キャッシング限度額の決まり方が早わかり!増額して得する驚き活用法

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キャッシングの限度額の決まり方

キャッシングとは、無担保タイプの小口融資のことで、主に消費者金融が提供していたサービスです。現在では銀行や信用金庫等も取り扱っていますので、多様な内容のカードローンが誕生しています。

このキャッシングを利用するためには、まず融資審査に申し込みを行い、承認されなければなりません。承認されると返済能力に応じた限度額が決定され、その範囲内で繰り返し入出金を行うという流れです。

ちなみに、限度額は常に一定というわけではありません。取引状況に応じて変動する仕組みで、増額させることも可能です。この記事では、限度額の決まり方と増額のタイミングについてご紹介していきます。

1.キャッシング限度額の決まり方

キャッシングの限度額の高さは、審査で見られる次の3つが大きな影響を与えます。

①申込者の属性

キャッシング審査の主な流れは申込フォームへの必要事項の入力、その情報のスコア化、マニュアルによる合否の決定といった形です。申込時に入力した情報が最も重要であり、これらが数値としてスコア化(属性スコアリング)されることになります。属性スコアリングの主な内容は次の通りです。

  1. 住所
  2. 氏名
  3. 年齢
  4. 職業
  5. 年収
  6. 会社の勤続年数
  7. 居住年数・居住形態(持ち家か借家など)
  8. 他社借入残高・他社借入件数

これらの項目をスコア化するのですが、例えば職業であれば、リストラされる危険が無く定年まで安定した収入が見込める公務員は5点、離職率の高い職業は1点というような形で、それぞれの項目がスコア化されます。審査の可否もそうですが、これらのスコアが限度額にも影響します。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「お金のプロFPが教えるカードローン審査の全て|審査結果に大きく影響するポイント」

②他社からの借入状況

2010年に完全施行された総量規制という法律により、消費者金融からは自分の年収の3分の1までしかお金を借りることができなくなりました。そのため、すでに消費者金融から借り入れをしている場合には、その限度額と新たに申し込みをするキャッシングの限度額を合わせた金額が、年収の3分の1を超えないように限度額が決まります。

例えば年収300万円の場合、消費者金融から借り入れできる金額はMAXで「300万円×1/3=100万円」です。消費者金融Aをすでに利用していてその限度額が60万円の場合、新たに消費者金融Bに申し込みをしても、多くて40万円が限度額になるということです。

同様に、パート・アルバイトの方で年収が90万円、まだ消費者金融で借り入れをしていない方の場合、たとえ利用限度額50万円のキャッシングに申し込みをしたとしても、利用限度額は多くても30万円にしかならないということです。

ただし、この総量規制は消費者金融は対象ですが、銀行カードローンは対象外です。消費者金融では年収の3分の1以内しか借りられませんが、銀行カードローンは審査に通れば年収の3分の1を超える金額の借り入れもできます。

総量規制とは

  • 借り過ぎにより多重債務等のトラブルに陥る利用者を減らすことが目的の法律です。
  • 総量規制に違反した業者に対しては資格はく奪や罰金等の行政処分が課せられます。
  • 消費者金融は対象ですが、銀行カードローンは対象外です。

③取引実績

取引実績は信用情報機関に記録されている信用情報を元に判断されます。日本国内で経済産業省が指定している信用情報機関は、全国銀行個人信用情報センター(KSC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)の3種類で、それぞれ銀行、クレジットカード会社、消費者金融の商品の利用者の信用情報を管理しています。

信用情報はクレジットヒストリーとも呼ばれていて、キャッシング審査で重視される要素です。安定した取引実績は信用度の高さにつながります。逆に、取引実績が全くないという状況では未知数と認識されるので、評価は低くなります。これが、キャッシングの契約開始時に限度額が低く抑えられる理由でもあります。

少しでも限度額を高くするためには、クレジットカードを利用して取引実績を作っておくという方法が有効です。クレジットカードもローンの一種なので、利用することによって取引実績を作ることができます。

少額でも良いので毎月毎月クレジットカードを使って支払いをするようにしてみてください。毎月必ず払う電気代やガス代、水道代などにすると良いでしょう。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「個人が銀行から借入する賢い方法と個人信用情報マル秘対処法」

2.キャッシング限度額を上げるタイミング

限度額は信用を積み重ねていくことにより増額させることが可能です。

①自分で申し込む

大手キャッシングの公式サイトでは、増額申し込みの専用フォームが用意されています。これを利用することにより、自分から増額を申し込むことができます。手続きの流れは新規申込の時とほぼ同じ内容で、希望額が50万円超の場合と他社借入残高との合計が100万円超の場合は収入を証明する書類を提出しなくてはならないという点も同様です。

②キャッシング会社から連絡が来る

キャッシングを一定期間利用して実績を積み重ねると、金融会社から増額可能という案内が送られてくることがあります。これは金融会社が貸付可能と判断したことによる連絡であり、承認される確率はかなり高くなっています。

利用開始から半年程度経過した頃に案内されるケースが多く見られます。ただし、約定返済を延滞せず返済をしていることが条件であり、利用者全員に実施されるわけではありません。

3.キャッシング限度額を増額したい時のポイント

増額の申し込みを行うということは、言い換えれば再び審査を受けるということです。どうすれば増額できるのか、そのポイントをご紹介します。

ポイント1 返済の延滞をしない

限度額を上げるためには、スタート時よりも信用情報が良化していることが最低条件です。キャッシングのルールである約定返済を遅れずに続けていることが求められます。

最低でも半年間連続しているということが条件と推測されていて、長くなるほど有利に作用します。逆に、返済に遅れるということはルールを守れなかったということであり、実績としてはカウントされません。

ちなみに、約定返済に一度だけ遅れたという様な場合はそれほど悪影響を及ぼすことはありませんが、何度も繰り返した場合は状況は一変してしまいます。3カ月連続で約定返済に遅れた場合や、2か月以上返済を行わなかった場合は事故情報として信用情報機関に記録されます。

俗にいうブラックリストに載ると表現される状態で、記録が削除されるまでの期間は取引を行う信用が足りない状況にあると認識されます。金融機関からの借入はできなくなるので、増額審査でも承認されることはありません。注意しましょう。

ポイント2 定期的に借入をする

キャッシングの信用実績は、これまでに借金を一度もしたことが無い人よりも返済した実績のある人の方が高く評価されます。未経験ということはプラスには評価されません。

例えば30万円の融資枠を受けたにも関わらず全く利用せずに半年が経過した状態よりも、30万円全部引き出して毎月6万円ずつ返済している方が評価が高いということになります。限度額の増額を希望している場合は定期的に借入を行い、返済実績を積み重ねておくのが適当な方法です。

ポイント3 半年以上利用する

キャッシングは業者ごとにサービス内容は違っているので、増額が可能となるまでの期間も様々です。例えば、大手消費者金融のアコムでは、半年に一度のペースで限度額の増額審査を内部で行っていて、この審査に合格すると連絡されます。

一方、プロミスの場合は、契約期間が1年以上で直近33カ月から6カ月延滞していない人が候補となります。ここでいう延滞とは信用情報機関へ記録される事故情報としてではなく、プロミスの内部基準によるものです。

これらをトータルで考えると、一般的な限度額の増額は、最低でも半年以上利用してから申し込むのが適当ということになります。

ポイント4 総量規制に注意する

消費者金融やクレジットカード会社等の貸金業者のキャッシングは、総量規制により制限されているので年収の3分の1を超える金額は利用できません。増額したいと思っても、そもそも総量規制の関係で増額できないケースもありますので注意しましょう。

もし年収の3分の1を超える金額の借り入れをしたいのであれば、総量規制の対象外である銀行カードローンを検討しましょう。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「後悔しない銀行キャッシング大特集|FPおすすめの銀行カードローン」

 

4.まとめ

2010年に完全施行された改正貸金業法は、総量規制の導入とグレーゾーン金利の撤廃を中心としています。これにより施行前と比較すると商品内容はかなりマイルドになっています。

特に、大きく変化したのが貸付金利で、利息制限法の範囲内の数字に収まっています。具体的には、借入が10万円未満の場合は年20.0%、10万円以上100万円未満は18.0%、100万円以上の場合は15.0%という内容です。

借入額が多くなるほど金利は低くなるので、返済の負担も軽くなります。つまり、キャッシング限度額を増額させることにより、返済が楽になるというケースも起こるということです。

例えば、限度額が5万円の場合に適用される金利は年20.0%ですが、10万円に増額すると年18.0%が上限となります。借入残高が同じ金額となった場合は、加算される利息が少なくなるので、返済総額も当然少なくて済みます。

限度額を増額するということは利用できる金額が多くなるという以外のメリットも享受できます。チャンスを逃さないように適切な行動を実践しなくてはなりません。

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