クレジットカードのキャッシングとカードローンって何が違うの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
キャッシング ローン0

必要な時にすぐにお金を借りられるキャッシングは、困った時の心強い味方として利用している方も多くいらっしゃいます。

キャッシングはクレジットカードのキャッシングサービスのことを指すのが一般的でしたが、近年は銀行や消費者金融のカードローンもキャッシングと言われることが増えてきました。

以前に比べ、カードローンでも即日融資に対応しているものが増え、いつでもATMから手軽に借りられるという点で、クレジットカードキャッシングとの区別がつきづらくなったのが1つの要因かもしれません。

そこで今回は、キャッシングとカードローンの違いとキャッシング審査に通るためポイントについてご紹介したいと思います。

1.キャッシングとカードローンの違い

クレジットカードのキャッシングサービスとカードローンでは、借入限度額や返済方法などに大きな違いがあります。

違い1 借入限度額

借入限度額は契約者の信用度や年収などによって違いますが、クレジットカードのキャッシングの場合は50万円以内に設定されていることが多く、人によっては5万円~10万円と比較的少額なケースも多いです。

一方、カードローンの限度額はおよそ500万~1,000万円と高額なので、他のローンからの借り換えやおまとめローンとしても利用可能です。

ただ、カードローンも初回から大口の融資を受けられることはほとんどありません。初回の限度額は50万円、多くても100万円以内になるのが一般的です。利用実績を積むことで徐々に限度額を増額していくことが可能です。

違い2 返済方法

近年は分割払い(リボ払い)ができるクレジットカード会社が増えましたが、キャッシングの返済方法はそもそも一括払いが基本です。借入をした翌月の返済負担は大きくなりますが、借入期間が短い分、利息の支払額は少なくなります。

これに対しカードローンの返済方法は基本リボ払いとなるため、毎月の返済額は一定です。厳密に言うと借入残高によって返済額が決まる仕組みなので、たとえば10万円以内の借入なら返済額は2,000円、50万円の借入なら1万円というように借入残高によって段階的に返済額が決められています。

つまりカードローンの場合、分割払いで毎月の返済負担は軽くなりますが、返済期間は長くなるので支払う利息も多いということになります。ちなみに、カードローンは繰り上げ返済もできますので、繰り上げ返済を活用することで支払う利息を減らすことが可能です。

違い3 金利

銀行カードローンは上限金利が13.0%~14.0%台に設定されているため、クレジットカードや消費者金融よりも4.0%ほど低金利です。それぞれの金利を以下で比較してみました。

キャッシングローン1

キャッシングローン2

キャッシングローン3

多くのクレジットカード会社のキャッシング金利は年率15.0%~18.0%に設定されています。消費者金融の上限金利ほとんど18.0%と変わりありません。キャッシングで一括返済をする場合は別として、借入期間が長くなるようなら銀行カードローンを選んだ方がお得です。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「銀行カードローンで即日融資!今日借りられるカードローンはこれだ」

違い4 専用カード

クレジットカードのキャッシングはすでに持っているクレジットカードで借入ができますが、カードローンは基本的に借入専用カードを使ってATMから借入をします。

ただ、カードを発行せず振込キャッシングに対応しているものもありますし、銀行カードローンの中には普通預金のキャッシュカードに借入機能を追加できるものもあります。

違い5 海外での利用

カードローンは国内の利用に限定されますが、キャッシングなら海外でも使えます。海外キャッシングの場合、現地のATMから直接外貨を引き出すことができるため事前に両替する手間が省け、尚且つ両替手数料がかからないので結果的にお得に外貨を調達できるというメリットがあります。

キャッシング金利も国内の場合と変わらないため、海外に行く際はあえてキャッシングを利用する方も多いようです。

2.キャッシングが向いている人、カードローンが向いている人

キャッシングとカードローンにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、どちらを選ぶべきかは借りる時の状況によって違います。選ぶ際のポイントをまとめました。

<キャッシングが向いている人>

  • キャッシング枠があるクレジットカードを持っている
  • 一括払いで利息を節約したい
  • 借入件数を増やしたくない
  • 海外でキャッシングを利用したい

<カードローンが向いている人>

  • 今すぐお金を借りたい
  • 数万円~10万円程度の少額を借りたい
  • ある程度まとまったお金を借りたい
  • 月々の返済額を抑えたい
  • 低金利で借りたい
  • 他社から借り換えをしたい
  • おまとめローンを利用したい

3.クレジットカードのキャッシングを利用する際の注意点

キャッシング枠はすべてのクレジットカードについているわけではなく、カードを作る際にキャッシング枠の有無を選ぶようになっています。キャッシングをしたい場合、まずはお持ちのカードにキャッシング枠があることが前提となります。

キャッシング枠の確認方法は、カードと同封されていたカード台紙、もしくはカード会社の会員専用ページから確認することができるので、念のためキャッシング枠の有無と限度額などを確認しておいた方が良いでしょう。

キャッシング枠があればすぐに借入ができますが、これからキャッシング枠を付ける場合は新たにキャッシング枠の申請と審査が必要となり、審査結果が出るまでには1週間ほどかかります。急ぎの場合は即日融資ができるカードローンを検討することをおすすめします。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「クレジットカードでお金を借りるために知っておきたい全てのこと」

4.カードローン審査の通過率を上げるコツ

カードローンの申込時にも当然審査はあります。審査に通るために注意したいポイントをまとめました。

コツ1 延滞をしない

クレジットカードや他のローンの支払いを延滞していると、信用情報に延滞履歴が登録されるため、審査に落ちる原因となります。カードローンに申込する場合は、今ある支払いを延滞しないことが最も重要です。

また、携帯電話を割賦で購入している場合もローンを組んでいるのと同じなので、こちらも延滞をすると信用情報にその記録が登録されてしまいます。携帯電話本体の料金と月々の利用料が合算請求になっている方がほとんどだと思いますので、電話料金の延滞にも十分注意してください。

コツ2 貸付条件を確認する

カードローンの貸付条件は金融機関ごとに違います。基本的には「20歳以上で安定継続した収入がある方」となっていますが、上限年齢などに違いがあったり、専業主婦(夫)の方は申し込みができないカードローンもあります。

一般的に、消費者金融のカードローンは自分自身に安定した収入が無いと申し込むことができないので、専業主婦の方は銀行カードローンを選ぶようにしてください。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「お金のプロFPが教える専業主婦のカードローン使いこなし術」

コツ3 申込時に嘘をつかない

嘘をついても信用情報や提出書類からすぐにバレてしまうので、結果的に得になることは何一つありません。年収を実際よりも多く申告したり、他社からの借入額を少なく申告したりするのは絶対にやめましょう。

なお、たとえ故意ではないとしても、カードローンの申込の際に入力した情報と実際の状況に食い違いがあると、嘘をついていると思われ、審査に落ちてしまうことがあります。入力ミスが無いよう、住所や電話番号なども含め、間違いが無いか必ず最後に確認しておきましょう。

コツ4 同時に複数申し込みをしない

カードローンの申込情報は信用情報に半年間登録されるため、一度に複数のカードローンに申込をすると、それぞれに「お金に困っている人」という印象を与えやすくなります。

複数申し込みはいわゆる申込ブラックの原因になるとも言われており、申込ブラックになるとどこからも借入ができない状態に陥ってしまいます。カードローンの申込は1社、多くても2社までに止めておいた方が良いです。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「お金のプロFPが教えるカードローン審査の全て|審査結果に大きく影響するポイント」

5.キャッシングが信用情報に与える影響

クレジットカードのキャッシングもカードローンも借入であることに変わりないため、利用すればその履歴が自分の信用情報に登録されます。このことが今後の生活にどう影響を及ぼすのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

たとえば、「キャッシングを利用したら今後新たなローンを組めなくなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、仮にキャッシングによって新たなローンが組めなくなるとすれば、世の中に多重債務者はいないはずです。

確かに住宅ローンなど高額なローンを組む場合、キャッシング枠があると審査落ちの原因になることもあります。しかし、過去に借入をしてしっかりと返済していた事実があると、逆に審査に通りやすくなる場合もあります。

たとえば、これまで借入経験がまったく無いにも関わらず、クレジットカードの審査に落ちてしまうケースがありますが、これは過去に返済実績が無いことが理由の1つとして考えられます。

つまり、借入自体が問題なのではなく、延滞をしていないか、収入と借入額のバランスに問題はないかなど、あくまで返済能力があるかどうかが重要ということです。

6.まとめ

キャッシングとカードローンどちらが良いというわけではなく、借入額や返済期間などを考慮した上で自分に合ったものを選択することが大切です。

また、カードローンの場合も繰り上げ返済や一括返済は可能なので、賢く繰り上げ返済をすることで利息を最小限にすることもできます。借入をする際は延滞をしないよう、まずは無理のない返済計画を立て、余裕がある時に繰り上げ返済をしていくというのが最も安全な方法です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連記事

カードローンランキング