
生活費が足りない状況には「一時的な状況」と「慢性的な状況」の2種類があります。
どちらも精神的に辛いのは言うまでもありませんが、それぞれ状況を解決するための方法が違ってきます。
今回は「一時的な状況」と「慢性的な状況」ごとに、生活費が足りない時に取るべき対処法をご紹介します。
その日のうちに生活費を確保する方法もありますので、明日からの生活費にお困りの方もぜひ参考にしてみてください。
もくじ
1.一時的に生活費が足りない時の7つの対処法
今日明日中の生活費を何とかしたい場合は次の方法を検討してみましょう。
対処1 不要なものを売る
貯金も働きに行く時間もない方は家の中にあるものを売って少しでもお金に換えましょう。これが最も手軽で簡単な方法です。
洋服、マンガ、ゲームソフトなどお金になりそうなものがないか部屋中を片っ端から探してみてください。
対処2 カードローンを利用する
アコムやプロミスなど大手消費者金融のカードローンは即日融資対応なので、申込から最短1時間ほどでお金を借りることができます。
30日間の無利息期間もあるので無利息期間中に完済できるなら利息0円で利用できますし、30日を超える借入の場合でも支払利息を減らすことが可能です。
サービス | 金利年 | 無利息期間 |
---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 30日間無利息 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 30日間無利息 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 30日間無利息 |
ネットから申込をすれば自動契約機や店舗に来店せず融資を受けることができるので、手間も大してかかりません。
対処3 クレジットカードのキャッシングを利用する
お持ちのクレジットカードにキャッシング枠がある方は、ひとまずキャッシングでお金を借りる方法もあります。次の方法でコンビニなどのATMからすぐに現金を借りることが可能です。
<キャッシングする時のATM操作方法>
- 「お引き出し」を選択
- クレジットカードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 「お借入」を選択
- 返済方法を「1回払い」か「リボ払い」から選択
- 借入金額を入力
- 現金を受け取る
ショッピング枠とキャッシング枠両方に余裕がある場合は、食料品や日用品の買い物はショッピング枠でカード払い、現金が必要な場合にはキャッシング枠で借金と上手く使い分けると良いでしょう。
いずれにしてもクレジットカードを使えば後で支払いをすることにはなりますが、とりあえず給料日までの生活費を確保したいという時にはクレジットカードを最大限活用するのが有効的です。
ただし、翌月の支払いができなくなるとまた同じ状況に陥ってしまうため、返済できる範囲で計画的に使いましょう。
対処4 定期預金担保貸し付けを利用する
銀行に定期預金を預けている方は、持っている定期を担保にしてお金を借りる「定期預金担保貸付」を利用できます。
定期預金担保貸付の金利は通常の定期預金金利+0.5%と非常に低金利で、借入限度額は「定期預金の90%もしくは200万円~300万円のいずれか少ないほうまで」というのが一般的です。
通帳や証書タイプの場合は銀行窓口での手続きが必要ですが基本的には当日中の借入が可能です。
また、総合口座をお持ちの方ならすでに通帳に貸越機能が備わっているため特に手続きは必要ありません。いつも通り預金口座から引き出しをするだけで借入ができます。
対処5 日払いのアルバイトをする
働く時間がある場合は働いた分の給料をその日のうちにもらえる単発のアルバイトを探してみましょう。
工場や倉庫作業で日給約7,000円~8,000円、キャンペーンやサンプリングの仕事なら日給1万円以上もらえる場合も多いです。
最近は派遣のオフィスワークでも日払いに対応している会社が多いので、スマホや求人情報誌で仕事を探してみましょう。
対処6 生命保険の契約者貸付を利用する
生命保険に加入している方は、保険の解約返戻金を担保に生命保険会社から融資を受けられる「契約者貸付」の利用を検討してみましょう。
借りられる金額は解約返戻金の70~90%の範囲内になることが多いですが、生命保険の種類や加入後どのくらい経過しているかによっても違ってくるので、詳しくは保険会社に確認してみてください。
対処7 親に相談する
親には頼りたくない気持ちもあると思いますが、状況が許すならこれが最も簡単で確実な方法と言えるでしょう。
生活費を一旦立て替えてもらい、落ち着いたら少し多めに返すなどして感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
2.できるだけ支払利息を減らすカードローンの賢い借り方
カードローンにはアコムやプロミスなどの消費者金融とみずほ銀行や三井住友銀行などの銀行系カードローンがありますが、一般的に消費者金融の方が金利は高く設定されています。
大手消費者金融と銀行カードローンの金利は次の通りです。消費者金融の金利は年3.0%〜18.0%なのに対し、銀行カードローンは年1.8%〜14.6%となっています。
カードローン | 金利年 |
---|---|
アコム | 3.0%〜18.0% |
レイクALSA | 4.5%〜18.0% |
プロミス | 4.5%〜17.8% |
SMBCモビット | 3.0%〜18.0% |
アイフル | 3.0%〜18.0% |
みずほ銀行 | 2.0%〜14.0% |
三井住友銀行 | 4.0%〜14.5% |
三菱UFJ銀行 | 1.8%〜14.6% |
しかし、銀行カードローンは借入までに数日かかるので、急ぎの場合は即日融資に対応している消費者金融の方が早いです。
また、消費者金融カードローンには30日間の無利息期間があるので、短期間の借入なら消費者金融の方がお得です。
短期間の目安は150日(5ヶ月)以内の借入です。
例として30万円を30日・60日・90日・120日・150日・180日借りた場合の利息を見てみましょう。
30日間無利息は消費者金融の平均である金利年18.0%、無利息期間なしは銀行カードローンの平均である14.5%で計算しています。(計算式「借入金額×金利÷365×借入日数」)
借入日数 | 30日間無利息 | 無利息期間なし |
---|---|---|
30日 | 0円 | 3,575円 |
60日 | 4,438円 | 7,150円 |
90日 | 8,876円 | 10,726円 |
120日 | 13,315円 | 14,301円 |
150日 | 17,753円 | 17,876円 |
180日 | 22,191円 | 21,452円 |
150日以内の借入なら無利息期間がある消費者金融の方がお得であることがわかります。
180日以上の借入を予定している場合は低金利の銀行カードローンを選ぶと良いでしょう。
なお、無利息期間がある主なカードローンは次の通りです。早く返済できる時はこの中から選びましょう。
カード | 金利年 | 無利息期間 |
---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 初めてなら30日間無利息 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 初めてなら30日間無利息 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 初めてなら30日間無利息 |
3.即日融資対応のおすすめカードローンランキング
即日融資対応のおすすめカードローンをご紹介します。急ぎでお金が必要な時はこの中から選んで申込をしてみてください。
アコムは融資スピードが最短1時間と早く、土日祝日に申込をしても当日中に借入できます。30日間の無利息期間もあるので「給料日が来たらすぐに返せる」といった短期間だけお金を借りたい方も多く利用しています。
▼アコムでお得に借りる方法はこちら
アコムのメリット・デメリットを徹底解説|即日融資を受ける手順と注意点とは
アイフルは土日祝日含め審査は最短30分で完了し、最短即日利用が可能なため、今すぐ借入したい方や忙しい方、時間がない方に選ばれています。
▼アイフルでお得に借りる方法はこちら
アイフルのメリット・デメリットを徹底解説|即日融資を受ける手順と注意点とは
プロミスは審査が最短30分と非常に早く融資もスムーズです。WEB完結も可能ですし、カードレスの利用もできます。「とにかく借りやすいカードローンを利用したい方」に選ばれています。
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プロミスのメリット・デメリットを徹底解説|即日融資を受ける手順と注意点とは
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4.慢性的に生活費が足りない時の2つの対処法
慢性的に生活費が足りない場合の対処法もまとめました。
対処1 収入を増やす
毎月家計が赤字になるということは、収入と支出のバランスが取れていないということです。この場合、まずは今の収入を増やす努力が必要となるでしょう。
収入を増やすには今よりも給料が高い仕事に転職する、副業をするなどの方法が挙げられますが、転職をするとなると給料の締日の関係で1~2ヶ月ほど無収入の状態になる可能性があるため、転職活動にもそれなりの貯えは必要です。
職場の立場上、簡単には辞められない場合には、副業をする方法を検討することになります。仕事終わりや休日に働けるアルバイトを探すのも良いですし、パソコンを使って在宅ワークで稼ぐという方法もあります。
ただし、勤務先の社内規約で副業が禁止されていることもあるので、会社員の方が副業をする際には注意が必要です。
また給与所得がある方の場合、その他の収入が年間20万円を超えると自分で確定申告をする必要が出てくるので、税金関連についてもある程度調べておいた方が良いでしょう。
対処2 支出を減らす
すぐに収入を増やすのが難しい場合は、生活費を見直して支出を減らす努力をしましょう。
どの部分にどれだけお金がかかるかは家庭ごとに違うので一概にどこがムダというのは難しいですが、生活費を大きく節約するコツとしてはまず固定費を見直してみるのがおすすめです。
固定費とは毎月決まってかかる費用のことです。たとえば住宅、自動車、保険、通信費は「四大固定費」と言われ、この部分を見直すことで年間数十万円以上の費用を節約できることも多いです。
具体的な見直しポイントを簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
<住宅>
より低金利な住宅ローンへの借り換え
<車の任意保険>
代理店型から通販型への切り換え、運転者限定・年齢条件などの見直し
<生命保険、医療保険>
年齢リスクに応じた内容や保険料の見直し、過剰な補償内容になっていないかなど
<通信費>
料金プランやセット割引の見直し
▼家計の支出を大きく減らしたいなら
5.生活費が足りなくて本当に困ったとき
仕事ができず誰も頼れる人がいないなどかなり緊迫した経済状況にある方は、「生活福祉資金貸付制度」や「生活保護」などの公的制度を利用する方法もあります。
生活福祉資金貸付制度とは低所得者や高齢者、障害者などの生活を経済的に支えるための制度で、生活再建のための費用、住宅の入居費用、教育費などを無利子または1.5%ほどの低金利で借りることができます。
▼公的制度を利用するなら
6.まとめ
生活費が足りないという状況は本当に心細いものです。近くに助けになってくれる人がいればまだ良いですが、一人で困窮状態を乗り切らなければならない場合、精神的にもかなり追い詰められることでしょう。
ですが、気持ちが前向きになることで思わぬ解決策が浮かぶこともありますし、どんな状況でも必ず現状を乗り切る方法はあります。
とにかく具体的に動くことが何よりも大切なので、悩むよりもまずは何らかの行動を起こしてみましょう。