クレジットカードでキャッシング|損せず賢く返済するための全知識

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クレジットカード

クレジットカードでキャッシングをした場合、どのタイミングでどのように返済をするのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、キャッシングの返済方法について詳しくご紹介しつつ、返済方法による利息額の違いについてまとめました。

万が一返済ができなくなった場合の対処法などもご紹介していますので、キャッシングの返済について疑問や不安がある方はぜひ参考にしてください。

1.クレジットカードキャッシングの返済方法

キャッシングの返済方法は、主に口座引き落としとATMからの入金の2種類です。まずはそれぞれの返済方法について詳しくご説明します。

返済方法1 口座引き落とし

キャッシングの基本の返済方法は口座引き落としです。口座引き落としの場合は、毎月決まった日にショッピング利用分とあわせて引き落としとなります。

返済方法2 ATMから入金

カード会社によってはATMからの返済にも対応している場合がありますが、これを使うのは主に繰り上げ返済をする場合です。通常、キャッシング利用分は次回の返済日に自動的に口座から引き落とされますが、カードの締日の関係で返済日まで2ヵ月近く空いてしまうことがあります。

キャッシングには金利がかかるので、利用日から返済日までの日にちが長くなるほど支払う利息が増えてしまいます。そのような場合はATMから早めに返済することで利息を減らすことができるので、繰り上げ返済は積極的に活用したい方法です。

2.キャッシングの返済方式の種類

続いては、キャッシングの返済方式について見ていきましょう。

返済方式1 一括払い

キャッシングの返済は基本的に一括払いです。仮に5万円をキャッシングした場合は、次回の返済日に5万円とその利息が口座から引き落とされます。さらにショッピング利用分がある場合はそちらもあわせて引き落とされるので、口座が残高不足にならないよう注意しましょう。

返済方式2 リボ払い

カード会社によっては、一括払いの他にリボ払いを選べるところもあります。リボ払いとは毎月決まった額を分割にして支払う方法です。

リボ払いなら返済額は毎月一定なので、カードを使い過ぎた月でも返済額は変わりません。しかし、返済期間が延びるため利息を多く支払う必要がありますし、カードの利用可能枠がなかなか空かないというデメリットもあります。

カード会社によっては自動的にリボ払いになる場合もあるので、お持ちのカードの返済方法をあらかじめ確認しておきましょう。

3.クレジットカードの締日と返済日の関係

クレジットカードには締日と返済日がそれぞれ設定されています。締日とはカードの請求額を確定する日のことで、返済日がカードの支払日です。締日と支払日はカード会社によって違いますが、考え方としては以下のようになります。

<締日が15日、支払日が10日のカードの場合>

・前月16日~当月15日までの利用/翌月10日払い

(例1)1/13に利用した場合、支払日は2/10
(例2)1/16に利用した場合、支払日は3/10

<締日が末日、支払日が25日のカードの場合>

・毎月1日~末日までの利用/翌月25日払い

(例3)1/31に利用した場合、支払日は2/25

4.クレジットカードキャッシングの利息の計算方法

クレジットカードをショッピングで利用した場合、一括払いなら金利はありませんが、キャッシングの場合はたとえ一括払いにしても金利がかかります。クレジットカードキャッシングの金利相場は、おおむね15.0%~18.0%なので、この金利でキャッシングをした場合利息はいくらになるのか実際に計算してみます。

まず利息は日割り計算となるため、1日単位で金額が変わります。利息を計算する方法は以下のとおりです。

「借入元本×金利÷365日×借入日数=利息」

では、実際に例を挙げて計算してみましょう。

(例)10万円を金利18.0%で30日間借りた場合

・10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円

この場合の利息は1,479円となり、一括で支払う場合は合計101,479円を口座に用意しておく必要があります。

5.キャッシングリボ払いの注意点

リボ払いは一見便利な方法に見えますが、先ほどからお伝えしているとおり利息の支払いが増えるというデメリットがあります。また、いくら使っても毎月の返済額が同じなので、つい使い過ぎてしまうのも注意したい点です。

とはいえ、リボ払いにしたらどのくらい利息が増えるのか、なかなか実感が湧かない方も多いと思います。ここでは、一括払いとリボ払いの利息の違いについて見ていきましょう。

・1/10に金利18.0%で5万円キャッシングしたとします。リボ払いの月々の返済額は1万円に設定しています。

<一括払いの場合>

・支払総額/50,764円
・利息額合計/764円

一括払いシミュレーション

出典:https://www.jcb.co.jp/jcbMoney/summary/cashing.html#oshiharai

<リボ払いの場合>

・支払総額/52,241円
・利息額合計/2,241円

リボ払いシミュレーション

同じ5万円を借りた場合でも、リボ払いのほうが1,477円利息を多く支払う結果となりました。今回は1万円ずつ計5回で支払う計算でしたが、月々の返済額を半分の5,000円にした場合は、計10回の支払いで4,119円の利息が発生する計算です。

このようにリボ払いの場合は返済期間が延びるほど支払総額が増えるので、少しでもお得にキャッシングをしたい場合は一括払いがおすすめです。

6.返済が遅れると起きること

クレジットカードキャッシングの返済が遅れるとどのようなことが起きるのかも確認しておきましょう。

①督促のハガキや電話がくる

カードの支払いが遅れると、数日後にカード会社から督促のハガキや電話がきます。連絡があった際はすぐに対応し、いつまでに支払えるかを担当者に伝えましょう。

この時、督促の連絡を無視するのは絶対にいけません。本来は契約者本人の連絡先以外への電話は禁止されていますが、本人と連絡が取れない場合は職場や実家に連絡をすることもあります。督促状や催告書が届いても放置し続けていると、最悪財産の差し押さえをされることもあるので注意しましょう。

②遅延損害金の発生

クレジットカードのキャッシング金利は、高くても18.0%ほどです。しかし、支払いを延滞した際に発生する遅延損害金には、ほとんどの場合20.0%の金利がつきます。

つまり延滞をしてしまうと、本来支払うべき金額に加え、20.0%で計算された利息が上乗せされることになります。また、遅延損害金は日割り計算となるため、1日遅れるごとにその額は増えていきます。延滞をしてしまった場合は、とにかく1日でも早い返済を目指しましょう。

③カードの利用停止

当然ですが延滞が解消されるまで、カードは利用停止となります。数日の延滞であれば支払い後すぐに利用できる状態に戻ることも多いですが、数ヵ月の延滞の場合はそのまま強制解約になることがほとんどです。強制解約になった場合でも利用した分の料金は支払わなければならないため、その後は返済専用のカードになってしまいます。

④延滞情報が登録される

クレジットカードやローンの利用状況は、すべて信用情報機関に登録されています。ここには契約内容から返済状況、申込履歴から解約日に至るまで、金融商品の利用に関するあらゆる情報が登録されます。

そのため、延滞をすれば当然延滞履歴が残り、その情報は最長5年間消えません。銀行や信販会社などでローンを組む際は、審査で必ず信用情報を確認するので、信用情報に延滞履歴があると審査に通るのはまず難しいでしょう。一度の延滞がその後数年間の生活に影響することもあるので、支払いの延滞を軽く見てはいけません。

7.クレジットカードキャッシングの返済が遅れた場合

延滞をしてしまった場合はとにかく早めにカード会社へ連絡し、今後の対応を相談してください。正直に状況を話せば、支払いを待ってもらえたり利息分の支払いのみにしてもらうなど、何らかの対応策があるはずです。こちらから連絡をすることで支払う意思があることは伝わりますし、相手側の心証も少しは良くなるでしょう。

8.どうしても返済できない場合

できる限りの努力をしても返済が難しい場合は、何らかの対策を考えなければなりません。家族や友人にお金を借りるのも一つの方法ですし、多重債務になっている場合は借り換え専用ローンも有効な手段です。

ですが、借金を返すためにまた新たに借金をするというのは、かなりリスクが高い行為と言えます。確実に借金の負担を軽くしたい場合は、長期間信用情報に登録されるなどのデメリットはあるものの、債務整理など法的な手段を取ることも検討したほうが良いかもしれません。債務整理とは具体的に以下のような方法を取ることを言います。

①任意整理

今後の金利や遅延損害金を免除し、元本のみを数年間の分割で支払うよう調整する手続きです。借金が免除になるわけではありませんが、そのまま支払い続ける場合に比べ返済額を減らすことができます。

また財産を処分する必要が無いことや、裁判所を通さずに手続きできるのも任意整理のメリットと言えます。

②民事再生

現在の借金を大幅に減額し(5分の1~10分の1程度)、減額後の借金を数年に渡って返済していく方法です。民事再生なら住宅など高額な財産を手放さずに済み、その後特定の職業に就けなくなるなどの資格制限もありません。

③自己破産

住宅などを含め高額な財産は処分されてしまいますが、税金を除く借金を全額免除することができます。手続き期間中(3~6ヵ月程度)は特定の職業に就くことを制限されるものの、手続きが終われば制限は解除されます。

それ以降の収入はすべて生活費に充てることができるため、借金から解放され生活を立て直すことも十分可能です。

9.借金を減額できるか無料で確認する方法

債務整理で借金をいくら減額できるかは、「街角法律相談所」というサイトを使うことで簡単に診断できます。無料、かつ匿名で利用できるため、ぜひ利用してみてください。大幅な減額が見込めそうな場合は、弁護士や司法書士に相談してみましょう。

>> 街角法律相談所の解説ページへ

10.まとめ

クレジットカードのキャッシングは非常に便利ですし、毎月きちんと返済していれば特に問題はありません。しかし、使い過ぎによって返済が困難になると、生活が一変してしまう危険性もあります。キャッシングをする際は、無理の無い範囲で計画的な利用を心掛けることがまずは重要ですが、いかに利息を減らすかもお得に利用する上での大きなポイントと言えます。

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