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消費者金融を利用すると住宅ローンが組めない?借金が審査に与える影響

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住宅ローンを組みたい女性

「いつか結婚したら」「子供が生まれたら」など、将来的にマイホームの購入を考えている方は非常に多いと思います。

生涯で最も高価な買い物と言われる家を買うわけなので、そう簡単に一括購入ともいかず、住宅ローンを利用する方が大半ではないでしょうか。となると、気になるのが審査に通るかどうかですよね。

特に消費者金融などのカードローンを利用している場合、一般的に住宅ローンの審査に通るのは難しいと言われています。果たして実際のところはどうなのでしょうか。

今回は消費者金融の借金が住宅ローン審査に与える影響をご紹介します。過去に借金をしていた場合もまとめましたので、住宅ローン審査に不安がある方はぜひ参考にしてください。

1.消費者金融の借金が住宅ローン審査に与える影響

住宅ローンはカードローンなどと比べ借入額が高額なため、当然審査も厳しくなります。月々の返済額や返済期間は人によって違いがあるものの、カードローンのように毎月1~2万円の返済というわけにはいかないのが普通です。

さらに、そこに消費者金融からの借入がある場合、金融機関は貸し倒れリスクを心配しますので、住宅ローンを組むのはかなり難しくなるでしょう。

2.消費者金融以外の借入にも要注意

もちろん、消費者金融からの借入だけが住宅ローンの審査に影響するわけではありません。銀行カードローンやクレジットカードのキャッシング利用分も同じことが言えます。

意外に思われる方も多いかもしれませんが、クレジットカードのキャッシング枠も借入件数1件としてカウントされます。これはキャッシングをまったく利用していない場合も同じです。

キャッシング枠はカードにキャッシング機能が付いているだけで借入とみなされてしまうので、住宅ローン審査を受ける前に、あらかじめキャッシング枠は外しておいたほうが良いでしょう。

3.借金がある人は住宅ローンが組めない?

消費者金融などの借金があると絶対に審査に通らないかというと、もちろんそうとは限りません。借金があったとしても、それを遥かに上回る年収や資産があれば審査に通ることもあるでしょう。

ですが、金融機関にとって他社での借金はマイナス要素でしかないため、住宅ローンに申し込むより先に、まずは借金の返済を優先させたほうが無難です。

4.借金を完済していれば問題ない?

「消費者金融からの借金をすでに完済していれば問題ないの?」と思う方もいると思います。この点は完済後何年経過しているかによって答えが変わってくるので、それぞれの場合で詳しくご説明します。

ケース1 完済後5年未満の場合

完済から5年以内の場合は、審査をする金融機関によってそれぞれ判断が分かれるところです。そもそも消費者金融などの利用履歴は信用情報機関に登録されています。そして、その情報の登録期間は最長5年間となっています。

完済後5年未満の場合はまだ信用情報が残っているため、金融機関側に借金をしていた事実を知られることになります。

過去に消費者金融からの借入があった事実をマイナスとして捉えるか、返済実績としてプラスに捉えるかは、金融機関によって違いがあり一概にどちらとは言い切れません。

ですが、延滞などがなくしっかりと返済をしていたのであれば、そこまで大きなマイナスになるとは考えにくいです。

ケース2 完済後5年以上経過している場合

信用情報は5年経てば消えます。完済から5年以上経過している場合は、借金をしていたこと自体分からなくなるので審査に影響を及ぼすこともありません。

ケース3 金融事故の場合は最長10年

基本的には5年で信用情報は消えますが、自己破産や民事再生などの事故情報として扱われる事実は登録期間が最長10年になる場合があります。

国内の信用情報機関にはJICC、CIC、全国銀行協会の3つがありますが、10年間の登録期間としているのは全銀協のみで、JICCとCICは事故情報であっても登録期間は最長5年です。

自分の信用情報は各機関の窓口または郵送などで確認ができるので、ご自身の信用情報について不安がある方は各機関へ情報開示請求をしてみると良いでしょう。

5.住宅ローン審査の通過率を上げる3つのポイント

住宅ローン審査の通過率を上げるポイントを見ていきましょう。

ポイント1 同時に複数申込をしない

ローンの申込情報は信用情報機関に半年間登録されます。同時期に何社も申し込んでしまうと各金融機関にその情報が伝わり、「他の審査に落ちたからうちに申し込んできた」と思われる可能性があります。

ローンの複数申込がプラスに働くことはないので同時期の複数申込はできるだけ控えましょう。

ポイント2 嘘をつかない

少しでも審査を有利にしたいと思うのは当然ですが、申込時に嘘は禁物です。これまでのローンの利用状況や他社からの借入状況などは信用情報を確認すればすぐに分かります。

嘘をついたことで信用を失うと審査落ちの可能性が高まるので、申込時には必ず正確な情報を申告しましょう。

ポイント3 事前に金融機関に相談する

住宅ローンの正式な申込は購入する物件が決まってからでないとできません。ですが、自分の年収や勤続年数、他社からの借入状況などを伝え、大体どのくらい借入ができるのかを事前に相談してみると良いでしょう。

あくまで一般的な目安とはなりますが、仮にこの時点で申込条件を満たしていなかった場合は、早めに他のローンを検討することもできます。まずはいくつかの金融機関に相談し、大まかな基準を把握しておきましょう。

6.もしも住宅ローン審査に落ちてしまったら

住宅ローンの申込をしたは良いものの、なぜか審査に落ちてしまったという場合は一度冷静になり以下のポイントを確認してみましょう。

その1 自分の信用情報を確認する

ローンの審査に落ちる原因はそのほとんどが信用情報にあります。まずは信用情報機関に情報開示請求し、ご自身の信用情報に問題が無いか調べてみましょう。

その2 他の金融機関に申し込む

審査基準は金融機関や保証会社ごとに違うので、一社で審査に落ちたからといって他のローンにも落ちるとは限りません。信用情報などに特に問題が見つからないのであれば、気を取り直して他の金融機関のローンに申し込んでみましょう。

その3 信用情報が消えるのを待つ

過去に支払いを延滞していたなど信用情報に問題があった場合は、残念ながら情報が消えるのを待つほかありません。

単純な延滞情報であれば登録期間は延滞解消後1年を超えない期間となっているので、他の支払いの延滞に注意しながら1年後の再申込を検討しましょう。

7.まとめ

住宅ローンの審査基準は各金融機関によって違います。また、審査では年収や勤続年数、家族構成や家賃など、あらゆる情報を総合的に判断されることになります。

仮にマイナス要素があったとしても他の部分でカバーできる場合もあるので、あまり心配をし過ぎないようにしましょう。

今後住宅ローンの利用を検討している方は「支払いを延滞しない」「少しでも頭金を貯める」など、今できることに目を向け、審査の通過率を少しでも上げておきましょう。

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