どうしても自動車税が払えない!差し押さえを回避する2つの対処法を徹底解説

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自動車税が払えない男性

車を持っている人は自動車税を納める義務があります。年に1度とはいえ、数万円~10万円ものお金をまとめて支払うのは難しい場合もあります。

しかし、払えないからと言って放置すれば財産を差し押さえられる最悪の事態に発展してしまいます。そんなことにならないためにも、自動車税を払えない場合はとにかく早めの対処が重要です。

今回は自動車税を滞納した場合の督促から差し押さえまでの流れや滞納によるその他のデメリットをまとめました。自動車税が払えない方はぜひ参考にしていただき、できるだけ早く問題を解決していきましょう。

1.自動車税が払えないときの3つの対処法

自動車税が払えないときには次の2つの対処法を検討してみてください。

対処1 役所・役場に相談する

市役所で相談している女性

自動車税の滞納はいつまでも放置していられるものではありません。支払えないからと言って決してそのままにせず、少しでも早く都道府県税事務所や役所・役場に相談をすることが何より重要です。

病気で休業していた、収入が不安定だったなどやむを得ない事情がある場合はそれを正直に担当者に話しましょう。

これから支払っていく意志が伝われば減額や分納の相談に応じてくれることも多いですが、こちらから何も連絡せずにいると支払う意思がないとみなされ、強制執行(差し押さえ)となる可能性が非常に高くなります。滞納を放置するのは最も危険な行為です。

対処2 お金を借りる

お金を借りた男性

お給料が入れば何とか支払うことができる場合にはカードローンを利用する方法もあります。

カードローンにはみずほ銀行カードローンなどの銀行カードローンと、アコムやプロミスなどの消費者金融カードローンがありますが、30日以内に返済ができるなら無利息期間がある消費者金融がおすすめです。無利息期間中に返済すれば利息は一切かかりません

対処3 クレジットカードで払う

クレジットカードを持った女性

自動車税はクレジットカードを使って納付することができます。おすすめはセブンイレブンの「nanacoカード」にクレジットチャージをして支払う方法です。

他のコンビニでは自動車税の納付はカード払い不可のところが多いですが、nanacoカードにクレジットチャージすることで実質カード払いが可能です。nanacoカードは月に最大5万円までクレジットチャージできるので5万円以内の納税者の方には特におすすめです。

チャージした5万円を超える金額は現金払いになります。仮に自動車税が58,000円の場合、チャージ額が5万円の時に支払うと残りの8,000円は現金で支払うことになります。

笑顔の男性

リボ払いができるクレジットカードを持っている場合はチャージ額を毎月一定額の支払いにできます。(リボ払い手数料は金利年15.0%程度)

例えば総排気量が2.0リットル〜2.5リットルの車の自動車税は45,000円です。

クレジットチャージしたnanacoカードで支払い、その後にクレジットカード利用額を月々1万円のリボ払いにします。そうすると5ヶ月間かけて支払うことになりますが、支払い手数料(利息)は1,472円しかかかりません。(年率15.0%の場合)

トータルで46,472円支払うことになりますが、毎月の負担を軽減できるのでおすすめです。

リボ払いのシミュレーション

出典:JCBカード リボ払いシミュレーション

なお、nanacoカードへクレジットチャージができるカードは限られています。チャージ可能なクレジットカードの種類は次の通りです。

nanacoカードへクレジットチャージできるカード

出典:電子マネーnanacoカード

2.自動車税を滞納する2つのデメリット

自動車税を滞納することのデメリットは大きく2つあります。

デメリット1 延滞税がかかる

延滞税

本来の支払期限である5月末日までに納付をしないとその翌日から本税に延滞金がプラスされます。この時の延滞税率は納期限の翌日から1ヵ月を経過するまでは年2.6%、それ以降から全額納付されるまでの期間は年8.9%で計算されます。

ただし、延滞金は1,000円以上になって初めて加算されるため、本税の金額によっては数ヵ月間延滞金を請求されない場合もあります。

日本車

延滞金は次の方法で計算します。

延滞金=【税額×納期限の翌日から1ヵ月経過するまでの日数×2.6%÷365】+【税額×納期限の翌日から1ヵ月を経過した日から完納までの日数×8.9%÷365】

例えば、税額が34,500円で2ヵ月間(7/31まで)延滞した場合を見てみましょう。

【34,500×30日×2.6%÷365】+【34,500×31日×8.9%÷365】
=73円+260円(1円以下の端数は切り捨て)
=334円

2ヵ月間の滞納なら延滞金は334円です。しかし1,000円未満の場合は請求されませんので実質この時点では延滞金は発生しません。では6ヵ月間延滞した場合はどうでしょうか。

【34,500×30日×2.6%÷365】+【34,500×183日×8.9%÷365】
=73円+1,539円(1円以下の端数は切り捨て)
=1,613円

6ヵ月間延滞すると延滞金は1,613円です。この場合延滞金が1,000円を超えているので、1,600円(100円未満は切り捨て)が本税にプラスして請求されることになります。

デメリット2 車検に通らない

車検

車検を受けるには「自動車税納税証明書」が必要になるため、自動車税を滞納している状態では車検を通すことができません。車検は2年に1度と比較的短いスパンでやってくるので、それまでには自動車税を支払っておかなければいけません。

また、税金が払えないからといって車を廃車にしたところで自動車税の支払い義務は残るので注意しましょう。

3.自動車税の督促から差し押さえまでの流れ

自動車税を滞納すれば当然督促が始まります。滞納が長引けば最悪車や預金の差し押さえという事態が待っています。自動車税を滞納した場合の督促から差し押さえまでの流れをまとめました。

流れ1 督促状が届く

督促状

支払期限である5月31日までに納付を行わなかった場合、6月中旬~下旬にまずは督促状が送られてきます。

督促状は「納付がまだなので至急支払いをしてください」といった内容で、そこには納付期限もあわせて記載されています。督促状に記載のある期限までに支払いをすれば財産を差し押さえられることはありません

流れ2 催告書や差押予告書が届く

落ち込んでいる女性

督促状が届いても滞納が続いている場合、今度は催告書が届きます。催告書が送られてくる時期に特に決まりはありませんが、大体の場合督促状が届いた1ヶ月後あたりのケースが多いようです。

この段階になると督促状のような優しい文面ではなく「○月〇日までに自動車税を納めない場合は、あなたの財産を差し押さえる可能性があります」といった非常に恐ろしい内容になります。

催告書は都道府県によって数回送られてくることもあり、それでも支払わない場合は最終勧告として差押予告書が届きます。

流れ3 給与や預金、車が差し押さえられる

差し押さえ

差押予告書の期限を過ぎてもなお未払いの場合は、最終的に給与や預金、車などを差し押さえられてしまいます。実際にいつ差し押さえられるのは、財産隠しなどの可能性もあるため納税者に明確に知らされることはありません

差押予告書の支払期限から1週間後かもしれませんし1ヵ月後かもしれません。つまり、差し押さえは突然やってきます。

差し押さえにあった男性

差し押さえが実行された場合には預貯金、給与がまずは差し押さえ対象となり、それが難しい場合は車を差し押さえられることになります。

給与の場合、差し押さえ可能額は4分の1まで(月額33万円超の部分は全額差し押さえ可能)と決まっていますが、預貯金は全額差し押さえが可能です。

さらに給与を差し押さえる場合、納税者の会社に差し押さえをする旨の通知が送られるため、自動車税の滞納が会社にもバレてしまうことになります。

4.自動車税の仕組み

自動車税

自動車税は毎年4月1日時点で車を所有しているまたは車検証上の使用者となっている方に対し発生する税金で、車の用途や総排気量によって税額が決められています。

自動車税の納付期限は毎年5月31日となっており、税額は車の総排気量に応じて次のように決められています。

総排気量税額
1.0リットル以下29,500円
1.0リットル超1.5リットル以下34,500円
1.5リットル超2.0リットル以下39,500円
2.0リットル超2.5リットル以下45,000円
2.5リットル超3.0リットル以下51,000円
3.0リットル超3.5リットル以下58,000円
3.5リットル超4.0リットル以下66,500円
4.0リットル超4.5リットル以下76,500円
4.5リットル超6.0リットル以下88,000円
6.0リットル超111,000円

自動車税は地方税のため都道府県税事務所の管轄となりますが、わざわざ役所や税務署に支払いに出向く必要はなく、コンビニなどで手軽に納付することができます。

とはいえ、人によっては5万円以上かかる場合も多いため、一度に支払うにはそれなりに大きな負担となります。特に毎月ギリギリの生活をしていると、数万円さえ捻出するのが難しい場合もあるでしょう。

5.自動車税を支払う必要がなくなるカーシェアリング

カーシェアリング

車をあまり利用していない家庭では、毎年かかる自動車税の支払いは生活の負担になります。そんな時におすすめなのは便利でお得な「カーシェアリング」です。

車にかかる維持費を比較すると、カーシェアリングを利用した方が毎月の負担額を抑えられるケースが多々あります。

カーシェアを利用している女性

カーシェアリングとは、登録をした会員間で特定の自動車を共同使用するサービスです。短時間の利用など自分の好きな時間に自由に使えることから利用者は増え続けています。

レンタカーとの違って手軽に借りることができますし、費用も非常に安いです。

自動車を数台所有している家庭や、公共交通機関が充実している地域に住んでいる場合は、自動車税の負担額を減らすためにもカーシェアリングを検討してみてください。

自動車税やガソリン代、車の保険料、車検代などを払う必要がなくなれば今後の生活費は一気に楽になります。

▼カーシェアリングに興味があるなら

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6.まとめ

税金には5年の時効がありますが、税事務所がそれまで放置しておくとは考えにくく、差し押さえを受けずに時効を迎えるのはほぼ不可能と考えた方が良いでしょう。

さらに、自動車税を5年間滞納した場合自動的に車の登録が抹消され、公道を走ることはできなくなります。

滞納が長引くほどあなた自身を追い詰める結果になるので、逃げ切ろうなどと考えず、少しでも早くこちらから納付の意思を見せるのが得策です。

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