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クレジットカードの総与信枠とは?カード会社が教えてくれない総与信枠を徹底解説

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クレジットカードの与信枠のイメージをしている方
  • 与信枠がカード会社の限度額に書いてあったけどよく分からない
  • 複数枚のカードを持っていると総与信枠は上がるのかな?
  • 職業の違いで与信枠は変わるのかな?
  • 与信枠を超えると審査に通らないのかな?

など、クレジットカードの総与信枠って何のことだか気になる方も多いと思います。

中にはクレジットカードの審査に落ちてしまい、総与信枠を知った方もきっといらっしゃることでしょう。

この記事では、クレジットカードの総与信枠や審査との関係性などをまとめました。

総与信枠と限度額・ショッピング枠・キャッシング枠についても詳しくご説明していますので合わせて参考にしてみてください。

1.クレジットカードの総与信枠とは?

クレジットカードの総与信枠とは、カード利用者に与えられる全てのクレジットカードの与信枠のことを言います。

与信枠とは、「これ位の金額はクレジットカードで使っても問題ない」「信用してお金を貸せる=限度額」とカード会社が利用者に対して設定している枠のことです。

複数枚のカードを持っている場合、普段使っていないクレジットカードの限度額も個人に与えられている与信枠に含まれます。

カード会社はカード利用者に対し総与信枠を公表することはありません。

カード利用者が総与信枠を把握できるのは、持っているクレジットカードの利用限度額の合計額が現状与えられている与信枠と判断できます。

カード会社によって個人への与信枠は異なるため、残りの与信枠までは確認することはできません。

例としてカード利用者に与えられている総与信枠は150万円以上だとすると、

  • A社の限度額=100万円
  • B社の限度額=50万円
  • 残りの与信枠=〇〇万円まで

となります。「A社の限度額は100万円まであるけどB社は50万円しか付かなかった」のように違いがあります。

それぞれのカード会社が持っている「クレジットヒストリー(利用実績)」「年収や勤続年数などの利用者情報」で与信枠は異なり、個人に与えられる与信枠の範囲内で限度額は決まります。

新しいカードに申し込むか持っているカードの増額申請をして、残りの「与信枠=限度額」と全てのカードの限度額を合算すると個人に与えられている与信枠がわかります。

2.クレジットカードの総与信枠と限度額の関係性

クレジットカードの総与信枠は、カード利用者に与えられた「与信枠=限度額」です。持っているカードが大きい限度額に設定されると、その分総与信枠も大きくなります。

複数枚のカードを持っている場合は、それぞれの「限度額=与信枠」の合計が大きくなるため、総与信枠を圧迫するイメージです。

すでに審査に通っているカードは問題ありませんが、新規で作るカードや持っているカードの増額時は、総与信枠に余裕がないと限度額が付かないので、審査に落ちてしまう原因になります。

なお、利用しているカードの利用限度額が大きく設定されているということは、カード会社が利用者に対して「信頼している」「返済能力がある」と判断しているため、利用限度額を下げる必要はありません。

複数枚のカードを持っていて不要なカードがある時は審査通過を有利にするためにも、解約をして総与信枠を増やしましょう。

初めてクレジットカードに申し込む場合は「申込条件を満たしている」「年収や職業、住居などの属性」などで審査では重視されるため、あまり総与信枠を気にしなくて大丈夫です。

3.与信枠とショッピング枠、キャッシング枠の関係性

クレジットカードの与信枠は個人に与えられる利用限度額に反映します。その利用限度額の中にショッピング枠とキャッシング枠が設定されます。

例えば総利用限度枠が80万円のJCBカードを持っているケースでは、JCBのカード会社が与えた「与信枠=利用限度額」は80万円です。

総利用可能枠の中にショッピング枠50万円、キャッシング枠50万円と設定されています。

jcbカードの利用限度枠(出典:JCBカード

ショッピング枠は買い物などで利用できる限度額のことで、普段お店でカード払いにする時の支払いはショッピング枠の対象になります。

キャッシング枠は持っているクレジットカードを使ってお金を借りることができる限度額のことです。このJCBカードに付いているキャッシング枠は50万円なので、50万円までお金を借入できます。

個人に与えられる与信枠が少ないと利用限度額も低くなるため、自然にショッピング枠やキャッシング枠も低くなります。

なお、キャッシング枠を付ける場合、お金を借りられるのは「年収の3分の1まで」という法律の対象になります。これを総量規制と言います。(ショッピング枠は総量規制の対象外)

キャッシング枠はお金を借りる行為です。

キャッシング枠を付ける場合、貸し倒れのリスクもカード会社は考慮するため、ショッピング枠だけで申し込む時と比べると審査もそれなりに厳しめに行われます。

キャッシングを利用しない場合は審査通過率を高めるためにも、キャッシング枠は付けないで申込をしましょう。キャッシング枠は後からでも付けることが可能です。

どうしてもキャッシングを利用する予定がある場合は、できるだけ少額で申し込むようにしましょう。

4.クレジットカードの総与信枠のよくある質問

クレジットカードの総与信枠のよくある質問を見ていきましょう。

質問1 総与信枠って変更するの?

総与信枠は変更します。

クレジットカードの総与信枠を増やしたい場合は、今持っているカードの限度額を上げることで変更し、その逆に減らしたい場合は、限度額を下げることで変更します。

ただし、増額する場合は再度審査があることは覚えておきましょう。

質問2 総与信枠を増やすことってできますか?

総与信枠を増やすことは可能です。基本的に総与信枠を増やすためには、

  • 良質なクレジットヒストリー(利用実績)を積むこと
  • 年収や勤続年数が増えるなどの良質な利用者情報が変更した場合

など、カード会社が利用者の良い情報を考慮した上で与信枠が上がることがありますし、今後利用しないカードがある場合は解約することでも上がります。

不要なカードがある場合は与信枠を上げるためにも退会することをおすすめします。

なお、総与信枠が上がるとカード会社から増額申請の提案を受けられるようになります。

または限度額をカード会社が勝手に引き上げる場合があります。自動的に増額されることを「途上与信」と言います。

また、「何度も支払いを滞ってしまった」「退職して経済的に厳しくなった」場合、カード会社は「支払能力がない」と判断するため、与信枠が下げられてしまうこともあるので支払いはしっかり行いましょう。

質問3 同じカード会社のクレジットカードの与信枠って合算されるの?

カード会社が同じクレジットカードを複数枚持っている場合、与信枠は合算しません。一番大きい限度額が設定されているカードが与信枠になるからです。

例えば同じカード会社で1枚目のカードの限度額は100万円、2枚目のカードの限度額は50万円が設定されている場合、大きい限度額100万円のカードが与信枠と判断されます。

5.まとめ

総与信枠は個人に与えられた全てのクレジットカードの与信枠のことです。

カード会社によってカード申込者に設定する与信枠は異なるので、総与信枠はあまり気にせずに欲しいクレジットカードに申し込みしましょう。

複数枚のカードを持っている場合は不要なカードは解約して、総与信枠を増やして審査に通りやすくしましょう。初めてカードを作る場合、総与信枠はあまり気にする必要はありません。

与信枠が小さくてもカードを利用し続け、しっかり支払いをしていればカード会社の信用度も上がり、与信枠も自然に増えていきます。

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