カードローン借り換えのデメリットを徹底解説|賢く借り換える全知識

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カードローン借り換えデメリット

カードローンは困ったときの味方です。でも困ったときに、即座に借り入れられるところから借りてしまうと、金利が高かったりして後で困ることがあります。

そんな時に強い味方になってくれるのが、借り換えのサービス。他社で借りたお金を、他のカードローン会社の金利で借り換えることができます。

もちろん審査もあり、借りたお金は前の金融機関に返済しなければなりませんが、それでも借り換えは便利です。

ですが、デメリットもあります。そこを注意して見ていきましょう。一体どのような注意点があり、デメリットがあるのでしょうか。初回の借り入れは急いでいるので手軽なカードローンを利用したとしても、借り換えは慎重に、かつ計画的に行わねばならないことがわかります。

1.カードローンの借り換え6つのデメリット

カードローンの借り換えは慎重に行ってください。以下の様なデメリットがあるからです。

デメリット1 審査が厳しい

一般的に借り換えは審査が厳しいです。一時的にせよ、支払い能力を超えるぐらいの大きな金額を貸付け、またそれが確実に他社に返済されるとは保証がない中での貸付になりますので、カードローン会社から見ると、審査を厳しくせざるを得ません。

借り換えは審査が厳しく、事故歴がないかなどもしっかり見られます。借り換えを検討するということは、限度額いっぱいまで借り入れているということでもありますので、カードローン会社にとってはリスクのあるお客さんに該当するからです。

たとえば、他社借入件数が多いお客さんは敬遠されます。件数が1件だけだと問題ありませんが、複数社、とくに3社以上借り入れている場合は注意が必要です。

また、多重申込などにも注意です。信用情報機関の信用情報データベースには、借り入れの申し込みの記録も残されています。それによって1ヶ月に3社以上申し込んでいる場合は、申し込みブラックとなってしまい、審査に通らなくなります。急いで申し込みをしている時点で、お金に困っているお客さんだと判断されてしまうからです。

事故情報などももちろん厳禁です。3ヶ月以上の滞納、不払い、債務整理などの情報がある場合は、借り換えはできません。不誠実なお客さんだと判断される可能性があるからです。このように借り換えは審査が厳しくなる傾向がありデメリットです。

デメリット2 借り換え先を間違えると利息が増える

借り換え先を間違えると、利息が増えてしまうリスクがあります。たとえば、見かけ上の金利が安くとも、残高スライドリボルビング方式払いで借り入れの残高が減っていくと、月々の支払い額が減っていく方式があります。

リボ払いはリボ払いなのですが、同じリボにもいろいろあります。残高スライドリボルビング方式を誤って選んでしまうと、見た目上の金利が低くとも支払いの期間が伸びてしまい、結果として利息の支払額が増えてしまう可能性があります。これでは借り換えした意味がありません。

借り換え先を検討している場合は目先の金利にとらわれず、シミュレーション機能をしっかりと使って、返済額がどれぐらい減るかなどをしっかりとチェックしていきましょう。

支払う利息の総額を減らすために行うのがリボ払いの借り換えですので、よほど金利差がない限り、残高スライドリボルビング払いはキケンです。しっかりと借り換え希望先の条件を見て、金利がどのぐらい減るのか、月々の支払いがラクになる代わりに期間が長期化しないかなどもチェックするようにしましょう。じっくりと比較検討して、自分が借り入れを借り換えたいカードローン会社を選ぶようにしてください。

デメリット3 繰り上げ返済が不便になる可能性がある

リボ払いには、繰り上げ返済は必須の機能だといえます。ですがその前に、金利の問題が発生します。金利は、見た目上の数字が低ければ低いほどいいというわけではありません。カードローンを返す時の絶対のルールは、借り入れは一日でも短く、借り入れ金額は一円でも少なくするのが鉄則です。

そのために、日々の月々返済だけではなかなか借り入れ金額が減りません。思っていた以上に利息を払うハメになります。これを防ぐために、懐に余裕のあるときは繰り上げ返済を積極的に行うといいでしょう。

ただし、この返済手続きが不便なようだと、面倒になってしまい繰り上げ返済の意欲が失せてしまいます。例えば、ATM返済手数料が毎回かかってしまったりする状況などは喜ばしいものではありません。借り換えの際にはこの繰り上げ返済を気軽に日常で行うために、手数料無料のATMがあるなどの条件をかなり重視すると良いでしょう。

デメリット4 追加融資を受けられなくなる可能性がある

借り換えを行う先は銀行カードローン、消費者金融、信販系カードローンの3社があります。そこで、現在の借り入れ先がどこであれ、借り換え先を銀行カードローンにするのであれば問題がないのですが、消費者金融や信販系カードローンに借り換えてしまうと、総量規制にひっかっかってそれ以上の追加借り入れができなくなります。

総量規制とは、自己破産者や多重債務者が多く出たことによる借り入れの制限で、貸金業法の法律のひとつです。総量規制は平成22年に施行され、年収の1/3以上の借り入れができなくなっています。

これがなぜ銀行カードローンなら大丈夫で、消費者金融だとアウトなのかと申しますと、銀行カードローンならば銀行法という法律が規定されているからです。そして、消費者金融は貸金業法です。よって、総量規制は消費者金融のみの適用されるルールとなります。そのため、消費者金融で借り換えローンを組んだ場合は、もうそれで年収の1/3の上限に達してしまって、追加の借り入れが必要になった時に借り入れ出来ないというリスクが生まれます。消費者金融で借り換えるときは注意しましょう。

借り換えローンに関わらず、通常の借り入れでも消費者金融での借り入れは総量規制があることを覚えておくといいでしょう。

デメリット5 借入残高が増える可能性がある

借り換え時に上乗せ融資を受けることができる場合があります。上乗せ融資とは、借り換えは現在借りている額と同額しか借りられませんが、そこにプラスして借り換えのカードローン会社から、新規で融資を受けることです。追加借り入れができるというわけです。非常にありがたい制度ですが、これでお金を使ってしまうと借り入れの残高は増えてしまうことになります。

もちろん審査があり、返済能力を考慮した上で上乗せ融資は決定されるものなので、カードローン会社も、返済能力を超えた貸付は行っていません。ですが、それでも限度額いっぱいまで使ってしまうと、返済に苦労する可能性がでてきます。上乗せ融資は一長一短なのです。

一般に借り換えをするときは、限度額いっぱいまで借りてしまっていることが多いですから、ついつい上乗せ融資があると自分の口座残高が増えたと勘違いしてしまって、思いっきり使ってしまいがちです。そこで節制ができる人ならいいですが、意思が弱い、もしくは誘惑に弱いと感じている人は、上乗せ融資によって返済に苦労するリスクがあります。これも借り換えの前にはわからないデメリットとなります。

デメリット6 しばらく借り換えしづらい

一般的に考えて、借り換えは大きな金額の借り入れです。そのため、カードローン会社も慎重になります。信用情報も厳しくチェックされますし、延滞などは厳禁です。また、個人の返済能力も厳しくチェックされます。何度も借り換えするのは非常に困難なのです。

借り換えは大きな金額の借り入れになりますので、何度も借り換えするのは難しいです。一度借り換えしたら、しばらくその後の借り換えは難しいと考えておいた方がいいです。借り換えによる乗り換えは一度きりと思っておいた方がいいでしょう。

また、5年か6年経ってまだ返済が終わっていないようであれば、そしてその時に有望な借り換え先があるのであれば、再度の借り換えを検討してみるといいでしょう。

2.カードローンの借り換え5つの注意点

借り換え時にはいくつかの注意点があります。それをご紹介しますので、ここに紹介したルールをしっかりと守って、借り換えを検討してみてください。

注意点1 残高スライドリボルビング方式を避ける

残高スライドリボルビング方式は、とてもリスクのある返済方法です。具体的には、残高に応じて返済額が少なくなりますので、いつまでたっても支払いが終わらないというデメリットがあります。残高が少なくなると支払額も少なくなるということは、一見便利なようでいて実際に便利なのですが、うまく使わないと延々と払い続けることになります。

残高100万円で1万ずつ返していたのが、50万だと5000円になり、30万だと3000円になり、という風にどんどん返済額も減っていきます。

忘れてはならないのが、これは金利も含んだ金額だということです。元本に充当されるのはわずかですので、ますます完済が遠のくというようなハメになります。借り換えの際、目先の金利が低くとも残高スライドリボルビング払いは避けて、同じリボでも支払いが容易な方法に変更できるカードローン会社を選びましょう。

ただし、残高スライドリボルビング払いで、支払額が仮に3000円になったとします。返済に使える資金が1万円の場合は、その7,000円の差額を手元においておいて、まとめて一括返済、繰り上げ返済に使うのはありです。その場合は、7000円がそのまま元本に充当されますので、10,000円をリボで払うよりも効率の良い返済が可能となります。

お金はあったらあったで使ってしまいがちですが、うまくセルフ・コントロールを行って、元本に充当していけるのであれば、残高スライドリボルビング払いは強い味方になります。

注意点2 悪徳業者には近づかない

金利が下がるのでうちで借り換えしませんか?と巧みに近づき、手数料を法外に取る悪徳業者も中には潜んでいます。特にチラシやティッシュで営業している業者には注意が必要です。あまりに条件が良すぎるカードローンは、その後法外な手数料名目でお金を取られたり、入会金や解約手数料のような形で金銭を要求されることがあります。

これらはすべて違法な悪徳業者です。そういった業者には近づかないようにしましょう。あまりに条件が良すぎるカードローンは避けましょう。

そして、大手のカードローンを選んだほうが良いです。中には銀行の名前を使って、銀行であるかのようなチラシを作成し、大手の系列会社のふりをしたチラシもあります。そういったところは連絡先が携帯電話になっています。携帯電話が連絡先のカードローン会社には近づかないようにしましょう。お金を取られても違法な手段で手に入れた不正な携帯ですので、警察もなかなか逮捕することができません。

こういった事業者は、本来は正規の業者が都道府県に出すべき登録番号も、偽造していたり他社の番号を勝手に使ったりなどして営業しています。悪徳業者は多くのさばっていますので注意が必要です。違法業者ですので絶対に近づかないようにしてください。確実に銀行や消費者金融の大手のカードローンと借り換えの契約をするようにしてください。

注意点3 シミュレーションをする

見た目上の金利の数字をただ見るだけではなく、ホームページのシミュレーションを行って、本当に利息が減るかどうかをしっかり確認してください。リボ払いは計算が複雑ですが、シミュレーションを使えば正確な利息の額と元本の減っていく割合がわかります。

これから借り換えしようとしているカードローンが、本当にお得でメリットがあるのかどうか、借り換えの前に十分検討してください。もちろん、ホームページからのシミュレーションは実際の返済プランと同様です。無料で何度でも試せますので、借り換えを行いたい金額、返したい毎月の金額、返済希望期間などで何度も複数のシミュレーションを行い、正確な金額を出すようにしてください。

そこで現在の金利のシミュレーションと比較して、借り換えるメリットが大きく出るようでしたら、借り換えを行うといいでしょう。ただ、乗り換えても数万円しか変わらなかったり、逆に支払い期間が長くなって金利の支払総額が増えてしまったりしては元も子もありません。そういった時は借り換えをしなようにしましょう。ホームページのシミュレーションは無料で何度でも使えますので、いろいろなパターンを試してみましょう。

注意点4 コンピュータースコアリング

いざ借り換えの希望を新しいカードローン会社に出したとします。するとそこでは審査が行われますが、コンピュータースコアリングという方式が採用されているのをご存知でしょうか。

コンピュータースコアリングとは、カードローン会社が持っている莫大な個人情報・返済情報の記録の中から、あなたに似た属性の利用者をコンピューターではじき出し、その人の返済率を見ることで審査の代わりとするものです。これが意外と正確で、カードローン各社はこのコンピュータースコアリングを導入しています。

要するに属性は似ているけれども他人の過去の返済率で、融資を行うかどうか決めるのです。似たような年齢・性別・勤務先・年収・借り入れ希望額などを持っている人のデータを使って、新しく申し込んできた人の返済と事故の可能性を見ているのです。

この審査で落とされると、自分とは関係のない人の返済事故で落とされたことになり納得がいかないかもしれません。ですがデータは嘘をつかないため、カードローン各社でコンピュータースコアリングは使われています。借り換えの審査の際にも、コンピュータスコアリングが使われます。何も落ちる条件がないのに、審査に落ちてしまった場合は、このコンピュータースコアリングでの審査で落ちてしまったものだと考えることができます。

注意点5 使用していないローンを解約する

他社との契約件数も審査の対象になります。そのため使用してないローンは解約してしまいましょう。契約の金額だけでなく、契約の件数も審査の対象となり、3社以上だと苦しく、4社でギリギリ、5社以上だとアウトになってしまいます。使用していないローンであってもカウントされるため、多くのカードローンの契約を持っている場合は、使っていないカードローンのカードを解約してしまいましょう。

解約の方法はさまざまで、コールセンターに電話するだけでいいところもあれば、窓口に来店しなければならないところもあります。面倒でも解約してしまったほうが、現在使用している枠が小さくなるため、審査に有利になることは間違いありません。

3.まとめ

借り換えはうまく使えば非常に有利な条件で借り換えることができます。ですが、うまくいかない場合は余計に金利を支払うことになってしまいます。カードローン会社の宣伝を真に受けず、自分自身の手で金利をシミュレーションしてみましょう。カードローン会社のホームページを隅から隅まで読んで、借り換えにまつわる知識を身につけましょう。

ホームページにはシミュレーションもついています。大変便利ですので使ってみましょう。自分自身でしっかりとカードローンの知識を身につけて、悪徳業者にダマされないように、正規の業者と誠実な付き合いを続けていって、自分自身の信用を高めましょう。信用を高める行為は、のちのちきっとあなたの役に立ってくれます。

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