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カードローンとは?お金のプロが解説するカードローンの概要と賢い使い方

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カードローンとは

「今月ちょっと厳しいので一時的にお金を借りたい」「今日中にお金が必要なんだけど、どうしたら用意できるだろう…」など、お金のことでお困りの方もいらっしゃることでしょう。

お金の都合で悩んだとき、まず頭に浮かぶのは、家族や親族、親しい友人にお金を借りるという方法ではないでしょうか。

しかし実際には、親しい人にお金を貸してほしいと伝えた時点で、あなたの「信用」は大きく揺らいでしまうのです。信用はお金で買えるものではありませんし、「どうやらお金に困っているらしいよ」といったネガティブな評判が広まる可能性も軽視できません。

このようなお金の問題を解決するために便利なのが、「カードローン」です。ここでは、カードローンの概要と賢い使い方について、お金のプロであるFPが解説します。

1.カードローンとは

カードローンとは、カードを介して取引を行う「個人向け無担保融資」のことを指します。無担保でお金を借りることができ、保証人や連帯保証人も不要です。したがって、利用者にとって非常に都合よく「お金を借りられる手段」だということです。

カードローンを取り扱う業者には、

  • 消費者金融
  • 銀行

という2つがあり、どちらも特徴が異なります。簡単に触れておきましょう。

その1 消費者金融

融資までの時間が早く、原則的に即日融資です。その分、金利の設定が高めですので、短期融資に向いています。消費者金融は貸金業法の対象業者であるため、「総量規制」の対象です。

総量規制とは、過剰な貸付を防ぐために導入されている制度で、利用者年収の3分の1以上の貸付を原則禁止しています。例えば、年収300万円の方であれば、総量規制対象業者から借入できるのは100万円までになります。

さらに、総量規制は業者間を超えて適用されるため、年収300万円の方がA社で50万円を借入し、その後B社で審査を受けたとしても、50万円までしか融資してもらうことはできません。総量規制は消費者金融の取り扱うカードローンを利用するうえでの重要なポイントですので、必ず押さえておきましょう。

その2 銀行

融資までの時間は消費者金融よりも遅いものの、金利や返済コストの面で充実しているのが特徴です。金利が低く設定されているため、返済にかかるコストを抑えることができます。このような特徴から、中長期融資に向いているといえるでしょう。銀行は消費者金融と違い、総量規制の対象にはなりません。銀行には「銀行法」という法律が適用されるからです。

したがって、審査さえ通れば、利用者年収の3分の1以上でも借入することができるのです。また、銀行が取り扱うカードローンの中には、専業主婦の方でもお金を借りることのできる商品があることも大きな特徴だといえます。

このように、取り扱っている業者が違うだけで、大きく特徴が異なります。審査の面で融通が利きやすいのは消費者金融カードローンで、高い確率で審査を通過できます。「とにかく急いでいるので、すぐに融資を受けたい」「審査に通りやすいカードローンを利用したい」という方には、消費者金融カードローンが向いているといえるでしょう。

対して銀行カードローンは、審査が少し厳しめではあるものの、好条件で融資を受けられます。長期間利用する場合でも、消費者金融カードローンより低金利であるため、利息を節約することができるのです。

短期的に返済するのが難しい場合にも利用しやすい商品で、「今は経済的に厳しいのでゆっくり返済したい」「融資をそこまで急いではいないので、スペックを優先したい」という方は、銀行カードローンが向いているといえるでしょう。カードローンを利用する際は、ご自身のライフスタイルに適したものを選択しましょう。

2.カードローンとフリーローンの違いとは

カードローンとよく似た融資方法に、「フリーローン」というものがあります。こちらも無担保、無保証人で利用することができます。しかし、大きく異なる点があります。それは、「自由に借入・返済を繰り返せるかどうか」です。

カードローンのほとんどは取引用のカードが発行されます。これを、「ローンカード」といいます。利用者はローンカードを利用し、カードローン会社のATMや提携している金融機関のATMからお金を引き出して借入します。逆に返済も、ローンカードを使っていつでも行えるのです。さらに、カードローンは基本的にコンビニATMと提携しているため、夜間でも借入・返済が可能です。

カードローンでは、あらかじめ利用者個人の「限度額」が設定されます。この限度額は、利用者の返済能力や信用を審査したうえで決定されます。つまり分かりやすくいうと、この限度額内であれば、利用者の意思だけで自由に借入・返済を繰り返すことができるのがカードローンなのです。

対してフリーローンでは、そもそもローンカードが発行されません。全ての手続きを終えた後、カードローンと同様に限度額は設定されるものの、全額が指定の銀行口座に振り込まれます。返済は毎月1回ずつ継続的に行います。もし、融資された金額以上が必要になった場合には、再度審査を受けて融資を受ける必要があるということです。

さらに、返済も好きなときに行うことはできず、臨時的に返済する際にはお金を借りた業者へ電話連絡が必要となります。

ここまでをご覧いただくと分かるようにカードローンとフリーローンは、「お金を借りる」という目的は同じであるものの、「お金を借りたり返済したりする自由度」には大きな差があるのです。カードローンは利用者のライフスタイルによって使い分けることができますし、種類によっては返済コストも高くありません。

したがって、「自分のペースで返済したい」という方や、「借入・返済を自由に繰り返したい」という方にはピッタリの融資手段だといえます。

3.カードローンの賢い使い方

カードローンは非常に便利な商品です。しかし、自由に借入できることから必要以上を借入してしまったり、ズルズルと長期間返済することになってしまったりと、便利さが仇(あだ)となってしまうケースも少なくありません。カードローンを賢く使うには、工夫が必要なのです。

カードローン初心者の方に覚えておいていただきたいのですが、カードローンの利息は「日割り」です。つまり、借入している期間が長引くほどに利息がかさんでしまいます。このような特徴がある以上、カードローンを賢く使うには「短期借入・短期返済」を念頭に置いて返済計画を立てることが肝要です。

カードローンを賢く使うコツとしては、次の3点がポイントとなります。

  1. 毎月1回の返済とは別に、自分なりの返済日を設けて返済期間を短縮する
  2. 借りる金額は必要な分だけにしておく
  3. 利用明細は捨てずに、いつでもチェックできるようにしておく

上記の中で最も重要なコツは、2の「借りる金額は必要な分だけにしておく」ことです。なぜかというと、カードローンで返済困難に陥る多くのケースは、「借り過ぎによる利息の膨大化」が要因だからです。

カードローンは非常に「都合のよい」商品です。したがって、「あれも欲しいしこれも欲しいから、カードローンでお金を借りて買おう」というように、必要以上に使い過ぎてしまうケースが非常に多いのです。しかし、借り過ぎて困るのは将来の自分自身です。カードローンで借入するのは、必要な金額だけにしておきましょう。

カードローンは、賢く利用することで強い味方となる商品ですが、使い方を間違うと返済困難な状態に陥りかねません。使い過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

4.まとめ

カードローンは非常に便利で、ご自身のライフスタイルに合わせて利用できる商品です。延滞することのないように返済計画を明確にし、賢く活用してください。

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