買い物依存症に陥る3つの原因|今日からできる簡単な克服法とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
買い物依存症の女性

買い物依存症は「いつも必要以上に買い物をしてしまい、それが止められなくなる」精神疾患の一種です。

このような症状があったとしても初期段階では精神疾患であることに気づけないことが多いため、結果重度の買い物依存症に陥ってしまいます。

買い物依存症を克服するにはその原因を理解した上で対策をしていくことが重要です。

今回は買い物依存症に陥る3つの原因と克服方法をご紹介します。どのようにして原因を探り、克服していけば良いのか参考になれば幸いです。

1.買い物依存症になってしまう主な原因

買い物依存症

買い物依存症は勝手になるものではありません。必ず何か原因があって買い物依存症になってしまうものです。主な原因を3つお話ししますので、思い当たるふしがないか確かめてみてください。

原因1 ストレス

買い物依存症の最も大きな要因は過度のストレスです。

  • 家庭での不満
  • 人間関係の不和
  • 将来への不安

などからのストレスが多いようです。ちなみに、買い物依存症は女性がかかりやすい依存症とも言われています。女性は社交の場が多く、主婦であれば家庭での仕事、近所付き合い、仕事関係の精神的ストレスなど、人を通してストレスと向き合う場面が多くあるからでしょう。

ストレスは主に外的要因によるものが多いですが、感受性の高い人や気遣いが多い人ほどストレスが強く作用してしまいます。

原因2 買い物による快感

買い物は非常にスピーディーに満足感を得られるため、その快感の虜になって買い物依存症になる人が多いです。特に問題点なのは購入した洋服や物を「使わない」ことです。

買い物依存症を持つ人の多くは「欲しくて物を買ったわけではなく、買い物による快感を得ること」が目的のため、買った物を使いません。その結果どんどん物が増えていき、その快感を得たくてまた物を買ってしまう悪循環を生み出します。

原因3 愛情不足

買い物依存症は育成歴に関係がある場合もあります。特に愛情を受けずに育った子どもや、友人や恋人の愛を感じて育っていない人ほど依存症になりやすいと言われています。

買い物依存症の人の中には、大手百貨店の一流ブランドで高額の買い物をする人がたくさんいます。ハイブランドのお店で買い物をすると店員さんが丁寧で優雅な対応をしてくれるため、彼らから「特別感」やお客様(自分)への「愛情」を求めてしまうケースも多いようです。

物質的欲求は買い物で満たされますが、精神的欲求は購買時の快感のみになってしまうため、その特別感を探しにまた買い物に走る人も少なくありません。

2.買い物依存症に陥る人の3つの共通点

買い物依存症

買い物依存症に陥る人には一体どのような共通点があるのでしょうか。多く見られる共通点を3つご紹介します。あなたに当てはまることがないか確認してみましょう。

共通点1 生真面目

買い物依存症にかかる人の共通点として「生真面目」ということがまずあげられます。症状を抱える人の多くは真剣に家庭や社会に向き合い、真面目に人生を送っています。

現代社会では多くの人がストレスを抱えていますが、その多くは自分なりのストレス発散方法を確立しているか、ストレスを気楽に考えたりしてなんとか乗り越えています。生真面目な人は「思うようにならない状況」をその性格ゆえに、気軽に考えられないことが多いようです。

共通点2 責任感が強い

買い物依存症にかかる人の共通点の2つ目にあげられるのが「責任感の強さ」です。依存症と呼ばれる病気は意志が弱いせいでそうなっていると判断されがちですが、買い物依存症にかかる女性の多くは自己決定ができる人が多いようです。

どうしてそんな彼女たちが依存症になってしまうのか。それはひとえに彼女たちの性格が関係しています。

男女平等が浸透してきた現代では、女性も自立を望み、また求められるようにもなってきました。彼女たちは責任感の強さから、自分の現状への不満や不平を自分の弱さとして捉えてしまう傾向があります。その結果なかなか人に甘えられず、ストレス発散が依存症へと形を変えていってしまうようです。

共通点3 罪悪感を覚えやすい

真面目で責任感が強い方はおのずと自分の行動に疑問を感じていきます。特に買い物後、「どうして買ってしまったのだろう」と激しい罪悪感から、強いストレスを感じる方が多いようです。そのストレスも後日購買の快感で発散することになり、なかなか抜け出せない状況になっていきます。

事実、買い物依存症診断テストの項目の中の多くは、

  • 買い物がしたいから嘘をつく
  • 買い物後に不安におそわれる
  • 買い物をやめようとするとイライラする

など買い物に対してネガティブな内容が多いです。買い物依存症の人がいかにこの病気と日々心の中で戦いながら生活しているかが垣間見えます。

3.買い物依存症の現状

買い物依存症

買い物依存症は他の依存症と同様認知度も高く、悩める人は決してマイノリティーではありません。

経済大国アメリカでは全人口のなんと6%がかかっている病気とされています。買い物依存症ではなかったとしても、自身の給料の中で欲しいものを欲しいだけ買い、ギリギリの生活をしている人も多くいることでしょう。日本でも実際の統計以上の人々が買い物依存症予備軍に入っていると言っても過言ではありません。

依存症の人は「購買による後悔や罪悪感を受けているのは決して一人ではないこと」「周りにその意志を共有できる人がいること」を認識してみてください。

4.今日からできる買い物依存症の克服法

買い物依存症を治すためにできる簡単な改善方法をご紹介します。今日からぜひ実践してみてください。

克服法1 クレジットカードや電子マネーは使わない

クレジットカードや電子マネーなどはできる限り持たないようにしましょう。近年、海外文化の流入もあってかキャッシュレスが急速に加速化しています。クレジットカードでの買い物も日常化していますし、電子マネーは各コンビニに備え付けられています。

クレジットカードや電子マネーは非常に便利ですが、実際に現金でお金を払うわけではないため、使っている金額の大きさに気づきづらかったりします。それが依存症を早めてしまう要因になりますので、クレジットカードや電子マネーは使わず、支払いは現金のみにしましょう。

克服法2 買った物を全て整理する

買ったものは一度全て整理してみてください。整理をすると「これは数が多すぎる」「これは絶対に使わないだろう」とったことに気がつきます。その気づきが経験となり、次の買い物では無駄な物を購入してしまうことが無くなるかもしれません。

5.自分では治せそうにないときの治療方法

セラピー

どうしても自身の力だけでは解決できない場合、買い物依存症の専門外来やセラピーへの参加をおすすめします。買い物依存症はアルコール依存症やギャンブル依存症と合わせ、しっかりと認知されている病気です。

  • 症状を持った人が通う通院形式
  • 家族に症状を持つ人がいる家族コース
  • リハビリ中の人のためのコース
  • 社会復帰をするためのコース

など、専門外来には様々なコースがありますし、治療法もしっかりとしています。自分では治せそうにない時は専門外来やセラピーを検討してみてください。

6.買い物依存症で作った借金の解決方法

買い物依存症が原因で消費者金融やカードローンから多額の借金を作ってしまった場合、債務整理を検討してみてください。債務整理をすれば借金を減額したり、借金総額を減らすことができます。

借金を減額できるのか、いくら減額できるのかは「街角相談所-法律-」を利用すれば、無料で診断することができます。無料かつ匿名で診断することができますので、こちらで自分の状況を確認してみてください。借金が大幅に減額されるようであれば、債務整理について専門家に相談してみましょう。

→ 街角相談所-法律-の解説へ

7.まとめ

買い物依存症は、生活の中のほんのわずかな歪みから始まる心の病気です。買い物依存症の可能性がある方は、原因をしっかりと認識し、場合によっては専門家の力を借りながら解決へと向かっていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket