借金をしている方必見!消費者金融で延滞すると起きること

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消費者金融 延滞

消費者金融のキャッシングは無担保で比較的容易に借り入れができるため、急な出費や生活費に充てるために利用する方も多いと思います。

ですがキャッシングは便利な反面、同時に延滞時のリスクも背負うということです。「少しくらいなら支払いが遅れても大丈夫だろう」と安易に考えていると、後々痛い目に遭うかもしれません。

今回は消費者金融で延滞をするとどうなってしまうのか、その後の生活に与える影響などについて詳しくご説明していきます。やむを得ず延滞してしまった場合の対処法についてもまとめましたので、消費者金融からお金を借りている方はぜひご覧ください。

1.消費者金融で延滞すると起きること

借りたお金を返すのは当然ですが、時にはどうしても返済が滞ってしまうこともあるかもしれません。しかし、その場合はもちろんそれなりのペナルティが発生します。ここからは消費者金融で延滞をした場合、どういったことが起きるのかについて詳しく見ていきます。

①遅延損害金の発生

大手消費者金融の金利は最大18.0%となっている場合が多いですが、これはあくまで決められた期間中に返済をする場合の金利です。ですので、仮に支払いを延滞した場合には通常よりも高い金利が適用されてしまいます。

そして、この高い金利で計算された利息を、遅延損害金と言います。遅延損害金はいわば延滞に対する罰金のようなものです。遅延損害金は日割り計算となるため、返済が遅れるほど支払う金額も増えます。延滞をしてしまった場合は、1日でも早い返済を心掛けましょう。

②借入限度額が減る

契約時に設定される借入限度額ですが、契約後に支払いの延滞があると現在の限度額を減らされてしまうことがあります。返済が遅れるということは限度額と返済能力のバランスが保たれていないということなので、金融機関側としては貸し倒れのリスクを心配します。

返済能力が無い人にお金を貸すわけにはいきませんので、過剰な借り入れを制限するために借入限度額を減らすのはよくあることです。

③利用停止

限度額を減らされるだけでもかなりの痛手ですが、時にはカードの利用を止められるという最悪の事態になることもあります。その後の返済をしっかりとしていれば、しばらくして利用できる状態に戻ることもありますが、一度の延滞で数ヵ月から半年近く利用を止められることもあるため、カードローンありきで生活費をやり繰りしているような場合は、かなり深刻な状況に陥ってしまうでしょう。

④事故情報が登録される

返済情報を含めたカードローンの利用状況は、信用情報機関に全て登録されます。そのため、返済を延滞してしまうと事故情報として登録され、金融機関からの信用を失ってしまいます。事故情報が登録されている間は、新たにローンなどを組むことはできないと思って良いでしょう。

2.大手消費者金融の遅延損害金一覧

遅延損害金の上限金利は、利息制限法によって20.0%までと定められています。ちなみに大手消費者金融の遅延損害金の金利は以下のようになっており、どの会社も上限の20.0%が適用されていることが分かります。

消費者金融 延滞

3.遅延損害金の計算方法と支払方法

ここからは、遅延損害金の計算方法と支払方法について詳しくご説明します。

①遅延損害金の計算例

まずは、遅延損害金の計算方法についてです。遅延損害金は返済期日の翌日から発生しますので、返済期日からの経過日数によって金額が変わります。

遅延損害金を求める場合は、以下のように計算します。

・借入残高×遅延損害金利率÷365日×延滞日数=遅延損害金

実際の例に当てはめてみると、このようになります。

(例)借入残高50万円で10日間延滞した場合の遅延損害金額(遅延損害金利率20.0%)

・50万円×20.0%÷365日×10日間=2,739円

②遅延損害金の支払い方法

次に遅延損害金の支払い方法についてです。基本的には利息額(返済期日内の利息と遅延損害金の合計)が毎月の最低返済額よりも少なければ、毎月の支払額以外に別途損害金を支払う必要はありません。

どういうことかと言うと、例えば毎月1万円を支払っており、そのうち5,000円ずつ元金と利息にそれぞれ充てられているとします。この状態で延滞をし、遅延損害金が2,000円発生したと仮定します。すると本来であれば5,000円は元金の返済に充てられるところが、2,000円は損害金の支払いにまわってしまうため、元金充当額は5000円-2000円で3,000円となります。

つまり返済額はいつもと変わらないが、いつもより元金の返済額が少なくなるということです。もちろん、元金の返済額を減らしたくない場合は、いつもの金額にプラスして遅延損害金を支払うことも可能です。その場合は、合計でいくら返済をすれば良いのか消費者金融に確認してみてください。

4.消費者金融の延滞が与える影響

支払いの延滞によって事故情報が登録されると、その間住宅ローンやカードローン、クレジットカードなどの審査に通るのは非常に難しくなってしまいます。事故情報として登録されるのは2~3ヵ月以上の延滞とされていますが、実際は金融機関によってその扱いは違います。数日の延滞でも度々発生しているようであれば、事故として扱われる場合もあるようです。

ただし、事故情報は登録期間が決まっています。事故情報が消えるのは延滞が解消されてから最長5年間ですので、この期間を過ぎればローンの審査に影響を与えることはありません。しかし5年は決して短い期間ではありませんので、その間一切ローンなどが組めないことを考えると、延滞は非常にリスクが高い行為といえます。

5.延滞しそうな時の対処法

やむを得ず延滞をしてしまう場合は、とにかくいち早く消費者金融に電話をして相談することが大切です。支払予定日から数日経つと消費者金融から督促のハガキや電話が来ますが、これを無視する行為は論外ですし、できるなら督促が来る前に自分から連絡をしたほうが心証は良くなります。

状況次第では支払いを待ってもらえたり、利息のみの支払いにしてもらうなど何かしらの対応策はあるはずなので、勇気を出して早めに相談をしましょう。

6.消費者金融の借金の時効

時効と聞くと犯罪を犯した場合をイメージする方が多いと思いますが、実は借金にも時効があります。消費者金融の借金が時効になるのは基本的に最終返済日から5年です。つまり、理論上は返済をしないまま5年経てば、借金を踏み倒すことができるということになります。

しかし、実際に時効を成立させることはまず難しいでしょう。なぜなら、5年間の間に時効の中断事由に該当する行為があった場合、その間時効が中断してしまうからです。時効の中断事由には、消費者金融側による裁判所への訴え、差し押さえなどがありますが、これらの出来事があると、時効期間のカウントがストップしてしまいます。

消費者金融はプロの金融業者なので、支払いを延滞すれば差し押さえをしてでもお金を回収しようとします。ですから、消費者金融が延滞に対して何もせず5年も放置することはまずありません。

また、仮に5年経過したからといって自動的に時効が成立するわけではなく、時効には援用が必要です。援用とは時効にすることを貸主側に主張することで、具体的な手続きとしては、消費者金融に内容証明郵便などで援用通知を送るのが一般的です。時効の援用を消費者金融側に認めてもらう必要はありませんが、援用が行われた時点でようやく時効の成立となります。

7.どうしても返済できないとき

消費者金融からの借金が膨らみ返済が困難になってしまった場合は、債務整理という手段を選ぶのも今後の人生をやり直すための一つの方法です。債務整理とは「任意整理」「民事再生」「自己破産」などの総称で、法的な手段で借金を減らしたりゼロにする方法です。

信用情報に事故情報として登録されるなどデメリットはありますが、借金の返済や取り立てが生活の大きな負担になっている場合は、債務整理をしたほうが金銭的にも精神的にもラクになるかもしれません。借金に苦しんでいる方は一度弁護士に相談されてみてはいかがでしょうか。

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無料かつ匿名で診断することができますので、こちらで自分の状況を確認してみてください。借金が大幅に減額されるようであれば、債務整理について専門家に相談してみましょう。

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8.まとめ

消費者金融での延滞に限らず、支払いの延滞はその後の生活に大きな影響を及ぼします。まずは無理のない返済計画を立てることが重要ですが、それでもなお支払いが滞ってしまう場合は、早めに消費者金融に相談をしましょう。督促を無視していても利息はどんどん膨らみますし、取り立ての電話やハガキによって精神的に追い詰められていくだけです。まずはありのままの状況を伝え、対応策を話し合うのが得策です。

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