100万円借りるには年収300万円以上必要?!消費者金融の借入限度額の仕組み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
借入 限度額0

大手消費者金融の借入限度額は500万円や800万円と高額ですが、実際のところ、ここまで大きい金額を借りている方はほとんどいないでしょう。

借入限度額を決める基準は申込者の年収や他社からの借入額などが大きく関係してきますが、消費者金融の場合は総量規制がこれに加わってきます。

この記事では、消費者金融の借入限度額がどのように決められているのか、総量規制の仕組みや限度額を増やす方法などについてご紹介していきます。

1.総量規制の対象となる借入

まずは借入限度額の仕組みについて見ていきましょう。

①消費者金融の借入

プロミスやアコム、アイフルなど消費者金融からの借入は、賃金業法により総量規制の対象となります。総量規制とは、申込者の年収の3分の1を超える借入を原則禁止とするもので、主に消費者金融や信販会社などの賃金業者からの借入に対して適用されます。

たとえば年収が300万円の人なら100万円までしか借りることができないことになり、実際の借入限度額は、総量規制の範囲内で個別に設定されることになります。

専業主婦は消費者金融からの借入不可

  • 消費者金融から借入ができるのは、自分自身に安定した収入がある方のみです。
  • 専業主婦は原則消費者金融からの借入ができません。
  • 賃金業法では、配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付(配偶者貸付)が認められていますが、配偶者貸付には婚姻関係を証明する書類が必要など、手続き面で手間がかかるため、配偶者貸付に対応している消費者金融はほとんどありません。
  • 専業主婦の借入先は銀行カードローンを選びましょう。

②クレジットカードのキャッシング枠

一見見落としがちですが、クレジットカードのキャッシング枠なども、総量規制の対象です。キャッシング枠についてはたとえ利用していなくても、枠があるだけで借入とみなされるので、仮にキャッシング枠が20万円なら、20万円の借入があると判断されます。

また、総量規制の対象となるのはあくまでキャッシング枠のみなので、ショッピング枠についてはここに含まれません。消費者金融に申し込む際や増額申込をする際は、カードのキャッシング枠も考慮し、借入額の合計が年収の3分の1以内かどうかを確認しておきましょう。

2.総量規制の対象外となる借入

マイカーローンや住宅ローンなどで、既に年収の3分の1以上の金額を借りているという方も中にはいると思います。このように総量規制の対象外となる借入も中にはあるので、どういった場合に対象外になるのか覚えておきましょう。

総量規制には、「除外」または「例外」となる貸し付けがあります。除外はそもそも総量規制の対象とならない貸付、例外は対象とはなるものの、例外的に返済能力があると判断した上で、3分の1を超える貸し付けが認められるというものです。

借入 限度額1

借入 限度額2

銀行からの借入

同じ金融機関でも、銀行は銀行法という法律に則って業務を営んでいるため、総量規制の対象にはなりません。

銀行からの借入であれば、専業主婦でも本人名義で契約をすることができます。もちろん、銀行が取り扱う全てのローンを利用できるわけではありませんが、近年人気が高いカードローンについては、専業主婦でも申込が可能です。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「旦那さんに絶対バレずにお金を借りる方法|専業主婦におすすめのカードローン」

また、年収の3分の1までという基準も無いため、総量規制により消費者金融からの借入が難しい方でも、銀行カードローンであれば追加融資を受けられる可能性があります。

詳しくは次のページを参考にしてみてください。

「お金のプロが銀行カードローンを徹底ガイド!注意点と賢い選び方」

 

3.総量規制の判断基準

借入審査の際、金融機関側は個人信用情報を確認し、申込者の借入額が年収の3分の1以下であるかどうかを判断しています。個人信用情報とは、個人のローンやキャッシング枠の利用状況のことで、信用情報はそれぞれの信用情報機関に登録されています。

現在日本にはJICC(株式会社 日本信用情報機構)、CIC(株式会社シー・アイ・シー)、全国銀行個人信用情報センターの3つの信用情報機関が存在し、消費者金融や銀行、信販会社などは全てこのいずれかに加盟しています。

会員である金融機関は、ここに登録された信用情報を確認し、申込者の他社からの借入額や返済状況などを調べることで、総量規制の基準を超えていないかどうかを確認することができます。

4.借入限度額の決まり方

限度額を決める基準は年収だけではありません。総量規制の観点からいえば、年収の3分の1までの借入が認められているものの、申込者の返済能力や属性なども考慮した上で個別に限度額が設定されます。

そのため、仮に年収が300万円以上あったとしても、最初から100万円の限度額となることは稀で、初回の限度額については50万円以内になるケースがほとんどです。特にこれまで借入をしたことの無い方は返済実績が無いため、金融機関はまず少額を融資し、きちんと返済をしてくれる人なのかを確かめようとします。

その後問題なく返済をしていれば、半年から1年ほどで金融機関側から限度額増額の案内が来るケースが多いです。このように、限度額については最初から高額を与えられるわけではなく、その後の利用実績によって少しずつ増額されていくものと覚えておきましょう。

5.借入限度額を増額する方法

初回の限度額が思っていたよりも少なかった場合、利用していく中で限度額をもっと増やしたいと感じることもあると思います。限度額を増やすには2つの方法があります。

方法1 増額案内を待つ

まず一つ目が、消費者金融から限度額増額の案内が来るのを待つ方法です。毎月延滞せずにきちんと返済をしていれば、半年から1年のあいだに増額案内が届くことが多いです。

増額には審査があるため、案内が来たからといって必ずしも審査に通るわけではありませんが、消費者金融側から案内があった場合、増額のための条件はある程度満たしていることになるため、その後の増額審査にも比較的通りやすいと言えます。

申し込み時よりも年収が下がった、他社からの借入が増えたなどのマイナス要素が無い限り、審査に通る可能性は高いと考えて良いでしょう。

方法2 増額申込をする

もう一つは自分で増額の申込をする方法です。増額申込は契約後であれば自分の好きなタイミングでできますが、あまりに契約期間が短いと、十分な返済実績を積み上げることができませんので、少なくとも契約から半年後以降に申し込むことをお勧めします。

また、増額を希望するなら延滞は絶対にしてはいけません。増額をしたいローンの返済はもちろん、クレジットカードや他の支払いについても同様です。現時点で延滞があると返済能力が無いと判断され、増額どころか逆に減額をされてしまうケースもあるので要注意です。

6.まとめ

消費者金融側も融資をすればその分利息での収入を得ることができるため、きちんと返済をしてくれる人にはどんどん融資をしたいと考えます。限度額を増やすにはとにかく返済実績を積み上げ、返済能力に余裕があることをアピールすることが重要です。

しかし、消費者金融の場合は総量規制の観点から年収の3分の1を超える借入はできないので、その点についてはあらかじめ認識しておきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket