パチンコ依存症をチェックする正しい診断方法と取るべき克服法

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パチンコ依存症チェックリスト

パチンコをはじめとしたギャンブルは依存性が非常に高いため、やめようと思いながらもついついパチンコ店に足を運んでしまった経験がある方も多いことでしょう。

自分の意思で行動をコントロールできていない感覚がある場合、パチンコ依存症を患っている可能性も考えられます。

この記事では、パチンコ依存症かどうかチェックする正しい診断方法や克服法をまとめました。

依存症を治すためには今の自分の状況や治療方法を正しく理解することが重要です。あなた自身が悩んでいる、家族や友人など身近な方がパチンコ依存症で悩んでいる場合にはぜひ参考にしてみてください。

1.パチンコ依存症を確認するチェックリスト

パチンコ

パチンコ依存症の人に見られる兆候を5つご紹介します。当てはまるものが多い方はギャンブル障害の可能性が高いと考えられます。自分の行動をよく振り返りながらチェックしてみてください。

①嘘をついてパチンコに行ったことがある

家族や配偶者、職場の同僚など周囲の人に嘘をつき、パチンコなどギャンブル場に行ったことはありませんか。ギャンブルで遊ぶ時間をとってはいけないとは言いませんが、周囲の人の信頼を裏切ってまで没頭するのは少し異常と言えます。

②ギャンブルを我慢することが辛い

パチンコに行きたくてそわそわしてしまい、仕事などやるべきことが手につかなくなる方はパチンコ依存症の可能性があります。ギャンブルのことがどうしても頭から離れない経験が良くある方は要注意です。

③時間を忘れてパチンコに夢中になってしまう

「一度パチンコを打ち始めると食事をとるのも忘れて夢中になってしまう」「パチンコのせいで待ち合わせに遅れてしまった」などの経験はないでしょうか。ギャンブルを楽しむことは悪ではありませんが、周囲の状況や時間の経過にも気づかないほどのめり込んでしまう方は注意が必要です。

④予算以上の金額をギャンブルに費やしてしまう

あらかじめ決めていた予算を超えてパチンコを打ち続けてしまう方は非常に深刻な状態です。ギャンブルで負けたから必要な物を買えなくなってしまったり、消費者金融などから借金をした経験がある方は今すぐにその習慣を改めるべきです。

⑤パチンコを打ったことを後悔することがある

パチンコに行ったことを強く後悔することも依存症の兆候と考えられています。いけないとわかっていながらギャンブルに足が向いてしまう方は依存症を疑ってみることをおすすめします。

2.パチンコ依存症に陥る5つの原因

パチンコ依存症

ギャンブル障害に陥ってしまう方には共通する特徴があると言われています。依存症になってしまう原因と理由を見ていきましょう。

原因1 友人が少ない

休日に一緒に遊んだり、辛い時に悩みを打ち明けられる友人がいない方がパチンコを始めると、ギャンブルに依存しやすいと言われています。仕事などでストレスを感じた時、その発散方法としてギャンブルを選択してしまいがちだからです。

日頃から人脈を広げる努力を心がけていると、自然とパチンコに割く時間も減り、依存症になるリスクを抑えることができるでしょう。

原因2 ギャンブルをやりやすい状態にある

パチンコなどのギャンブルをやりやすい状況にある方も依存症になる可能性は高くなります。家の近所にパチンコ店がある方は要注意です。気軽にギャンブルを楽しめる環境にあれば、頻繁に足が向いてしまう状態に陥りやすいでしょう。

原因3 先のことを深く考えるのが苦手

パチンコ依存症になる人の多くはついつい目先のことを優先してしまい、後先考えない行動をしてしまいます。パチンコのために生活費を使ったり、消費者金融から借金したりするとそう遠くない未来に自身の首を絞めることは明白です。

こういったことを繰り返すと最終的にあらゆる手段を使ってギャンブルをするようになり、依存症になるまで通いつめてしまいます。思い当たる方は一度自身の行動がもたらす将来について考えてみましょう。

原因4 自身の感情の動きに鈍感

強いストレスや孤独感、虚無感などを抱えているにも関わらず、それを自覚していない方は少なくありません。そんな方も自分の知らないうちにギャンブルに依存してしまう可能性が高いと言えます。パチンコを打つことで自分を苦しめる感情を忘れようとするからです。

自身の感情の変化にきちんと向き合い、その都度適切なケアをしてあげることが大切です。

原因5 周囲の人に甘える習慣が身についている

周囲に迷惑をかけることに抵抗がない方は、パチンコ依存症の進行が早くなったり、立ち直るのに時間がかかったりする傾向にあります。「大切な人のためにしっかりしなくちゃいけない」という意識がなく、パチンコ依存脱却に向けた努力をする動機が乏しいからです。

周囲の方の支えにしっかりと感謝し、その信頼に応える必要性を再認識することが求められるでしょう。

3.パチンコ依存症をチェックする正しい診断方法

パチンコ依存症チェック

パチンコ依存症を診断方法として、アメリカの精神医学会から発表されている病的賭博の診断基準「DSM-Ⅳ」があります。次の項目に5つ以上当てはまる場合は依存症を患っているとされます。

  • いつも賭博に関連することばかり考えるなど、常に賭博にとらわれている
  • 興奮を得たいがために、賭博で使う金額を次第に増やしてしまっている
  • 賭博をすることを抑える、減らす、やめるなどの努力を何度も行ったが、成功していない
  • 賭博をしないでいると落ち着かず、イライラする
  • 直面した問題から逃避する手段、または不快な気分を解消する手段として賭博を行っている
  • 負けるとその分をとり返そうとしてしまう
  • 賭博したことを周囲の人に隠すために嘘をつく
  • 賭博の資金を得るために法律に触れる行為をしたことがある
  • 賭博のために、重要な人間関係や、教育・職業上の機会を危険にさらしたり失ったりしたことがある
  • 借金をして賭博をしたり、賭博による経済的な問題を他人に解決してもらったりした経験がある

4.パチンコ依存症の人が取るべき克服法

病的賭博の診断基準で自分がパチンコ依存症であるとわかったら、速やかに改善に向けて対応することが大切です。パチンコ依存症は治る病です。あせらず着実に適切な行動をしていきましょう。

克服法1 ギャンブルに関する情報を遮断する

依存症になってしまった以上、「もうパチンコはやらない」といくら強く決意をしても、時間が経つにつれて揺らいでしまうことはほぼ確実です。決意が固いうちにギャンブルに関する情報を遮断することが大切です。

会員カードを破棄してしまう、メールマガジンなどを解約する、パチンコをやめることを周囲の人に宣言するなど、パチンコを連想させるものは可能な限り生活から排除しましょう。

克服法2 支出額を正確に記録する

ギャンブルにのめり込んでしまう理由の1つに、負けた記憶よりも勝った記憶のほうが強く残ることが挙げられます。現実を正しく把握するために、支出額を数字で記録してみてください。今月はどのくらいパチンコにお金を使ったのか、どれだけ損をしているのか記録をつけましょう。

また、ギャンブルをすることによって自身に降りかかる不幸や、やめることで得られるメリットを書き出すのも有効な手段です。支出額もパチンコを断つ決意も目に見える形で残しましょう。

克服法3 パチンコ依存症を治療する病院を探す

自分自身ではどうしてもパチンコをやめられない場合には、プロの手助けを受けて完治を目指しましょう。精神科や心療内科、カウンセリングなどを受診してください。

病院によってはパチンコ依存症に苦しむ人たちを集め、治療としてミーティングを行っているところもあります。自分と同じ境遇にある人と出会うことで得られる気づきは想像以上にたくさんあります。完治を目指すなら勇気を出して初めの一歩を踏み出してみましょう。

5.まとめ

パチンコ依存症を治す第一歩は、自分が依存症であることを認識することです。今回ご紹介したテストを使い、まずは自分と向き合ってみてください。

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