毎日着回しています。

毎日洋服を選んだり、決断する時間があれば、他のことに時間を使った方が良いと考えているからですね。

倹約の第一歩として、シンプルな色やデザインの洋服で楽しんでみてはいかがでしょうか。流行に左右されず、見栄を張らないことが倹約に必要であると言えます。

特徴3 情報収集力が高い

虫眼鏡とお金

倹約家の特徴の一つとして情報収集力が高い傾向にあります。タイムセールなどの割引情報をいち早く寄せ集めることができ、お得に買い物や食事などで活用しています。

情報収集をしていない場合は、もしかしたら得を逃してきたのかもしれませんね。例として買い物で工夫している方のケースを3つご紹介します。

<29歳女性/専門サービス関連>
「目的の商品にクーポンがあるのか必ず調べる」

今ではスマホアプリやパソコンからクーポンが取得できるため、活用しないのはもったいないですよね。

<55歳女性/専業主婦>
「割引される時刻にスーパーに行き、値引きシールが貼っている商品を買う」

ケチくさいなどと思われるかもしれませんが、非常に堅実だと思います。日頃から通っていて情報収集ができているからこそ、その時間帯に行き安くお得に買い物ができますね。

<37歳男性/企画関連>
「カード払い+ポイントカードの提示で、ポイント還元率アップ」

現金払いはポイントカードの方しかポイントが付かないので、賢いお金の使い方ですよね。ポイント2倍の日などの情報を基に買い物に行けば、すでに倹約家であると言っても過言ではないでしょう。

いかにお得に買い物ができるのか、お金を賢く使えられるのかなどを考え、日頃からスーパーやショッピングに行った際にはアンテナを張っておくことをおすすめします。

特徴4 小銭も大事にする

小銭とお札

倹約する方は非常にお金に対し感謝し、お金のありがたみを知っているため、少額の小銭さえも大事にしています。

1円が足りなければ物は買えませんし、「1円が100枚で100円、10円が100枚で1,000円、100円が100枚で10,000円」にもなります。

一銭を笑う者は一銭に泣く」ということわざもあるように、小銭だからといって無駄使いや粗末に扱ってはならないです。

一銭を笑う者は一銭に泣くとは、はした金だからと馬鹿にする者は、そのはした金が無いことで泣く思いをすることからきています。(「一銭」はわずかな金額を意味する)

金銭感覚が狂わない、間違わないようにするためにも心に留めておく必要がありますね。

特徴5 自己投資にお金を使う

ランニングをする女性

倹約家の方は「自分の成長・豊かな暮らし・人生の広がり」を考えるからこそ自分自身に投資します。

例えば「運動・資格取得・習い事」など、自分のためにお金を使うことがあります。仕事につながったり、自身の魅力が高まるからです。

もちろん、カフェや飲み会などでもストレスが発散できますが、そこでお金を使ったとしても将来残るモノは何もありません。

健康作りや自分のためになる知識、見識を深めるような学びにお金を使うことは、必ず明るい未来が訪れ豊かな暮らしが送れることでしょう。

特徴6 新聞は取らない

ブタの貯金箱と電卓

今ではネットやスマホアプリで新聞に記載されている情報が観覧できるため、倹約する方の多くはスマホなどのデバイスで自分に必要な情報だけを見るようにしています。

最近の新聞は宅配だけでなく電子版もありますが、毎月3,000円~5,000円程度かかります。年間では36,000円〜60,000円も浪費していることになります。

新聞代を貯蓄に回すと10年間で「36万円〜60万円」と考えれば、倹約するのか浪費するのか決断は固いことでしょう。

3.浪費家に多いお金の使い方

浪費とは、その時の衝動が抑えられずにひと時の満足感だけにお金を使ってしまうことです。そんな人は先のことに対する関心が薄く、物欲の要求でつい余分な物にお金を使ってしまいがちです。

ここでは浪費につながる代表的なお金の使い方4つをご紹介します。

①ファッション

買い物をした女性

浪費家に多いのがファッションの流行に敏感すぎる方で、ワンシーズンが過ぎたら次の流行を追ってしまいがちです。毎シーズン洋服にお金を費やしてしまっては貯められるお金も貯まりません。

カワイイ」「オシャレ」「セール品」だからとむやみに洋服を買っていては、クローゼットは溢れかえってしまいます。数回しか着ていない洋服もきっとあることでしょう。

そんな方はお金を貯める計画性を持ち、ワンシーズンだけの習慣を2〜3年に変えてみると良いです。

また、お子さんの洋服などは成長によって購入する機会が増えますが、着れなくなった洋服はメルカリなどのフリマアプリで売ってしまいましょう。

②ゲーム

デバイスで楽しむ男女

スマホアプリのゲーム、ネットゲーム、家庭用ゲームが趣味の方は、ついお金をつぎ込んでしまう傾向にあります。

得にスマホゲームでは課金制のサービスがあり、現金払いではないので気付いたらとんでもない請求額になっていたなんて方もいらっしゃいます。

家庭用ゲームでは本体の価格も高額ですし、新作が登場すれば一度に5,000円前後もかかってしまいます。恋人や家族で楽しむことができるので人気ですが、それもひと時の思い出にしか残りません。

ゲームが趣味だという方は、月の予算(課金額)を決めて出費を抑えるようにしましょう。

③お酒とタバコ

乾杯をする人達

ストレス解消のためにお酒やタバコにお金を使う方も多いです。

飲み会に行けば少なくても4,000円〜5,000円はかかりますし、自宅で飲んだとしても缶ビールを週3日(1日/2〜3本)飲めば、1,800円以上もかかります。月では7,200円以上になりますね。(一本約200円で計算)

タバコの場合は一箱約500円なので、週に4箱買っていれば2,000円、月では8,000円も使っていることになります。

お酒を飲むことが好きな方、タバコでリラックスしたい方にとってはやめづらいことなので、いきなりやめる必要はないですが、浪費していることには間違いありません。

また、過剰な飲酒、ヘビースモーカーになってしまえば、健康面でも影響が出てしまうことがあるため極力抑えると良いでしょう。家族の協力も必要になりますね。

④ギャンブル

スロットマシーン

パチンコや競馬、競艇、マージャンなどのギャンブルは浪費家の代名詞です。

ギャンブルは「ハイリスク・ローリターン」なのでリスクが高いお金の使い方ですが、快楽を求めたり、ストレスを発散するために行き当たりばったりでギャンブルに走ってしまう方が多いです。

急にギャンブルをやめることはないですが、浪費を抑えるためにも月に行く回数と金額を決めてから行うと良いですね。

4.「倹約・節約・ケチ」の違い

「倹約・節約・ケチ」の違いってなんだろう?と感じることもありますよね。ここでは一つ一つ解説をしていきます。

①倹約

貯金箱と電卓と費用のデータ

倹約とは、お金や物を無駄使いしないように努め、無駄を省いて出費をできる限り少なくすることを言います。

これまでお話した通り、倹約家の方は生活の中で本当に「必要な物・必要な時・好きなこと」だけにお金を使うように心がけています。自制心を強く持ち、将来を見据えて物事を考えられる人のことですね。

ですが、ランチ会などで倹約について主張し過ぎてしまうと「この人ケチなんだ!」と思われることがあるので、状況次第では出し惜しみなくお金を使うと良いです。

次では節約についてお話します。意味合いが似ていそうな倹約と節約はどんな違いなのか見てみましょう。

②節約

電球を外す女性

節約とは、無駄を省いて切り詰め制限をかけることを言います。例えば食費や光熱費、娯楽費(レジャーなど)を抑えるケースが一般的です。

できるだけ出費を抑えたことで自由なお金を生み出せて、そのお金を貯蓄に回せば貯金が増えていきます。

しかし、無茶な節約はストレスを溜めてしまう原因の一つで、心身ともに疲れ果ててしまう可能性もあるので注意が必要です。例えば、

  • 安い食材ばかり消費して栄養が偏ってしまった
  • 暑さや寒さに我慢して体調を崩してしまった
  • 参加したい飲み会などを断り、交友関係がなくなった

などのケースがあります。極度の制限は幸せにならない節約方法なのでおすすめできません。ただ一つ言えることは、節約も倹約も「家族が豊かな暮らしを送るために実行する」ことの目的は同じですね。

なお、幸せになる日常生活の節約方法をまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

子どもの将来のため 老後のため マイホーム購入のため など様々な理由から「生活費を節約して貯金を増やしたい」と考える人は多いです。 明確な理由はなく...

最後は他人に毛嫌いされてしまう可能性があるケチについてお話します。友人などに敬遠されないためにも確認しておきましょう

③ケチ

コインに追われている人

ケチとは、お金を使うことを嫌い必要なことでもお金を出さない、または出し惜しみをする人のことを言います。自己中心的な方が多く、損得勘定で物ごとを考えており、いつも自分が得をする状況ではないと実行に移さない人が多いです。

また、お金に執着するあまり、生活上の快適さや必要になる一部を犠牲にしてでもお金を使わない、または溜め込むようにします。(お金を溜め込む人は「守銭奴(しゅせんど)」とも言わる)

家族での支払い場面なら問題ありませんが、友人などと一緒の時にケチケチしていると「心まで貧しそう!」と思われがちです。

ケチは節約感覚に近いものがありますが、過剰すぎると交友関係がギクシャクしてしまう可能性が高いので状況に応じ、お金を出す場面では出し惜しみをしないようにすると良いでしょう。

5.まとめ

倹約家が実践していることや特徴をお話してきました。いかがでしたでしょうか?

家族で海外旅行に行きたい、将来のためになど、お金を貯蓄する理由や金額は家庭によって異なるため、家庭に合った倹約の仕方でお金を浮かせてみましょうね。

給料が低い、家族が多いなどの理由がありますが、「お金や物を無駄使いしないように努め、無駄を省いて出費をできる限り少なくする」ことを念頭において、日々の生活に取り入れて行きましょう。

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