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年収300万円ならいくらまで借りれる?住宅ローンの借入可能額を年収別にまとめました

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「家を買いたいけど、住宅ローンの審査に通るか不安・・・」、「自分の年収だといくらまで借りられる?」など、住宅ローンについて不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

住宅ローンの借入可能額を決める上では、「返済負担率」がポイントになってきます。今回は年収別の借入可能額や、住宅ローン審査の疑問について分かりやすくまとめました。これから住宅ローン選びをする方は、ぜひ参考にしてください。

1.住宅ローンで借りられる金額の目安

年収の何倍までの借入ができるかは、金融機関によっても違います。一般的には税込み年収の5~6倍までが無理の無い範囲と言われています。税込み年収が300万円の方なら1,500万~1,800万程度、年収500万円の方なら2,500万~3,000万円程度が借入額の相場ということになります。

2.返済負担率

家は一生で最も高い買い物とも言われるように、数千万円以上、人によっては数億円という資金が必要です。そのため、なかなか一括購入とはいかず、住宅ローンを利用する方がほとんどでしょう。

しかし、仮に3,000万円の住宅を購入したいと思っても、必ずしも3,000万円全額を借りられるわけではありません。お金を借りるには、借入額に見合った年収や返済能力が必要になってきます。

土地や建物の担保価値、勤務先、勤務形態、収入、他のローンの借入状況などももちろん審査で考慮されるポイントですが、いくらまで借りられるかの目安は「返済負担率」によって決まります

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のことで、基準は金融機関によって違いますが、一般的には25%以下が好ましいとされています。ちなみに、基準が公表されている住宅金融支援機構の住宅ローン【フラット35】では、以下のように設定されています。

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出典:http://www.flat35.com/loan/flat35/outline.html

たとえば年収400万円の場合、400万円の35%である140万円(400万円×35%)が年間返済額の上限となります。これを月単位で割ると、140万円÷12ヵ月=116,666円が毎月の返済額の上限ということになります。

また、各金融機関のホームページには、金利や借入期間に応じて借入可能額を自動で計算してくれるシュミレーションページが用意されていますので、ご自身の借入可能額を知りたい方はそちらを利用してみてください。

【フラット35】借入可能額シミュレーションページ
http://www.flat35.com/simulation/simu_03_2.html

3.年収別借入可能額まとめ

返済負担率を25%以内にする場合、金利や借入期間によっていくらまで借りられるかを、それぞれの年収別にまとめました。

<年収300万円>
返済負担率25%の場合、毎月の返済額は62,500円です。借入 可能額1

<年収400万円>
返済負担率が25%の場合、毎月の返済額は83,333円です。借入 可能額2

<年収500万円>
返済負担率が25%の場合、毎月の返済額は104,166円です。借入 可能額3

<年収600万円>
返済負担率が25%の場合、毎月の返済額は125,000円です。借入 可能額4

<年収700万円>
返済負担率が25%の場合、毎月の返済額は145,833円です。借入 可能額5

<年収800万円>
返済負担率が25%の場合、毎月の返済額は166,666円です。借入 可能額6

4.知っておきたい住宅ローンの審査

住宅ローンの審査においては、雇用形態がかなり重視されます。最も望ましいのはやはり正社員で、契約社員や派遣社員、個人事業主は正社員に比べ審査が厳しくなる傾向にあります。

特に個人事業主は収入が不安定なため、「年収1,000万円の事業主より、年収200万円の公務員」と言われるほど、個人事業主に対する評価は大変厳しいのが現実です。そのため、個人事業主が住宅ローンの審査を通すためには、まずは業績が黒字であることが大前提となるでしょう。

また、ローンの申し込み時には、収入証明書類として納税証明書などが必要となりますが、ほとんどの場合3年分は必要です(フラット35は1年分)。この3年間のうち、収入が上がったり下がったりしていると不安定感が否めませんので、業績は年々右肩上がりになっているのが理想的と言えます。

このように、正社員以外の方が住宅ローンに申し込む際には、他の借入をなくす、頭金を多く貯めるなど、正社員以上に金融機関から信頼を得る努力をする必要があるでしょう。

5.住宅ローンに申し込む時の注意点

住宅ローンに申し込みをする前に注意しておきたい点をまとめました。

注意点1 借金をできるだけ完済する

住宅ローンに申し込む際、他に借入がある場合は当然審査にも影響してきます。たとえば、返済負担率を25%とする場合、年収300万円なら毎月の返済額の上限は62,500円ですが、これは他に借入が無い場合の話です。

仮に車のローンの返済が毎月2万円あるとすると、住宅ローンにまわせる金額は「62,500円-2万円=42,500円」となります。少しでも住宅ローンの借入額を増やしたい場合は、まず今ある借金をできるだけ完済しておくようにしましょう。

注意点2 キャッシング枠をはずす

お持ちのクレジットカードに、キャッシング枠がついている方は要注意です。キャッシング枠はカードに付帯されているだけで借入とみなされるため、普段から利用していない場合は、住宅ローンを申し込む前にキャッシング枠を外しておいたほうが良いでしょう。

注意点3 カードローンの完済を優先する

カードローンはローンの中でも特に金利が高いため、カードローンの契約がある状態で住宅ローンを組むのは実際のところかなり難しいと言えます。金利が高いということは利息もその分多くかかるので、低金利のマイカーローンなどに比べて月々の返済の負担が大きくなります。

住宅ローンの借入額は数千万円と高額のため、金融機関側としてはただでさえ貸し倒れリスクを心配します。その上、毎月カードローンの返済もあるとなれば、「この人は本当に返済できるのだろうか?」と不安視されてしまうのは当然です。現在銀行や消費者金融のカードローンを利用している方は、まずはカードローンの完済を優先させるようにしましょう。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「カードローンを早く完済する基本ステップと完済後の注意点」

 

注意点4 無理なく返せる金額から借入可能額を決める

フラット35のように、金融機関によっては返済負担率を30%~35%以内としているところもありますが、借りられるだけ借りるというのは決してお勧めできません。住宅ローンの返済は20年や30年とかなり長期に渡るため、借入額が多ければ金利だけでも数百万円になってしまいます。

仮に今現在、月々10万円返済できる余裕があったとしても、10年後20年後に同じ状態であるとは限りません。子供が大きくなれば教育費も増えますし、住宅ローンの完済を待たずにリフォームが必要になる可能性も考えられます。

返済負担率ギリギリでローンを組むのではなく、将来を見据えて金銭面の余力を残しておくことが非常に重要です。一般的には返済率25%以下が理想とされていますが、できることなら20%以下にしておいたほうが安心でしょう。

9.まとめ

住宅ローンの審査は他のローン以上に厳しく行われますので、申し込む前に少しでも審査に通りやすい状況にしておくことが大切です。今回は年収別の借入可能額についてご紹介しましたが、これはあくまで目安であり、他のローンの借入状況や勤続年数などによっても変わってきます。

自分はいくらまで借りられるか知りたい場合は、金融機関のローン相談窓口に出向き、借入可能額を個別にシミュレーションしてもらうと良いでしょう。

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