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クレジットカードの仕組みってどうなってるの?注意点を確認して上手にクレカを利用しよう

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クレジットカードとお金を表す画像

近年クレジットカードが使える店舗はとても増えています。

クレジットカードは現金を持っていなくても買い物ができますし、後日利用金額をまとめて支払うので何にお金を使ったかなど管理もしやすいです。

カード払いにすると割引があったり、ポイントも貯まるのでさらにお得です。

この記事では、クレジットカードの仕組みや支払いまでの流れなどをまとめました。

クレジットカードを使う上での注意点もお伝えしていますので、上手にクレジットカードを利用していきましょう。

1.クレジットカードの仕組み

クレジットカードを使うと、商品を購入する際、その場で現金を使わずに支払いができます。カード会社が一時的に購入金額を立て替えてくれるからです。

<クレカ決済の主な流れ>

  1. クレジットカードを利用して商品を購入する
  2. カード会社が購入金額を立て替える
  3. カード会社から請求が来る

どのような仕組みになっているのか詳しく見ていきましょう。

①クレジットカードを利用して商品を購入する

クレジットカードは「VISA」や「MasterCard」などのマークのあるカード加盟店で利用でき、主に次のような場面で利用する方が多くいます。

  • ネットショッピング
  • スーパーや百貨店などで買い物
  • 公共料金(家賃、ガス、水道などの光熱費、税金)
  • レストランなどの飲食店(海外も含む)
  • コンビニ

カード加盟店でしか使うことはできませんが、近年「クレジットカード加盟店管理会社(アクワイアラ)」のおかげでクレジットカードが利用できる店舗が増えてきています。今後もますます増えていくでしょう。

②カード会社が購入金額を立て替える

クレジットカードを使って商品を購入すると一時的にクレジットカード会社が料金を立て替えてくれます。

購入者がクレジットカードを利用した場合、カード加盟店は利用手数料(1%〜7%前後)をカード会社に支払う必要があります。

しかし、カード決済を導入することで「カード決済を好むお客さん」も集客することができ、利益を増やすことができるので大きなメリットがあります。

クレジットカード会社はカード加盟店からの利用手数料で収益を上げ、サービス内容を充実させることでカード利用者を募っています。

なお、カード利用者の「リボ払い」「分割払い」「キャッシング」の手数料もクレジットカード会社の収益になります。

③カード会社から請求が来る

クレジットカード会社が立て替えた料金は後日請求が来るので、支払日までに支払います。(口座引き落としの場合は支払日に引き落とされる)

締め日や支払日はクレジットカード会社によって異なります。

例えば月末締め翌月26日払いのクレジットカードの場合、4月1日に商品を購入したら支払日は翌月5月26日になります。

4月1日に商品購入→4月31日が締め日→5月26日に引き落とし

なお、クレジットカードの利用手数料はカード加盟店が支払うので、利用者の方が支払う必要はありません。

ごく稀にカード利用者に手数料分の支払いを求めるお店もありますが、規約違反なので支払う必要はありません。

2.プロパーカードと提携カードの違い

クレジットカードには「国際ブランドが発行するプロパーカード」と「銀行や企業が発行する提携カード」があります。それぞれの違いをご説明していきます。

①国際ブランドが発行するプロパーカード

プロパーカードとは、JCBなどの国際ブランドが直接発行しているクレジットカードです。日本国内では次の3つがあります。(2018年2月5日時点)

  • JCB
  • アメックス
  • ダイナースクラブ

国際ブランドはクレジットカードの右下や左上に表記されています。次の楽天カードの場合は「VISA」が国際ブランドです。

国際ブランドを表すクレジットカード

プロパーカードは年会費有料のものが多く、ステータスが高い分入会審査も厳しい傾向にありますが、付帯するサービス内容は非常に優れています。

日本で作れるクレジットカードの主な国際ブランドは次の通りです。

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • アメックス
  • ダイナースクラブ

②銀行や企業が発行する提携カード

提携カードとは国際ブランドと提携して銀行や企業オリジナルのサービスを付帯したクレジットカードです。

例えばANA VISAカードは「航空会社ANA 」と「国際ブランドVISA」が提携しているクレジットカードになります。

anavisaカード

ANAカードはマイルが貯まりやすくなっていたり、海外旅行損害保険なども付帯しているため、出張や国内外旅行する機会が多い方におすすめのクレジットカードです。

サービスや特典は提携先の銀行や企業によって異なるので、これからクレジットカードを作る場合は自分の目的に合ったカードを選ぶと良いでしょう。

3.クレジットカードの3つの支払方法

クレジットカードの支払方法は3つあります。その違いを見ていきましょう。

方法1 一括払い

一括払いは購入商品の料金を翌月に一括で支払う方法です。

例えば1万円の買い物をした場合、翌月に1万円を支払うことになります。

支払いが生活の負担になる場合は分割払いやリボ払いを活用すると良いですが、その分の利息もかかってきます。

一括払いは一切手数料がかからないので、できるだけ一括払いで買い物をすることをおすすめします。

なお、海外でクレジットカードを利用した場合には、一括払いでも10%前後の海外利用手数料がかかります。

方法2 分割払い

分割払いは購入した商品の支払回数を2回、3回など選ぶことができる支払方法です。

ただし、分割払いにすると手数料がかかってくるので計画的に支払うことが必要です。(海外では海外利用手数料もかかる)

例えば三井住友VISAカードで分割払いにした場合、どのくらい手数料がかかるのか計算してみました。

三井住友VISAカードの分割払いは「2・3・5・6・10・12・15・18・20・24回」から選ぶことができ、3回目から手数料がかかってきます。

三井住友VISAカードで分割払いを利用した時、100円あたりでかかる分割手数料額は次の通りです。

支払回数100円あたりで
かかる分割手数料額
実質年率
3回2.01円12.00%
5回3.35円13.25%
6回4.02円13.75%
10回6.70円14.25%
12回8.04円14.50%
15回10.05円14.75%
18回12.06円14.75%
20回12.40円14.75%
24回16.08円14.75%
*カード会社によって異なりますが、平均的に実質年率12.0%〜15.0%程度の手数料がかかります

<分割手数料の計算式>

①利用金額×(100円あたりの分割手数料額÷100)=分割手数料額
②分割手数料額+利用金額=支払総額
③支払総額÷分割回数=毎月の支払額

仮に10万円を10回の分割払いにした場合、支払総額は106,700円になり、毎月の支払額は10,670円になります。

①10万円×(6.70円÷100円)=6,700円
②6,700円+10万円=106,700円
③106,700円÷10回=10,670円

3回払いの場合、支払総額は102,010円で毎月の支払額は34,000円です。

①10万円×(2.01円÷100円)=2,010円
②2,010円+10万円=102,010円
③102,010円÷3回=34,000円

10回に分割した場合の支払総額106,700円と比べると4,690円も余分な費用を抑えることができます。

カード会社によって異なりますが、分割払いにする場合はできるだけ手数料のかからない回数で支払うことが上手な活用方法です。

方法3 リボルビング払い

リボルビング払いは毎月の支払いを一定額に抑えることができる支払方法です。

毎月の支払額の負担を軽くできますし、使い過ぎてしまった料金の支払計画が立てやすいメリットがあります。

しかし、リボ払いの毎月支払額を低めに設定すると支払期間も長くなるため、その期間の余分な手数料がかかってしまうのは大きなデメリットです。

例として三井住友VISAカードで10万円をリボルビング払いにした場合、どのくらい手数料がかかるのか返済シミュレーションをしてみました。

三井住友VISAカードのリボルビング払いは月々の支払額5,000円〜1万円以上から選ぶことができるので、今回は5,000円と1万円の支払額で比較します。

10万円をリボルビング払いにした場合、最低支払額の5,000円で支払っていくと返済回数は25回、支払総額は115,678円で総手数料は15,678円かかります。

三井住友VISAカードで10万円をリボ払いにした時の支払額

(出典:三井住友VISAカードのリボルビング払いシミュレーションで計算

毎月の支払額を1万円にした場合では返済回数は12回、支払総額は107,496円で総手数料は7,496円になります。

三井住友VISAカードでリボ払いを1万円にした時の支払額

毎月の支払額を5,000円にした場合の支払総額は115,678円で、1万円にした場合は107,496円と8,182円も手数料を抑えることができます。

手数料や支払回数を減らすためにもできるだけ多くの金額を毎月支払うようにしましょう。

クレジットカードのリボルビング払いは設定した金額を支払っていれば問題ありませんが、お金に余裕がある時は繰り上げ返済することをおすすめします。

なお、カード会社によって異なりますが、リボルビング払いは平均的に実質年率15.0%の手数料がかかります。

4.クレジットカードの利用限度額とは?

利用限度額は「総利用可能枠」「ショッピング枠」「キャッシング枠」の3つが関係してきます。それぞれ確認していきましょう。

①総利用可能枠

クレジットカードはカードを作る時にカード会社が設定する総利用可能枠を超えない範囲で利用できます。

例えば総利用可能枠50万円の場合は最高で50万円まで、総利用可能枠100万円の場合は最高100万円まで利用可能です。

多くのクレジットカードは総利用可能枠100万円、ショッピング枠100万円、キャッシング枠20万円のように、それぞれに対して枠が設定されていますが、ショッピング枠とキャッシング枠の合計金額が総利用可能枠を超えてはいけないことにも注意が必要です。

仮にこのカードを利用している場合、20万円キャッシングした時はショッピング枠で利用できる金額は80万円までになります。

100万円(総利用可能枠)-20万円(キャッシング利用可能枠)=80万円(ショッピング利用可能枠)

ショッピング枠100万円+キャッシング枠20万円=合計120万円まで利用できるわけではないので気をつけましょう。

②ショッピング枠

ショッピング枠は買い物などで利用できる限度額のことです。

普段利用するネットショッピングなどの支払料金はショッピング枠の対象になります。

③キャッシング枠

キャッシング枠は持っているクレジットカードを使ってお金を借りることができる限度額のことです。

例えば10万円のキャッシング枠が付いている場合は10万円、20万円の場合は20万円までお金を借入できます。

なお、クレジットカードキャッシングをすると平均的に実質年率18.0%の利息がかかることを覚えておきましょう。(金利はカード会社によって異なる)

5.自分に合ったクレジットカードの賢い選び方

クレジットカードには大きく分けて「銀行系」「信販系」「流通系」「メーカー系」の4種類あります。自分のライフスタイルに合わせてカードを選ぶと良いでしょう。

<銀行系カード>

銀行系のクレジットカードは住宅ローンの優遇やATM手数料の割引、キャッシュカード一体型など銀行独自のサービスがあります。

メインバンクと同じクレジットカードなら審査に通りやすくなるメリットもあります。

銀行系カードで人気があるのは次の通りです。

  • 三井住友VISAカード
  • MUFGカード
  • イオンカード

<信販系カード>

信販系カードは買い手を信用して代金を後で回収する「信販販売」というビジネスをしている信販会社のクレジットカードです。

自社の店舗がないのでサービスや特典などを多く付帯することで利用者を募っていることが特徴です。

信販系カードで人気があるのは次の通りです。

  • 楽天カード
  • ダイナースクラブカード
  • JCBカード
  • オリコカード

<流通系カード>

流通系のクレジットカードはカード発行会社に提携しているグループで、買い物をする時に○%割引などのメリットがあり、生活密着型なカードとして人気があります。

特に主婦や若年層の節約をメインに考えている方に多く使われています。

流通系カードで人気があるのは次の通りです。

  • イオンカード
  • エポスカード
  • セブンカード

<メーカー系カード>

メーカー系カードは家電、航空、自動車、石油、一般企業が発行しているクレジットカードです。

企業の独自サービスや特典などをカードに導入しているため、飛行機に乗る機会が多い方はANAカードのようにライフスタイルに合わせて作る方が多いです。

メーカー系カードで有名なのは次の通りです。

  • ANAカード
  • セゾンカード
  • NTTカード

クレジットカードには次のような特典やサービスが付帯しているので、こちらもカードを選ぶ基準にすると良いでしょう。

  • ポイントサービス
  • トラベルサービス
  • 優待割引サービス
  • 日常サポートサービス
  • 電子マネー機能付帯
  • 国内外旅行損害保険サービス
  • ショッピング損害保険サービス

6.クレジットカードを使う時の注意点

クレジットカードにはそのカードで利用できる利用限度額が設定されていて、手元に現金がなくても商品を買うことができます。

毎月の請求額を支払っていれば問題ありませんが、収入以上に使い過ぎてしまう方も多いので十分注意しましょう。

クレジットカードにはWEB上の会員ページから現状いくら使っているか、請求額がどのくらいなのかなども把握できるので確認すると良いでしょう。

支払額が大きくなり過ぎて生活の負担にならないよう、計画的に利用することがクレジットカードの上手な使い方と言えます。

7.まとめ

クレジットカードを使うことで、利用者・カード会社・カード加盟店それぞれにメリットがある仕組みになっていることがわかります。

クレジットカードは様々なケースで利用できるので上手な利用していきましょう。

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