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騙されちゃダメ!自動車担保融資の実態と乗ったまま融資に潜む危険性

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「車金融」、「自動車金融」などとも呼ばれる自動車担保融資は、その名の通り車を担保にしてお金を借りるというものです。

しかし、マイカーローンとは全く別物で、自動車担保融資には多くの危険性が伴います。

今回は、自動車担保融資の仕組みと、その危険性についてまとめました。「乗ったまま融資」という広告に騙される前に、まずはその実態をご覧ください。

1.自動車担保融資の実態

自動車担保融資とはどういったものなのかをまずはみて行きましょう。

①自動車担保融資とは

自動車担保融資とは、簡単に言うと車を担保にして借入をすることです。一見マイカーローンと似ているようにも思えますが、マイカーローンはこれから車を購入するための資金を借入れるのに対し、自動車担保融資は既に持っている車を担保に借入を行います。また、自動車担融資の場合、資金の使い道は原則自由です。

自動車担保融資を行う業者には、専門の業者も数多くありますが、なかには街金が行っているケースもあります。専門業者なら、担保にする車はトラックや重機、バイクなども可能で、消費者金融や銀行の無担保ローンでは審査に通らない人が多く利用する傾向にあるようです。

②金利と融資額

金利は業者によってもちろん違いますが、相場としては上限18.0%程度と消費者金融と同じような水準です。また、融資額については、車の査定金額が大きく影響してきます。

多くの場合、査定額の7割ほどの金額となることが多いようですが、その他に総量規制(賃金業者からの借入額の合計を、年収の3分の1までとする規制)や、他社からの借入状況なども考慮されます。そのため、車の査定額がいくら高くても、既に総量規制の基準を超える借入がある場合、融資を受けることはできません。

また、信用情報に事故情報がある場合、融資を断られることもあります。

③その日のうちに借りれるか

必要書類が揃っていれば、車の査定や審査を含め30分ほどで融資を受けられる業者がほとんどです。車の名義変更については申込者ではなく業者が行うので、自分で手続きをする必要はありません。

④車のローンが残っていても借りれるか

車のローンを返済中の場合でも借入はできますが、車の所有者がローン会社になっている状態では名義変更ができません。

そのため、基本的には業者から借り入れたお金でローンを完済し、その上で業者に名義変更をして融資を受けるという方法になります。ですので、ローン残高が高額な場合はローンの完済が難しく、融資を断られるケースもあります。

⑤自動車担保融資の流れ

自動車担保融資の基本的な流れは以下のようになっています。

  • 申込み
  • 担保にしたい車を査定
  • 審査後に融資額を決定
  • 車の名義を貸金業者に変更
  • 融資
  • 返済

車を担保にするため、基本的には車の所有者を業者に変更しなければなりません。この時、車ごと業者に預けるケースと車に乗ったまま融資を受けられるケースがありますが、車ごと預けるほうが車が傷ついたりする心配がないため、乗り続ける場合に比べ融資額は高額になります。

しかし、地域によっては車がなければ生活に支障をきたすこともあるため、実際は乗ったまま融資を受ける人が多いようです。

⑥手続きに必要な書類

融資を受けるためには、以下の書類が必要です。

  • 車の車検証(原本)
  • 自賠責保険の証書
  • 印鑑証明
  • 実印
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  • 収入証明書

2.自動車担保融資の注意点

自動車担保融資の注意点も確認しておきましょう。

注意1 「乗ったまま融資」のリース料

車を預けるのと乗ったままなら、当然誰でも乗ったまま融資を受けたいと思いますよね。特に家族に内緒で借入をする場合、車が無いとお金を借りた事がすぐにバレてしまうので、それは避けたいところでしょう。しかし、乗ったまま融資の場合、金利とは別にリース料がかかる業者もあります。

金利を支払った上にリース料までかかるとなると、結果的にかなりの高金利でお金を借りているのと同じです。

しかし、金利は利息制限法で以下のように上限が決められており、手数料などその他にかかる費用もこの中に含めなければいけません。金利の他にリース料を徴収することは、本来違法です。このような業者には十分注意しましょう。

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注意2 自動車税や保険料の支払い

車の名義変更をすると、自動車税の請求書は業者に送られることなります。もちろん業者が支払いをしてくれるわけはないので、届いた請求書は申込者の自宅に郵送され、申込者が自分で支払うことになります。

また、車の任意保険に加入している方がほとんどだと思いますが、こちらについては融資に伴い名義変更をする必要は特にありません。

注意3 自動車担保融資の違法性

自動車担保融資自体は、特に違法性があるものではありませんが、融資をする上でいくつか違法となる部分が見られるのは事実です。

たとえば、先ほどのリース料もそうですが、業者によっては名義変更の手数料を別途請求する場合もあります。先ほどもお伝えしたように金利以外で手数料を取るのは違法です。

また、車検証は常に車の中に保管しておくことが義務付けられているので、原本を業者に提出し、車検証が無い状態で車に乗っているという状況にも問題があります。

注意4 返済できない時は車を売却される

車を担保にすると言っても、実際は乗り続けたまま融資が受けられるため、銀行などからお金を借りられない人にとってはメリットのほうが大きいかもしれません。

しかし、万が一返済できなくなってしまった場合は、当然車を売却されてしまいます。また、金利とは別にリース料や手数料がかかる場合はかなり高金利で借入をすることになるため、更に延滞や返済不能になる危険性が高まることになります。

3.どうしても自動車担保融資を受けたい場合

リスクを承知の上でそれでも借りたいという場合は、最低限業者選びには細心の注意を払いましょう。インターネットで検索すればたくさんの業者が出てきますが、安全な業者を選ぶためにも、利息制限法の金利を超えていないか、賃金業者の登録番号が正しいかは必ず確認してください。

特に、正式な認可を受けていない業者が嘘の登録番号をホームページや広告に記載している場合があるので、登録番号が正しいか金融庁のHPで確認するようにしましょう。

金融庁 登録貸金業者情報検索入力ページ
http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/

4.まとめ

自動車担保融資を行う業者の中には、違法な取り立てをしたり、強引に車を売却してしまう悪徳業者も存在します。最悪車を売却されてしまえば、本来よりもかなり安く車を売ってしまうことになるので、金利の支払いなどを含めると大きく損をしてしまいます。

自動車担保融資についてはできれば利用しないのが一番ですが、やむを得ず利用する場合は、できるだけ安全な業者を選び、返済が滞ることの無いよう、必要最低限の金額を借りるようにしましょう。

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