カードローン審査の実態|メガバンク・地方銀行・信用金庫の差

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カードローン 審査

カードローンは消費者金融系と銀行系に大きく分けることができます。銀行というとなんだかとても敷居が高そうに感じてしまうかもしれません。

しかし、最近の銀行は顧客満足を重視していて、以前のようなお役所的な印象はだいぶ和らいできています。

銀行カードローンは消費者金融系カードローンと比較して審査が厳しめだという噂もありますが、実際はどうなのでしょうか。今回は銀行カードローン審査を、銀行内部の観点からポイントをしぼって解説していきたいと思います。

1.メガバンク系銀行カードローン審査の3つの実態

三井住友銀行カードローンや三菱東京UFJ銀行カードローンといったような、メガバンク系銀行カードローンの審査の実態をお伝えします。

その1 消費者金融系保証会社が担当

メガバンク系カードローンでは、テレビのCMなどで頻繁に目にするような名の知れたカードローンが用意されています。大手消費者金融業者は軒並み経営苦境に立たされる中、今やカードローンの主役はメガバンクのカードローンへと移っていると言っても過言ではありません。経営難に陥った消費者金融業者はメガバンクと業務提携し、保証会社のポジションに収まることで生き残りを図っています。

実質的に、審査は貸し倒れのリスクを負う保証会社が行うため、審査の基準は銀行独自のものというよりも保証会社が定める基準となります。つまり、メガバンク系のカードローンの審査の多くは、保証会社である消費者金融業者に丸投げ状態にあるというわけなのです。

もちろん、審査基準は提携している銀行によって独自のカスタマイズがされていますので、消費者金融と全く同じ審査基準というわけではないのですが、その審査ノウハウは共有されているとみて良いでしょう。

その2 以前よりも審査スピードアップ

メガバンク系ではインターネットで仮審査を受けることができます。従来の銀行系カードローンでは窓口での手続きが必要であったことを考えると、消費者金融業者の良いところを取り入れ、利便性が大幅に向上しています。必要事項をインターネット経由で入力すると、簡易審査を行ってくれるので、気軽に借り入れ可能か確かめることもできます。ここでOKが出た場合、本審査に通る可能性はかなり高いと言えます。

審査落ちの不安が少ない場合は、インターネットで申し込みが完結してしまうメガバンク系のカードローンは手続きも簡便で、消費者金融系カードローンよりも金利が低めですのでとてもおすすめです。また銀行系のカードローンは利用開始まで比較的時間が掛かることが多かったのですが、近年では消費者金融専業業者とそん色ないほどのスピードをウリにしているカードローンも出てきています。

たとえば三井住友銀行系のインターネットでの申し込み完了から最速で30分ほどで審査結果が出るほどです。また銀行系カードローンで即日融資は、申込み銀行に口座を持っていることが条件のことが多かったのですが、三井住友銀行カードローンでは、口座を持っていなくても最短30分の審査の対象となっています。

三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」では無人のテレビ窓口での受付が可能でこちらは最短40分での審査に加え、その場でカードも発行されることが、他にはない大きな特徴と言えるでしょう。

その3 審査の厳しさ

メガバンク系のカードローン審査は、実質的に消費者金融業者が担っていると先ほど申し上げましたが、これは審査基準まで同じというわけではありません。一般的に金利が下がるほどに審査は厳しくなっていくものですが、メガバンクのカードローンにおいても例外ではありません。

消費者金融系カードローンよりも低めの金利設定も多く、しかも金利を銀行と保証業者で分け合わなければならないことを考えると、審査が厳しくなるのは容易に想像がつきます。銀行経由でカードローンを申し込んでくる顧客の信用度が元々高いという一面も確かにありますが、やはり消費者金融系カードローンと比較して、審査は厳しめであると認識しておいた方が無難です。

2.地方銀行系カードローン審査の2つの実態

ちばぎんカードローンや北陸銀行カードローンといったような、地方銀行系カードローンの審査の実態をお伝えします。

その1 メガバンク系カードローンとの違い

大手地方銀行ではメガバンクに準じたインターネット完結型、来店不要のカードローンを用意している一方で、小規模な第二地方銀行などでは仮審査などを除き、窓口での対応が必須となることが多いです。大手地方銀行でのカードローン審査は、メガバンクとあまり変わらないとも言えるのですが、給与振り込みや公共料金の引き落とし、定期預金などの取引が、審査に有利となる可能性があります。

審査はやはり、年収や勤務先などの属性情報によるスコアリングが中心となりますが、特に第二地方銀行などの地域密着型の小規模銀行では、独自の審査基準を設けていることも多いようです。ネットバンキングなど、銀行のサービスの利用登録など、細かくスコアリングに反映させるケースもあります。

地方銀行に限りませんが、メインバンクとして利用している銀行でカードローンを申し込むのは、想像以上に優遇措置が手厚かったりしますし、審査にも有利に働く可能性が大きいため、最優先で検討するのが良いでしょう。

その2 地元企業や自営業者への対応力の差

カードローンの申し込み条件としてよく記載されている「安定継続した収入」とは、それなりの企業からの給与収入があるということを暗に指しています。そのため、正直なところ零細企業勤務であったり自営業の場合、審査に大きなマイナスポイントとなることは否めません。

しかし、中小零細企業や自営業者がメインの取引先である小規模な銀行では、むしろ積極的に営業しているケースもあるほどです。メガバンクなどではあまり重要視されない取引年数や、重点営業エリア内(銀行の支店近く)に住居や勤務先があるということが、審査に大きくプラスとなります。

またメガバンクや大手地方銀行などでは、消費者金融業者が保証会社として業務提携しているケースが多くなってきましたが、地域密着の地方銀行ですと、銀行グループの子会社が保証会社となっている場合が結構あります。このような場合、保証会社にとって銀行は親会社にあたることになります。

もちろん一概には言えないのですが、やはり子会社である保証会社は、親会社に足を向けられない弱い立場でもあります。支店から回ってきたカードローンの審査を杓子定規で切り捨てることは、なかなかできないものです。

3 信用金庫・信用組合系カードローン審査の4つの実態

朝日信用金庫やしずおか信用金庫といったような、信用金庫や信用組合系カードローンの審査の実態をお伝えします。

その1 地域密着型金融機関の強み

地元の信用金庫や信用組合に預金口座を持っているのなら、そちらに相談してみるのも一つの手段として有効です。信用金庫や信用組合は地域密着型の金融機関と言われ、営業エリアが限定されています。カードローン受付専用窓口を設けているケースは稀で、通常の融資窓口で対面で書面申し込みを行うことが多くなります。そのため身なりや態度といった要素も、見られやすい点に注意が必要です。

窓口担当者も人の子ですから、第一印象は非常に大切です。あまりに心証が悪いと、申し込み受付にすら至らずに、やんわりと断られてしまう可能性もあります。審査は担当者の熱意次第という一面もありますので、この人に融資したいと思われることは、決して侮るべからずな意外と重要なポイントなのです。

その2 申し込みのタイミングによっての対応の差

法人向け融資の競争が激化している中、個人へのカードローン開拓に力を入れる金融機関は多くなっています。信用金庫や信用組合などの比較的小規模な金融機関ではなおさら重点強化項目となってきています。そのためカードローン強化キャンペーンなどを展開している場合もあり、普段よりも対応が丁寧になっている可能性があります。

申し込みのタイミングは、やはりキャンペーン中がベストですが、それ以外でもなるべく混雑していない日や時間帯を選ぶのが良いでしょう。融資担当者も、通常融資業務の合間にカードローン受付審査手続きを行うことになるわけですので、繁忙日や忙しい時間帯ですと余裕をもって応対することができません。

休日の前後や給与支給日前後は混雑しやすいので、極力避けるに越したことはありません。店頭が混雑していそうな場合は時間をずらすか、日を改めることも検討しても良いでしょう。

その3 信用金庫・信用組合のカードローン審査を突破するカギ

給与振込をの受取口座として指定することができる場合は、かなり強力な武器となります。信用金庫や信用組合は給与振込口座の指定がメガバンクと比べて圧倒的に少なく、その評価は想像以上に大きなものです。定期預金や定期積金も10万円程度でも評価対象と成りえます。公共料金の引落しも電気・ガス・水道・NHKなど、数が多いほど評価される傾向にあります。インターネットバンキングや外貨預金、投資信託などの取引など、評価対象は数多く存在します。

いかにメインバンクとして利用しているかが、大きな評価基準となるわけです。必ずしもこれら全ての項目がスコアリング評価のポイントとなるわけではありませんが、多ければ多いほど審査担当者の心証が良くなるのは間違いありません。営業担当の行員が自宅や勤務先を訪問しているような場合、信用力は抜群に高くなります。営業担当者も顧客のために親身に相談に乗ってくれることも多いです。

その4 信用金庫、信用組合カードローンの落とし穴

地域金融機関として庶民の味方の信用金庫、信用組合ですが、弱点としては、無料提携ATMの少なさやインターネット取引が弱かったりと、利便性では大手金融機関に及ばないことがあげられます。また、提携していても利用手数料が有料のケースもあります。

また口座も持っていない状態で、いきなり飛び込みでカードローンを申し込む顧客は大手銀行などよりも慎重な融資姿勢となるケースが多いようです。信用金庫などでは、いまだに預金取引から入るのが自然という暗黙の了解があるように見受けられますので、まったく取引のない状態からのカードローン申し込みはかなり不利であることを念頭においておいたほうが良いでしょう。

4.銀行カードローン徹底比較

銀行カードローンの特徴を比較して見てみましょう。

新生銀行カードローン レイク

新生銀行カードローンレイク情報


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みずほ銀行カードローン

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三井住友銀行カードローン

バンクイック

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5.まとめ

同じ銀行カードローンでも、審査の中身はずいぶんと差があることを感じていただけたでしょうか。メガバンクはなんだか敷居が高そうな印象もありますが、ネットで手続きが完了してしまったりと、じつはかなりお手軽に利用することもできます。

地方銀行や信用金庫などの地域密着型の金融機関では、メガバンクでは審査対象にならないようなところまで考慮してもらえる可能性があります。

どこを選んだら審査に有利か検討してみることは、消費者金融系のカードローンよりもむしろ大切なことかもしれません。

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