個人が銀行から融資を受ける方法|フリーローンとカードローン8つの違い

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銀行ローンの中には資金の使い道が自由な「フリーローン」と「カードローン」がありますが、この2つのローンは一体何が違うのか疑問に感じたことはないでしょうか。

銀行のフリーローンは低金利で融資を受けられる個人向けローンです。投資資金や事業資金としての借入はできませんが、その他であれば比較的幅広いシーンに活用することができます。

カードローンも同じく無担保で借りることができて資金使途も自由ですが、どちらかというとフリーローンよりカードローンのほうが自由度が高いローンとなっています。

この記事では銀行のフリーローンとカードローンの違いや、状況に合わせた賢い選び方をご紹介していきます。

1.フリーローンとカードローン8つの違い

「フリーローンとカードローンの違いがよく分からない…」「どちらも似たようなものじゃないの?」と思っている方は多いですが、大きな違いとして次の8つが挙げられます。

サービスフリーローンカードローン
①借入方法一度に全額を借入繰り返し借入可能
②金利低め高め
③利用限度額低め高め
④審査時間遅い早い
⑤返済日毎月決まった日に
返済する
前回の返済日により
変わる場合あり
⑥返済金額毎月同じ額を返済借入残高によって
毎月変わる
⑦繰上返済有料の場合あり基本的に無料
⑧年収制限ありなし

1つずつ細かく見ていきましょう。

違い1 借入方法

カードローンは一度契約すれば限度額の範囲内で繰り返し借入が可能です。フリーローンの場合は証書貸付という方法を取るため、住宅ローンのように一度に全額を借り入れる方法となります。

違い2 金利

一般的にカードローンよりもフリーローンのほうが低金利です。大手銀行のフリーローンとカードローン金利を見てみましょう。

たとえば三井住友銀行はカードローンが金利年4.0%~14.5%なのに対し、フリーローン(無担保型)は金利年5.975%となっています。

銀行フリーローン金利カードローン金利
三井住友年5.975%年4.0%~14.5%
三菱東京UFJ年5.475%年1.8%~14.6%
みずほ年5.875%〜
6.650%
年2.0%~14.0%
住信SBI年3.975%〜
4.975%
年0.99%~14.79%
りそな年6.5%〜14.0%年3.5%~12.475%
イオン年3.8%〜13.5%年3.8%~13.8%

*三井住友銀行とみずほ銀行のフリーローンは無担保型の金利

違い3 利用限度額

カードローンの利用限度額は最高500〜1,200万円、フリーローンの利用限度額は最高300〜1,000万円とカードローンの方が高くなっています。

銀行フリーローンカードローン
三井住友10〜300万円10〜800万円
三菱東京UFJ50〜300万円10〜500万円
みずほ10〜300万円10〜800万円
住信SBI10〜1,000万円10〜1,200万円
りそな10〜1,000万円10〜800万円
イオン30〜700万円10〜800万円

*三井住友銀行とみずほ銀行のフリーローンは無担保型の利用限度額

なお、銀行によっては担保有と担保無しの2種類のフリーローンがあり、担保有なら数千万円以上の高額融資を受けることも可能です。

違い4 審査時間

カードローンなら銀行によって即日融資ができる場合もありますが、フリーローンは審査に平均3日~1週間ほどかかるのが一般的です。

違い5 返済金額

カードローンは借入残高によって毎月返済金額が変わりますが、フリーローンは毎月同じ金額を返済していきます。

違い6 返済日

カードローンの中には返済日が前回の返済タイミングによって毎月変わるものもありますが、フリーローンは毎月決まった日に返済していきます。

違い7 繰り上げ返済手数料

カードローンはATMからいつでも繰り上げ返済が可能で、手数料も基本的に無料です。フリーローンも繰り上げ返済可能ですが、毎回手数料がかかるフリーローンもあります。

代表的なフリーローンの繰り上げ返済手数料は次の通りです。三井住友銀行のフリーローンは1回5,400円の手数料がかかります。

フリーローン繰り上げ返済手数料
三井住友銀行
フリーローン(無担保型)
1回5,400円
三菱東京UFJ銀行
ネットDE多目的ローン
無料
みずほ銀行
多目的ローン(無担保型)
無料
住信SBIネット銀行
Mr.多目的ローン
無料
りそな銀行
プライベートローンJ
無料
イオン銀行
フリーローン
無料

また、フリーローンの中には繰り上げ返済をする際、銀行窓口での手続きが必要になるフリーローンもあります。カードローンの場合は窓口に行って手続きをする必要はないので特に手間もかかりません。

違い8 年収制限

カードローンの申込条件は一般的に「20歳以上〇歳未満で安定継続した収入のある方」となっており、年収や雇用形態などの条件は特に設けられていません。

フリーローンは「正社員で年収200万円以上」などより具体的な制限が設けられていることが多いです。

2.フリーローン3つのメリット

フリーローンのメリットをまとめてみました。

メリット1 返済計画が立てやすい

フリーローンは一度借りたら後は返すだけなので、借入残高が変動するカードローンよりも返済計画が立てやすくなります。

カードローンのように借りては返してを繰り返すことがないので、借り過ぎ防止にもつながります。

メリット2 資金使途が自由

フリーローンは事業資金や投資資金以外であれば基本的に資金使途は自由なので、結婚式や旅行の費用、家具の購入など幅広いシーンで利用できます。

ただし、契約書や見積書の提出が必要な場合もあるので、事前に詳しい条件を確認しておきましょう。

メリット3 金利が低い

ほとんどのフリーローンは金利年10.0%未満となっているため、カードローンよりもお得に利用できます。

特に限度額が50万円以内と比較的少額の利用を希望する場合、金利年10.0%未満で利用できるカードローンはほとんどないのでフリーローンの方が利息をおさえることができます。

3.フリーローン3つのデメリット

フリーローンのデメリットも見ていきましょう。

デメリット1 審査に時間がかかる

フリーローンの平均審査期間は3日~1週間となっているため、今日中に借りたい場合には向きません。

なかには即日審査が可能なフリーローンもありますが、あくまで当日中に審査が終わるだけで実際に借入ができるのは翌日以降です。急ぎの場合はカードローンをおすすめします。

デメリット2 審査が厳しい

フリーローンは金利が低く借入額も高額になるケースが多いため、その分審査も厳しくなります。

フリーローンの審査には仮審査と本審査があるのが一般的ですが、仮審査でも比較的厳しく行われることが多いようです。

できるだけ確実に借りたい方は、フリーローンよりも審査が柔軟な消費者金融カードローンを選んだ方が良いでしょう。

デメリット3 使い道が決まっている場合にしか申し込めない

銀行によってはフリーローンの申込にあたり、資金の使い道を確認できる書類の提出を求められることがあります。簡単に言えば「明確な使い道が決まっていないと申込できない」ということです。

契約後にはその代金を支払ったことを確認できる領収書を提出しなければならないケースもあるため、特に何かを購入するわけではなく生活費に使いたいような場合はカードローンを利用するようにしましょう。

4.フリーローンがおすすめな人

フリーローンとカードローンではそれぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にどちらが良いとは言い切れません。しかし、資金の使い道や使うタイミングなどによってどちらを選ぶべきかは決まってきます。

①高額融資を希望している

カードローンの場合、初回から数百万円の限度額となることはあまりないため、高額融資を希望ならフリーローンを選んだほうが良いです。担保を設定して借りるタイプのフリーローンなら、数千万や億単位の融資を受けられる場合もあります。

②計画的に利用したい

フリーローンは一度借りたら返していくだけです。計画的な利用を心掛けたい方や使い過ぎが心配な方はフリーローンがおすすめです。

③できるだけ低金利で借入をしたい

上限金利はカードローンよりもフリーローンのほうが低いので、フリーローンで借りたほうが利息は少なく済むケースが多いです。

希望限度額が高額な場合はどちらを選んでもさほど金利が変わらないことがあるので、希望限度額で借りた時の金利を一度カードローンとフリーローンで比較することをおすすめします。

5.カードローンがおすすめな人

続いてカードローンがおすすめな人をご紹介します。

①明確な使い道が決まっていない

生活費やいざという時のための保険としてなど、特定の使い道や金額が決まっていない場合は、自由度の高いカードローンのほうが向いています。

実際のカードローンアンケート調査では、どの年代も生活費としての利用が最も多くなっています。

年代生活費趣味遊興費旅行費教育費
20代33.3%19.6%6.2%6.0%2.2%
30代30.5%12.2%6.0%6.5%1.7%
40代26.4%11.7%6.2%4.4%3.0%
50代22.1%12.3%6.0%6.8%3.5%
60代14.3%12.3%4.7%10.5%0.8%

出典 野村総合研究所「カードローンアンケート調査分析結果」

②何回かに分けて借入をしたい

資金が必要となるタイミングが不定期の場合、フリーローンだとその都度審査を受けなければならないので、自分の好きなタイミングで借入ができるカードローンのほうが使いやすいです。

③限度額の範囲内で繰り返し借りたい

カードローンなら借入限度額の範囲内で繰り返し借入ができます。返済によって空いた分の利用枠も審査なしで自由に使うことが可能です。

金銭的に余裕が無い状態がしばらく続きそうな場合は、いざという時のためにカードローンを契約しておくと安心です。

6.五つ星銀行カードローンランキング

みんなに選ばれている五つ星の銀行カードローンをご紹介します。カードローンの方がぴったりだった方はこの中から選んで申込をしてみてください。

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンはコンビニATMなど多くの提携ATM手数料が無料なので銀行カードローンの中でも利便性が非常に高いです。普通預金口座を持っていれば審査通過後すぐに手元のキャッシュカードで利用できます。

三井住友銀行カードローン詳細

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みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは最大800万円借入できるので「まとまったお金を中長期で借りたい方」に特に選ばれています。みずほ銀行の口座を持っていればキャッシュカードですぐ利用できるのも選ばれているポイントです。

みずほ銀行カードローン詳細

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新生銀行カードローン レイク

新生銀行カードローン レイクには30日間無利息、もしくは5万円まで180日間無利息の2つの選べる無利息期間があるので「お金を短期間借りたい方」「少額の借入をしたい方」に特に選ばれています。

新生銀行カードローンレイク情報

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7.まとめ

銀行のカードローンとフリーローンでは、カードローンの方が色々な意味で自由度は高いです。

融資希望額が高額だとカードローンでは足りない場合もあるとは思いますが、それ以外のケースではカードローンの方が何かと使い勝手は良いでしょう。

ただし、カードローンは繰り返し借入ができるため、返済管理が何よりも重要です。「利息の支払いばかりで借入残高が全く減らない…」という事態にならないよう、できるだけ早めに完済できるようにしていきましょう。

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