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学費が払えないなら退学しかない?なんとか学費を工面したい時の4つの対処法

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学費が払えなくてローンを検討する女の子

「大学に進学したは良いものの学費が払えない…」

事情はどうであれ、このような事態になることは決して珍しいことではありません。

ですが、お金の問題を解決する方法はいくつかあるのですぐに諦める必要はありません。

今回は学費が払えない時に検討したい対処法をご紹介します。

アルバイトで学費を稼いでる学生さんや、子供の学費が払えないという親御さんはぜひ参考にしてみてください。

1.学費が払えない時の4つの対処法

学費が払えない時の対処法を4つご紹介します。

方法1 授業料の分納・延納・免除制度を利用する

ほとんどの大学には入学金や授業料の分納・延納・免除制度があります。

学業で一定の成績を修めているなどの条件はあるものの、該当条件に当てはまれば授業料の3分の1~半額、または全額が免除される場合もあるので、学費が払えない場合まずは学校独自の制度を利用できないか検討してみましょう。

方法2 奨学金を利用する

学費を工面したいなら奨学金を借りる方法もあります。

日本学生支援機構の奨学金制度(貸与型)には無利息で借りられる第一種、利息がつく第二種、入学初年度の一時金を借りられる入学時特別増額貸与奨学金の3種類があります。

大学の学費として奨学金を利用する場合、それぞれの借入限度額は次のようになっています。

3つの奨学金の種類別表

第二種(利息付)の場合、上限利率は年3.0%ですが平成29年度4月に貸与終了した方の利率は年0.01%~0.23%となっています。

奨学金は在学中でも申込可能ですが、その場合の申込期間は春だけなので年に1度の申込時期を逃さないようにしましょう。

方法3 国の教育ローンを利用する

国の教育ローンとは、政府系金融機関である日本政策金融公庫(以下、日本公庫)が取り扱う教育ローンです。

日本公庫は国民の生活の安定や経済活動の発展を目的として作られた公的な金融機関で、教育ローンの他にも事業者向けローンなどを取り扱っています。

国の教育ローンは銀行よりも低金利で、なおかつ固定金利なので返済計画が立てやすいのも魅力の一つです。

適用金利は年率1.81%、融資限度額は最高350万円となっており、在学中は利息の支払いのみを行うこともできるので、卒業後に無理なく返済していくことが可能です。

国の教育ローン金利、限度額、返済期間

ただし、国の教育ローンは誰でも利用できるわけでなく、世帯年収が以下の範囲を超えると申込ができません。これよりも世帯年収が多い場合は銀行などの教育ローンを検討しましょう。

扶養している子供の人数ごとの世帯年収の上限額

扶養している子供が2人以内の場合で次の1~8のいずれかに当てはまる方は、所得額の上限額が990万(770万円)まで緩和されます。

  1. 勤続(営業)年数が3年未満
  2. 居住年数が1年未満
  3. 世帯のいずれかの方が自宅外通学(予定)
  4. 借入申込人またはその配偶者が単身赴任
  5. 今回の借入が海外留学資金のため
  6. 借入申込人の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%超
  7. 親族に「要介護(要支援)認定」を受けている方がおり、その介護費を負担している
  8. 大規模な災害により被災された方

なお、国の教育ローンは年間を通していつでも申込可能です。

基本的には申込から審査までにかかる期間が10日程度、審査通過から融資実行までにさらに10日かかるため、融資までには最低20日ほどかかることになります。

ギリギリになってから申し込むのではなく、資金が必要な時期の1〜2ヵ月前を目安に申込んでおくのが良いでしょう。詳しい条件や申込方法は公式ホームページで確認してみてください。

→ 教育一般貸付(国の教育ローン)を確認する

方法4 銀行の教育ローンを検討する

奨学金や国の教育ローンを利用できない場合は銀行の教育ローンを検討してみましょう。

銀行の教育ローンなら入学金や授業料の他に下宿代やアパートの敷金などとして利用できる場合もありますし、申込から借入までの期間も数日~1週間程度とスピーディーなのも魅力です。

2.銀行教育ローンを選ぶ時の3つの比較ポイント

銀行の教育ローンを検討する際の比較ポイントもご紹介しておきます。

ポイント1 固定金利と変動金利

銀行の教育ローンは固定金利と変動金利の2種類の金利タイプから選べる場合が多いです。

変動金利タイプの方が金利は低くなりますが、返済期間が10年~15年になる場合にはこの先の金利変動リスクも考えておく必要があるでしょう。

将来的に金利が上がったら他のローンに借り換えをする選択肢もありますが、完済まで同じ金利の方が安心できる方は多少金利は高くても固定金利を選んだ方が良いでしょう。

ポイント2 融資限度額

銀行の教育ローンの融資限度額は300万円~1,000万円程度と銀行によってかなり差があります。

私立大学、特に医学部や薬学部などに進学する場合は学費もかなり高額になるため、それに合わせて限度額が高いローンを選ぶ必要があります。

ですが、奨学金と教育ローンを併用することもできるので、まずは低金利の奨学金を最大限活用し、足りない部分を教育ローンで補うのがおすすめです。

ポイント3 返済期間と元金据置期間

教育ローンの返済期間は最大10年~15年の場合が多いですが、返済期間だけでなく元金据置期間にも注目するのがポイントです。元金据置期間とは、元金の返済が猶予され利息の返済のみを行える期間のことです。

元金据置期間は5年~7年の場合が多いですが、大学院に進む可能性なども考えた上で無理のない返済計画を立てることが大切です。

3.まとめ

学費を払えない時は奨学金や教育ローンのように借入を検討するのも良いですが、まずは学校独自の授業料免除・分納・延納制度を確認してみるのがおすすめです。

教育ローンは基本的に親に返済義務がありますが、奨学金の返済義務はあくまで学生本人にあるため、将来的にきちんと返済していけるのかどうかもあらかじめシミュレーションしておいた方が良いでしょう。

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