5分で身につくクレジットカードのキャッシングサービスの仕組みと賢い利用方法

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キャッシングした男性

クレジットカードのキャッシングは、カードにキャッシング枠があれば誰でもすぐに借入ができる非常に便利なサービスです。

「友人の結婚式のご祝儀が足りない」「給料日までの生活費が足りない」など、一時的にお金が必要になるタイミングは何かと多いものです。

今回はそんな時に頼りになるキャッシングサービスの仕組みと注意点についてご紹介します。「そもそもキャッシングサービスって何?」と思っている方もぜひ参考にしてみてください。

1.キャッシングサービスとは

クレジットカードには買い物で利用するショッピング枠と、お金を借りるためのキャッシング枠があります。キャッシング枠の申込は任意ですが、あらかじめカードにキャッシング枠を付けておけば、限度額の範囲内でお近くのATMからいつでも借入ができます。

つまり、キャッシングとはカード会社からお金を借りることであり、銀行や消費者金融のカードローンともよく似ています。

ですが、カードローンのような借入専用カードは必要なく、すでに持っているクレジットカードで借入ができるので、その手軽さもキャッシングサービスの大きなメリットと言えます。

2.キャッシングサービス6つの基本情報

利用するにあたって知っておきたいキャッシングサービスの基本情報をお伝えしていきます。

①利用可能枠(キャッシング枠)

一般的なクレジットカードの場合、キャッシングの利用可能枠は10万円~50万円に設定されていることが多く、実際は20万円~30万円という方が比較的多いようです。

キャッシングの利用可能枠はクレジットカード申込時の審査によって決まるため、基本的に申し込む人の信用度が高いほど利用可能枠も高額になります。

また、初回の利用可能枠が低くてもその後の利用実績によっては増額も可能です(要審査)。

とはいえ、クレジットカードのキャッシング枠はそれほど高くないので、まとまった金額を借りる場合にはあまり向いていません。高額なお金を借りたい場合にはカードローンを利用することをおすすめします。

②金利

キャッシングサービスは借入になるので、当然借りたお金に金利がかかります。

金利はクレジットカード会社ごとに違いますが、利用枠が100万円未満の場合は18.0%、100万円以上の場合で15.0%ほどに設定されています。

金利は実際の借入額ではなく、あくまで設定されている利用枠によって決まるので注意しましょう。

人気のクレジットカード会社の貸付金利は次の通りです。

人気クレジットカード会社の貸付金利

③利息の計算方法

実際にキャッシングをした場合、利息がどのくらいになるのかを計算してみましょう。キャッシング利息は日割りになるため、借入日数に応じて次のように計算します。

「借入額×金利÷365日×借入日数=利息

たとえば、10万円を金利18.0%で30日間借りた場合は「10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円」と、合計利息は1,479円になります。

キャッシングする前に利用金額と返済までの期間から計算してみると良いでしょう。

④キャッシング方法(借入方法)

キャッシングをする方法は主にATMとネットキャッシングの2種類です。ATMからの借入は簡単で、次のように操作すれば現金を借りることができます。

<キャッシングする時のATM操作方法>

  1. ATMで「お引き出し」を選択
  2. クレジットカードを挿入する
  3. 暗証番号を入力
  4. 「お借り入れ」を選択
  5. 返済方法を「1回払い」か「リボ払い」から選択
  6. 借入金額を入力
  7. 現金を受け取る

もう1つのネットキャッシングとは、あらかじめカード会社にネットや電話で借入の申込をして、自分の口座にお金を振り込んでもらう方法です。

振込手数料は基本的にクレジットカード会社が負担してくれるので、口座にお金を用意しておきたい時などに便利です。

クレジットカード会社ごとの利用可能ATMとネットキャッシングの対応状況をまとめました。

クレジットカード会社ごとの利用可能ATM

クレジットカード会社ごとのネットキャッシングの対応状況

⑤返済方法

基本的にキャッシング利用分は口座引き落としによる一括返済となり、次回の支払日にショッピング枠の利用分とあわせて口座から引き落とされます。

ただし、カードの締日の関係上、キャッシングをした日から次回の引き落とし日まで2カ月近く空いてしまう場合もあります。

そうなると利息も2ヶ月分かかることになりますので、利息を少しでも減らしたい場合は、引き落とし日よりも前にATMから繰り上げ返済をするのがおすすめです。

⑥返済方式の種類

クレジットカード会社によっては一括返済の他に、毎月一定額を分割で支払うリボ払いに対応している場合もあります。リボ払いにすれば毎月の返済額は抑えられますが、その分返済期間が延びるため利息を多く支払うことになります。

キャッシングの利用可能枠がなかなか空かないというデメリットもあるので、お得にキャッシングをしたいなら一括払いがおすすめです。

中にはキャッシングをすると自動的にリボ払いになるクレジットカード会社もあるので、返済方法は必ず事前に確認しておくようにしましょう。

3.キャッシングサービスの驚き活用法

クレジットカードのキャッシングサービスは国内だけでなく海外でも使えます。海外旅行や出張などで外貨を調達する際は銀行や両替所を利用する方が多いと思いますが、海外キャッシングなら直接現地のATMから外貨を引き出すことができます。

基本的に両替所を利用するよりも手数料がかからないのでお得です。両替コストを半分以下に抑えることも可能ですし、現地で現金を持ち歩く必要が無いため、セキュリティ面でも安心できます。

4.キャッシングサービス3つの注意点

実際にキャッシングサービスを利用する際は次の3点に注意しましょう。

注意点1 ATM手数料がかかる

ATMでキャッシングをする場合は、その都度ATM手数料がかかります。手数料は1万円以下で100円+税、1万円以上で200円+税となるので、手数料のことを考えると頻繁に利用するよりもある程度まとまった金額を一度に借りたほうがお得です。

注意点2 総量規制の対象

クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象です。総量規制とは借入額の合計を年収の3分の1までとする規制(住宅ローンやマイカーローンなどの一部ローンを除く)で、消費者金融やクレジットカード会社などいわゆるノンバンク系からの借入に適用されます。

キャッシング枠がある状態で新たなローンに申し込む場合は、借入可能枠の合計が年収の3分の1を超えないよう注意する必要があります。

銀行のローンは総量規制の対象外なので気にする必要はありませんが、たとえばキャッシング枠を増額したい場合や消費者金融で借入をする場合などは、総量規制の範囲を超えないよう気をつけてください。

注意点3 借入件数にカウントされる

実際にはキャッシングで借入をしていなくても、クレジットカードにキャッシング枠があるだけで借入件数1件という扱いになります。そのため、住宅ローンやマイカーローンなど新たにローンに申し込む際は、キャッシング枠を他社からの借入状況に含める必要があります。

借入件数が多いとローンの審査では不利になるので、キャッシング枠が不要な場合はローンの申込前に外しておいたほうが良いでしょう。借入残高がない場合、問い合わせをすればすぐにキャッシング枠を外すことが可能です。

5.まとめ

クレジットカードのキャッシングは、キャッシング枠があればいつでも借入ができるため、新たに申込が必要なカードローンに比べて手軽に利用できるのがメリットです。

しかし、金利は消費者金融とほとんど変わらないため、継続的な利用はあまりおすすめできません。クレジットカードのキャッシングは臨時出費など一時的な場面での利用に限定し、長期的な借入になる場合は低金利の銀行カードローンなどを検討するようにしましょう。

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