借り換えなら銀行カードローンが決め手!金利と利息を減らして返済期間を短縮する手順

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
借り換えを検討している男性

複数のカードローンから借入をしている場合、月に数回の返済日を考えるだけで憂うつになってしまいがちです。毎月一度の返済ですら返し続けていくことは大変です。

それをカードローン会社ごとに異なるスケジュールで返し続けていれば返済日がごちゃまぜになったり、その日のうちに返せなくて利息がかさんだりとさまざまなデメリットが生まれます。

「もっと返済を楽にできないだろうか」利用しているカードローン会社の数が多いほど、そう悩んでしまうのは無理もありません。

そんなときおすすめなのが借り換えを目的としたカードローンの一本化です。支払いが分散している借入先をまとめて借り換えることで、そのまま返し続けるよりも大きなメリットが手に入れることができます。

カードローンを借り換えして、そのメリットを引き出すには、どのようなポイントから選べばよいのでしょう。上手な選び方とその注意点を考えていきます。

1.借り換えのときの銀行カードローンの選び方

カードローンをまとめて借り換えたいなら、少しでも有利な借入先を見つけることが大切です。コストパフォーマンスを意識した賢いカードローン選びのポイントをまとめてみます。

①金利が下がる

カードローンを借り換える場合、金利が下がるかどうかが大きな決め手となります。たとえ年0.1%であっても、返済期間が数ヶ月、数年と長くなれば、金利から計算される利息は、将来大きな差となって現れるからです。

そもそもカードローンは、「元本」「金利による利息」「返済期間」の3つの組み合わせによってトータルの返済総額が決まります。たとえ元本が少なくても金利が高く、返済期間が長ければイメージ以上に返済総額がふくらんでしまいます。

反対に、すでに利用しているカードローンであっても元本は減らせないかもしれませんが、金利が下がれば返済期間の短縮につながって、最終的に返済する金額を少なくできるのです。

ただし、借り換えを希望するとき、金利の低さだけに飛びついてしまうと、かえって損をする場合があります。

複数のカードローンを利用中なら、契約の際に設定された金利にはそれぞれ違いがあるはずです。仮にA社年18.0%、B社年17.5%、C社年16.0%なら、3社の平均金利は約年17.1%です。

借り換え先に考えている新たな金利が年17.4%だとすると、A社とB社の金利よりは低くても結果としてより高い金利を支払わなければならなくなるのです。

この説明はあくまで金利の重要性をわかりやすくするためのイメージなので実際のケースとは異なります。しかし、わずかな金利から利息や返済総額に大きな影響を与えるかもしれないことはおわかりいただけるのではないでしょうか。

それほど、借り換えをして金利を下げるというのはメリットが大きい一方、慎重かつ丁寧な計算をして行わなければならないということです。

②利息が減る

借り換えをすると、毎月の返済で支払う利息が減るため、目に見えて効果を実感できます。

たとえば元本10万円、金利年18.0%、月額返済額1万円とすると、初月は元本分8500円と利息1,500円が返済の内訳です。これを金利年16.0%で借り換えられれば、元本分8,667円で利息分は1,333円まで抑えられます。

支払利息総額は金利年18.0%の場合9,158円掛かるのに対し、金利16.0%なら8,044円で済みます。金利を意識して借り換えするだけで、10万円の借入であっても利息の部分で1,000円以上お得になります。

金利と利息のはお互いがシーソーバランスのように影響し合っているのだと念頭に置いて、借り換えを考えましょう。

③支払総額が減る

借り換えによって金利が下がれば利息が減ります。結果的に完済時、支払総額をセーブできます。「②利息が減る」で例に出した元本10万円のケースで考えましょう。

支払総額は元本に利息を足した金額ですので、金利年18.0%なら109,158円、借り換え後の金利年16.0%になると108,044円にまで抑えられます。

数字を見るだけでも「金利」「利息」「支払総額」が密接に関係していることがおわかりいただけると思います。

④返済期間が短縮できる

金利が下がることで利息の支払いが減り、元本への返済が早まれば返済期間そのものを短縮することが可能です。金利の低いカードローンへ借り換えできても、返済期間を考えずに長々と返し続けるままでは利息がかさんでしまう一方だからです。

注意しなければならないのは、月々の返済金額が以前より少なくなるケースです。借り換えで元本や利息の返済ペースが早くなっても、それ以上に毎月の返済額が減ってしまえば返済期間が延び、最終の支払総額がかえって増える場合があります。

それまで元本10万円、金利年18.0%、毎月2万円返済していた人がいるとします。借り換えによって金利が年16.0%に下がると同時に毎月の返済額が1万円になったとしましょう。

すると、以前なら6回払いで完済できていたものが、11回にまで伸びてしまいます。利息の節約はとても大切なのですが、返済期間の伸び縮みには十分気をつけましょう。

2.銀行カードローンで借り換えするときの注意点

借り換えをすれば利息や月々の返済金額が減らせるメリットがある一方、前もって知っておくべきことがいくつかあります。手続きが終わってから後悔しないために、借り換えで気をつけたい4つのポイントをご紹介します。

注意点1 審査

実現すれば大きな恩恵が受けられるカードローンの借り換え。しかし、すでに多くの借入をしている人が改めて融資の審査を受けることになるため、これまでの融資状況が厳しく問われます。

まず審査で重要なのは返済の延滞があるかどうかです。2〜3ヶ月以上の返済の遅れがあればカードローン会社はその事実を個人信用情報機関に登録します。

いわゆるブラックリストに載った状態になるため、カードローン会社側は信用してお金を貸すのが難しくなります。

次に返済能力の審査が厳しくなります。収入状況や現在の借入状況から、借り換え後に最後まで返済が可能かどうかを判断されます。

反対に、これまでカードローンの審査がスムーズに通っていたり、同時に何社かを申し込んで落ちた状態、いわゆる「申込ブラック」でなければ、返済能力や個人信用情報に問題がないと考えられます。

これなら借り換えをして完済していける目処が立ちやすいので、まとまった金額となる借り換えの審査にも通る可能性が出てきます。

借り換えをして得られるメリットはとても大きいものです。収入状況や返済履歴、ブラックリストに少しでも自信があるなら、ぜひ借り換えの申込にチャレンジしてみてください。

注意点2 繰り上げ返済

借り換えをして完済を目指したい人の中に、繰り上げ返済を考えていることが多いようです。繰り上げ返済は元本と利息が減らせるので、返済期間を一層短縮しやすい方法といえます。

ただ、カードローン会社ごとに繰り上げ返済のイメージが多少異なります。

繰り上げ返済は毎月の返済日とは別に突発的な返済となるため、カードローン会社によってコスト面から繰り上げ返済手数料が発生したり、利用するATMによって手数料が発生したりします。

こまめに繰り上げ返済を考えている場合、かえって手数料分が割高となり損をするケースもあり得ます。一方で、カードローンの中には繰り上げ返済やATMの利用をしても手数料が掛からない会社が多くあります。

「繰り上げ返済すれば早く完済できる」のは確かです。しかし、ケースバイケースで思わぬコストが掛かってしまうことを覚えておきましょう。

気軽に繰り上げ返済できたりATMから返済できたりなど、余分な費用が不要なカードローンを選ぶことが重要です。

注意点3 金利

金利は借入をする金額によって変わります。みずほ銀行カードローンの金利を例に挙げると年2.0%〜14.0%になっています。ここで注目したいのは約年12%の開きがあることです。

適用される金利は借入額が多いほど低く、少ないほど高くなります。みずほ銀行であれば10〜800万円が融資限度額です。最高800万円なら2.0%と低い金利で、10万円なら14.0%と高い金利での条件で契約を結びます。

数社分をまとめて借入したい金額がもし合計800万円とします。その場合、年2.0%の金利適用となるので借り換えをすればメリットが得られます。

一方、最高金利の年14.0%が適用される数十万円の借り換えなら、そのまま返し続けたほうが余計な利息を新たに払う必要がないというわけです。

こうした借入額と金利との関係は、WEB上のローンシミュレーションを使えば簡単に計算できます。「借り換えをしたらすべてハッピーと思い込まず、必ずそのまま返済する場合と借り換えをする場合の金利をもとに返済プランを立てましょう。

注意点4 返済期間

借り換えをして金利が高くなる場合は返済回数が増えて完済までの期間が延びる可能性があります。

同じように、月々の返済金額が以前より少なく設定された場合もその分利息がふくらむので、借り換えで目論んでいた利息の節約ができないどころか、かえって必要ないはずの利息が上乗せされることになりかねません。

金利と返済金額がどう影響し合うかを知るには、WEBのローンシミュレーションを利用してみましょう。返済回数や返済期間が一発で表示される便利な機能があります。

金利だけにとらわれることなく、あわせて返済期間にも着目して借り換えを検討してみてください。

3.銀行カードローン借り換えの流れ

カードローンを借り換える流れは、一般的なカードローンの申込とほぼ同じです。

流れ1 借り換え先の銀行カードローンを選ぶ

まず、借り換え先のカードローンを選びます。金利や利息、返済期間が現在借りているより有利になれるか、しっかり情報を検討してください。

流れ2 カードローンに申し込む

次に新しい借入先のカードローンへ申込をします。申込に当たっては運転免許証などの本人確認書類が必須です。借り換える金額によって給与明細書や所得証明書など、収入証明書の提出が必要な場合があります。

流れ3 審査結果を待つ

借り換えの申込を受け付けたカードローン会社はそのまま申込内容を元に審査を実施します。個人信用情報機関に照会して、他社からの融資状況や延滞がないか事故履歴のチェックは特に厳しく精査されます。

融資担当者はさまざまな情報を総合的に検討し、最終的な融資判断を行います。

流れ4 契約手続きをする

審査に通り契約可能の連絡を受けたらそのまま契約手続きに入ります。紙の書類を直接やりとりする方法のほか、最近はペーパーレス化が進んでいてWEBで完結できるカードローン会社が増えています。

面倒な書類のやりとりなくそのままカードを郵送してもらったり、自動契約機でカード発行を受けったりすることが可能です。

流れ5 現在利用しているカードローンの返済と解約をする

返済は借り換え先から借入したお金で、現在利用しているカードローンの返済を行います。

当然ですが、返済に充てないまま借り換え先の資金を使ってしまうと、現在利用中のカードローンも借り換え先のものも返済がやって来ます。必ず他社へ返済を済ませて以前のカードローンを解約することが重要です。

ちなみに、これまで利用していたカードローンにおいて、過払い金の返還請求ができるケースがあります。利息制限法以上の金利によって返済をしていた場合、払いすぎた利息を取り戻せるチャンスが生まれるのです。

解約時に改めて金利をチェックしておきましょう。

4.まとめ

カードローンを借り換えすることで金利が下がり、利息が減り、返済期間が短縮できるといった大きなメリットが得られます。

いくつもの返済先があって金利や返済日がバラバラなら、借り換えをすると利息が少なくて済み、最終的に支払う返済金額を抑えることにつながります。それまでよりずっと返済がラクになっていきます。

ただし、すべてのケースで借り換えがおすすめできるわけではありません。借り換えをするとかえって金利が上がって利息がふくらんだり、返済期間が延びる場合があるからです。

WEB上にあるローンのシミュレーションを上手に利用して、損することなくお得な借り換えになるように、返済プランを比較しながら借り換え先を検討してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket