低金利だけじゃない!お得な教育ローンを選ぶ4つのポイント

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教育ローンを検討する際、どの金融機関のローンを選べば良いのか迷いますよね。

金利や限度額程度の比較はそれほど大変ではありませんが、元金据置期間や返済方法、固定金利か変動金利かなどもしっかりと確認しておきたいポイントです。

そこで今回は、教育ローンの比較ポイントと、低金利のローンをお探しの方におすすめしたい国の教育ローンについてご紹介します。あなたに合った教育ローンを探す参考になればと思います。

1.教育ローンの種類

教育ローンには、日本政策金融公庫が扱う国の教育ローンと、銀行など民間金融機関の教育ローンの主に2種類があります。

民間金融機関の教育ローンとは、主に以下のようなものです。

  • 銀行の教育ローン
  • ろうきんの教育ローン
  • 信用金庫の教育ローン
  • 信販会社の教育ローン
  • 保険会社の教育ローン
  • JAバンクの教育ローン

2.教育ローンを選ぶ際の4つのポイント

教育ローンを比較検討する際のポイントについてまとめました。

ポイント1 金利

銀行やろうきんなど民間金融機関の教育ローンの場合、金利は2~4%程度が一般的です。金利タイプは固定金利と変動金利の好きなタイプを選べるものもあります。変動金利の方が金利は若干低い傾向にありますが、市場動向によっては将来的に金利が上昇するリスクもあるため、どちらがお得とは一概には言えません。

教育ローンは10年や15年という中長期的な返済になるため、その間金利の上昇リスクを負いたくない方は固定金利を選んだほうが安心でしょう。ちなみに、日本政策金融公庫の国の教育ローンなら、固定金利でありながら1.81%(2016年12月20日時点)と銀行などに比べ低金利で借入が可能です。

ポイント2 返済期間と返済方法

教育ローンの返済期間は10年、長いもので20年程度となっていますが、ほとんどの教育ローンに元金据置期間が設けられています。

元金据置期間とは、元金の返済が据え置かれ、利息のみの支払が可能な期間のことです。元金据置期間は在学中としているものがほとんどですが、基本的には据置期間も返済期間に含まれるため、据置期間が長くなればその後の支払いの負担は当然大きくなります。

ただ、在学中にまとまった金額を返済していくのが難しいケースもあると思いますので、返済期間や元金据置期間を設定する際は、各金融機関のホームページ上にあるシミュレーション機能を使い、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

ポイント3 融資限度額

融資限度額は教育ローンによって300万円~3,000万円程度とかなり幅広くなっているため、必要な資金に合わせて借入先を選ぶ必要があります。

ちなみに国の教育ローンの限度額は350万円、みずほ銀行の場合は300万円までとなっており、限度額が高いローンを希望なら限度額最高1,000万円の楽天銀行、住信SBIネット銀行、最高3,000万円のちばぎんの教育ローン(証書貸付方式)などがおすすめです。

ポイント4 繰り上げ返済手数料の有無

教育ローンは返済期間が長いため、途中で繰り上げ返済をすることも踏まえ、繰り上げ返済時の手数料が無料のものを選ぶのもポイントです。

たとえば、三菱東京UFJ銀行や住信SBIネット銀行などは繰り上げ返済手数料が無料ですが、三井住友銀行の場合は5,400円の手数料がかかります。

3.低金利で選ぶなら断然「国の教育ローン」

教育 ローン1

国の教育ローンは政府系金融機関である日本政策金融公庫のローンということで、民間の金融機関に比べ金利は低く設定されています。ただし、世帯年収が高い家庭の場合は申込ができない場合もあるので、まずは世帯年収の面で申込条件を満たしているかどうか確認してみてください。

※扶養している子供が2人以内の場合で以下の(1)~(8)のいずれかに当てはまる方は、所得額の上限額が990万(770万円)まで緩和されます。

  • 勤続(営業)年数が3年未満
  • 居住年数が1年未満
  • 世帯のいずれかの方が自宅外通学(予定)者
  • 借入申込人またはその配偶者が単身赴任
  • 今回の借入が海外留学資金
  • 借入申込人の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%超
  • 親族に「要介護(要支援)認定」を受けている方がおり、その介護費を負担している
  • 大規模な災害により被災された方

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「低金利の国の教育ローン使いこなし術!賢く教育費を借りる全知識」

4.好きな時に借りれるカード型の教育ローン

入学金や年間の授業料については事前に把握することはできても、在学中の生活費などについては、明確に把握するのは難しいと思います。そんな時は必要な時にその都度借入ができる、カード型の教育ローンがおすすめです。

①ちばぎんスーパー教育ローン(当座貸越方式)

  • 金利 2.40%(変動金利)
  • 限度額1,000万円
  • 貸越可能期間 在学期間中(最大6年6ヵ月)
  • 返済期間10年以内
  • 借入方法 窓口、ネット・テレフォンバンキング、ATM

ちばぎんスーパー教育ローンは、貸越可能期間中は元金の返済を据え置き、利息のみの支払いが可能です。返済方法については、貸越可能期間終了後に一括返済または分割で返済していくかたちになります。ちばぎんのこども積立や住宅ローンを利用中の方は金利が最大0.2%優遇されるので、既にちばぎんと取引がある方には特におすすめです。

限度額は契約時に設定されますが、実際に借入をしない限り利息はかからないため、資金が必要な時期よりも少し早めに申し込んでおくのが良いでしょう。また、繰り上げ返済手数料が無料なのも嬉しいポイントです。

②ろうきん教育ローン「カード型」

  • 金利 2.90%~3.18%
  • 限度額 1,000万円
  • 借入可能期間 在学期間中(最大7年)
  • 返済期間 借入可能期間と併せて最長20年
  • 借入方法 ATM、ネット・テレフォンバンキング

教育ローン「カード型」は、ろうきんの団体会員または生協会員の方のみ利用可能ですので、詳しい会員資格についてはお近くのろうきんにお問い合わせください。

それほど低金利というわけではないものの、元金据置期間も含めた返済期間が20年と長いため、余裕を持った返済計画を立てることが可能です。返済方法は、ろうきんの普通預金口座から毎月自動引き落としとなります。

5.カード型の教育ローンと一般的なカードローンの違い

銀行やコンビニのATMから自由に借入ができるという点では、一般的なカードローンもカードローン型の教育ローンも同じです。そのため、一体何が違うのかと疑問に思う方も多いと思います。

まず、最も大きな違いとしては、教育ローンの方が圧倒的に金利が低いことです。カード型かどうかに関わらず、教育ローンの金利は2~4%台が一般的ですが、銀行カードローンの金利は最高14.0~15.0%と非常に高金利です。

もちろん、限度額が1,000万円のカードローンなら、教育ローンとほぼ同じ金利になることはありますが、初めてカードローンを利用する場合、限度額は50万円~100万円以内となるのが一般的です。カードローンで最初から1,000万円の限度額となることはまず無いと思って良いでしょう。

さらに、もう1つの違いは元金据置期間の有無です。教育ローンは在学中は元金の返済が据え置かれ、利息の支払いのみを行えるものがたくさんありますが、これは教育ローンならではの特徴です。一般的なカードローンには元金据置期間はありませんので、借入をした翌月から自動的に元金と利息の返済がスタートします。

同じカードタイプのローンでも、学生向けかどうかという点で、大きな違いがありますので、教育ローンに申込む際には決して混同しないように注意しましょう。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「カードローンとは?お金のプロが解説するカードローンの概要と賢い使い方」

6.まとめ

今回は数ある教育ローンの中から、よりお得なローンを選ぶためのポイントについてご紹介しました。限度額に問題が無いのであれば、まずは低金利の国の教育ローンを検討されることをおすすめします。

ただ、銀行など民間金融機関の方が色々な部分で自由度が高いのも事実なので、それぞれの金融機関のホームページなどで、しっかりと情報収集をしておいた方が良いでしょう。

特に、金利に保証会社への保証料が含まれている場合とそうでない場合があるので、金利を比較する際には、その点もよく確認するようにしましょう。

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