ビジネスローンで資金不足を解消!個人事業主が運転資金を借りる方法を徹底解説

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お金を借りる契約している男性
  • 事業拡大の設備投資
  • 店舗改装費用
  • 従業員を雇用するための資金
  • 取引先に支払う資金が足りない

など、個人事業をしているとまとまった運転資金が必要になることもありますよね。

開業して間もないなど、売り上げが不安定だから融資を受けたい時もきっとあるでしょう。

この記事では、個人事業主が利用できる主なビジネスローンや、ビジネスローン以外で事業資金を借りる方法などをまとめました。

無事に融資を成功させて資金不足を解消しましょう。

1.個人事業主が利用できる主な2つのビジネスローン

個人事業主の方が利用できる主なビジネスローンをご紹介します。

①信販会社のビジネスローン

個人事業主の方は信販会社のビジネスローンでお金を借りることができます。

ビジネスローンには信販会社系や地方銀行、大手銀行のものがありますが、審査が柔軟な順番で言うと「信販会社系→地方銀行系→大手銀行系」になります。融資が早いのもこの順番です。

まずは信販会社のビジネスローンを見てみましょう。

信販会社のビジネスローン

信販会社のビジネスローンは融資まで最短即日〜1週間程度と早いですし、申込から融資までネット上で完結できるため手間もかかりません。ほとんどのビジネスローンは担保や保証人も不要です。

しかし、信販会社のビジネスローンは総量規制の対象となるため、基本的には年収の3分の1までしか借りることはできません。例えば年収600万円の方は最高でも200万円が限度額になります。

ただし、次の要件を満たすことで年収の3分の1以上借りることもできます。

  • 資金使途が事業資金であること
  • 確定申告書や事業計画書などの書類提出ができる
  • 年収の3分の1以上を超えても返済能力があると判断された場合

審査が不安な方や急ぎでお金が必要な方は、まずは信販会社のビジネスローンを検討すると良いでしょう。

信販会社のビジネスローンで融資を受ける流れは「ネットから申込→審査→契約→利用開始」になります。

<信販会社のビジネスローンの申込に必要な書類>

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーなど)
  • 確定申告書(直近2年分がない場合は印鑑証明書)
  • 経営状況申告書

②地方銀行や大手銀行のビジネスローン

個人事業主の方は地方銀行や大手銀行のビジネスローンで融資を受けることもできます。

大手銀行に比べ地方銀行の方が審査は柔軟なので、ここでは地方銀行のビジネスローンを中心にお話ししていきます。

まずは主な地方銀行のビジネスローンを見てみましょう。

地方銀行のビジネスローン

地方銀行のビジネスローンは融資実行までは1〜2週間程度かかりますが、信販会社に比べて金利年4.0%〜14.9%と低くなっています。

支払利息を減らしたい方や特に急いでいない方は地方銀行の融資の方がおすすめです。

なお、地方銀行や大手銀行のビジネスローンは銀行法が適応されるため、総量規制の対象にはなりません。審査によって限度額が決定されます。

地方銀行や大手銀行のビジネスローンも支店で担当者と面談があります。

全国にある地方銀行にも個人事業主の方が利用できるビジネスローンがあるので、まずは所在している地方銀行に問い合わせると良いでしょう。

地方銀行のビジネスローンで融資を受ける流れは「ネット申込→支店で面談→審査→契約→融資」の流れになります。

<地方銀行のビジネスローンの申込に必要な書類>

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーなど)
  • 確定申告書(直近2年分がない場合は印鑑証明書)
  • 経営状況申告書
  • 税額決定通知書
  • 所得証明書

2.個人事業主がビジネスローン以外で事業資金を借りる3つの方法

個人事業主の方がビジネスローン以外で事業資金を借りる方法をご紹介します。

方法1 日本政策金融公庫

  • すでに事業をしている個人事業主の方
  • 起業したばかりの個人事業主の方
  • これから開業する方

このような方は日本政策金融公庫の融資を受けることができます。

日本政策金融公庫には多くの融資制度がありますが、主に個人事業主の方が利用できる制度は次の通りです。

  • 普通貸付
  • 新規開業資金
  • 女性、若者、シニア起業家資金
  • 新創業融資制度

日本政策金融公庫の普通貸付

日本政策金融公庫の新創業融資制度

日本政策金融公庫の新規開業資金と女性、若者/シニア起業家支援資金

出典 https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/index.html

日本政策金融公庫の融資は事業計画書の提出や担当者との面談など多くの手続きが必要になるため、実際に融資を受けるまでには1〜2ヶ月程度かかります。

しかし、金利は年1.0%〜2.5%とビジネスローンよりも低金利で事業資金を借りられるのでおすすめです。

担当者との面談のために支店まで行く時間がない方や、申込から融資までネットで完結させたい方はビジネスローンやカードローンを検討すると良いでしょう。

日本政策金融公庫で融資を受ける流れは「ネットか支店窓口から申込→借入申込書の提出→面談→契約→利用開始」になります。

<日本政策金融公庫の融資制度の申込に必要な書類>

  • 借入申込書
  • 直近2期分の確定申告書
  • 納税証明書
  • 事業計画書
  • 最新の試算表
  • 設備資金ならその見積もり書

方法2 カードローン

個人事業主の方はカードローンで事業資金を借りることもできます。銀行カードローンは生活資金にしか利用できませんが、消費者金融なら事業資金での利用も可能です。

個人事業主の方が利用できる主な消費者金融カードローンは次の通りです。

消費者金融融資限度額金利年無利息期間
アコム最大800万円3.0~18.0%30日間
アイフル最大800万円3.0~18.0%30日間
プロミス最大500万円4.5~17.8%30日間
SMBCモビット最大800万円3.0~18.0%なし
ノーローン最大300万円4.9~18.0%7日間

カードローンの金利は信販会社のビジネスローンとほぼ変わりはないですが、即日融資に対応しているので当日中にお金を借りることができます。

ネット上で申込から借入まで完結できるので店頭窓口に行く必要もありません。本当に急ぎでお金が必要な時はカードローンを利用すると良いでしょう。

なお、カードローンの借入までは「ネット申込→審査→契約→借入」の流れになります。

<カードローンの申込に必要な書類>

本人確認書類(運転免許証やマイナンバーなど)

利用限度額が50万円を超える場合や他社の借入額と借入希望額の合計が100万円を超える場合は次のいずれかのコピーも必要です。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書

方法3 不動産担保ローン

不動産を所有している方は不動産担保ローン(ビジネスローン)で融資を受けることができます。主な不動産担保ローンは次の通りです。

個人事業主が借りられる不動産ローン

不動産担保ローンは自宅や店舗などを担保にするため、無担保のビジネスローンに比べて審査は有利になります。限度額も100万円〜10億円と高額融資を受けることも可能です。

  • 大手銀行などで融資を断られた
  • 赤字決算で他の金融機関で断られた
  • 未納税金や税金の差し押さえられて他から融資を受けられない

などの方は不動産担保ローンを利用することをおすすめします。融資実行までは1〜2週間程度です。

不動産担保ローンの融資までの流れは「融資相談→仮審査申込→本申込→審査→契約→融資実行」になります。

<不動産担保ローンの申込に必要な書類>

  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 収入証明書(直近3期分の決算書、確定申告書)
  • 不動産資料
    ・土地や建物の不動産登記簿謄本
    ・固定資産税などの納税証明書

3.個人事業主がビジネスローンを利用する時の3つの豆知識

個人事業主がビジネスローンを利用する時に知っておいた方が良いことをご紹介します。

知識1 在籍確認

ビジネスローンに申込をすると申告した勤務先に本当に働いているかどうかを確認するため、在籍確認の電話があります。(カードローンも同様)

在籍確認の電話は個人名か銀行名でかかってきますが、本人以外にはビジネスローンの申込があったことを話すことはないため、家族の方や雇っているスタッフが電話に出たとしても心配はありません。

なお、在籍確認は本人が電話に出たらそれで完了しますし、本人が不在でも「〇〇は外出しております」のように勤務している確認が取れたら同じく完了します。

知識2 固定電話

勤務先に固定電話がない個人事業主の方の場合、

  • 営業許可証
  • 毎月の請求書
  • 受注書
  • 納税証明書

など、事業をしていることがわかる書類の提出が必要になることがあります。

固定電話ではなく携帯電話の場合、いつでもどこでも電話に出ることができてしまうため、勤務先の在籍確認は取れないからです。

勤務先に固定電話がない方は「事業をしていることがわかる書類」の提出が必要かどうか融資先にあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

知識3 違法業者からの電話やFAX

個人事業をしているとビジネスローンの案内電話やFAXが届くことがありますが、安易に申込はしないようにしましょう。

例えば「限度額3000万円で金利年2.0%前後」「審査なしで即日融資可能」といった甘い文句で誘ってくるビジネスローンは間違いなく違法業者です。

申込をすると借入前に保証金や登録料などといった名目でお金を請求されます。

日本賃金業協会会員番号を名乗っている違法業者も少なくないため、融資を受けたい時はご紹介したような「安全に融資を受けられる金融機関」を利用するようにしましょう。

4.個人事業主が事業資金以外でお金を借りる方法

個人事業主の方が事業資金以外でお金を借りたい場合、カードローンを利用して生活資金を借りるのがおすすめです。

生活資金なら消費者金融だけでなく、低金利の銀行カードローンも利用できます。個人事業主の方が借りられる大手消費者金融と銀行カードローンの金利を比較してみましょう。

カードローン金利年
アコム3.0%~18.0%
プロミス4.5%~17.8%
アイフル3.0%~18.0%
SMBCモビット3.0%~18.0%
三井住友銀行4.0%~14.5%
三菱UFJ銀行1.8%~14.6%
みずほ銀行2.0%~14.0%
イオン銀行3.0%~13.8%

消費者金融に比べ銀行の方が3.5%~4.0%ほど金利が低くなっています。

金利だけ見ると銀行カードローンの方が利息を減らせそうですが、150日(5ヶ月)以内の借入なら消費者金融を選んだ方がお得です。これには30日間の無利息サービスが関係しています。

例として30万円を30日・60日・90日・120日・150日・180日借りた場合の利息を見てみましょう。

30日間無利息は消費者金融の平均である金利年18.0%、無利息期間なしは銀行カードローンの平均である14.5%で計算しています。(計算式「借入金額×金利÷365×借入日数」)

借入日数30日間無利息無利息期間なし
30日0円3,575円
60日4,438円7,150円
90日8,876円10,726円
120日13,315円14,301円
150日17,753円17,876円
180日22,191円21,452円

無利息期間中の利息は1円もかからないため、150日以内の借入なら無利息サービスがある消費者金融の方が支払利息を減らせることがわかります。

180日以上の長期借入を予定している場合は低金利の銀行カードローンを利用しましょう。

なお、無利息期間がある主なカードローンは次の通りです。早く返済できる時はこの中から選んでみてください。

カード金利年無利息期間
アコム3.0%~18.0%初めてなら30日間無利息
アイフル3.0%~18.0%初めてなら30日間無利息
プロミス4.5%~17.8%初めてなら30日間無利息

5.生活資金で借りたい時に利用できるカードローン

生活資金で借りたい時に利用できるカードローンをご紹介します。今すぐにお金が必要な方はこの中から選んでみてください。

レイクALSA

レイクALSAには「借入額5万円まで180日間無利息」「借入全額30日間無利息」の2つの選べる無利息期間があるため、「短期間だけお金を借りたい」「少額の借入をしたい」方に特に選ばれています。

新生銀行カードローンレイク情報

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レイクALSAのメリット・デメリットを徹底解説|即日融資を受ける手順と注意点とは

アコム

アコムは融資スピードが最短1時間と早く、土日祝日に申込をしても当日中に借入できます。30日間の無利息期間もあるので「給料日が来たらすぐに返せる」といった短期間だけお金を借りたい方も多く利用しています。

アコム情報

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アコムのメリット・デメリットを徹底解説|即日融資を受ける手順と注意点とは

アイフル

アイフルは土日祝日含め審査は最短30分で完了し、最短即日利用が可能なため、今すぐ借入したい方や忙しい方、時間がない方に選ばれています。

また、アイフルには「配達時間えらべーる」というサービスがあり、自宅でカードを受け取る場合は指定の時間帯に受け取ることができるため、家族にバレたくない方の利用者も多いです。なお、郵送ではなくアイフルの無人契約でんわBOX「てまいらず」でカードを受け取ることもできます。

アイフル詳細

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6.まとめ

個人事業主の方が融資を受ける場合、融資実行まで1〜2ヶ月はかかりますが、ビジネスローンよりも日本政策金融公庫の方が低金利なのでおすすめです。

あまり時間に余裕がない方は融資実行まで1〜2週間の信販会社や地方銀行のビジネスローンを検討すると良いでしょう。

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